哲学の道(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)桜名所
哲学の道
哲学の道(アクセス・電車・見どころ・拝観料金・・・)情報を紹介しています。哲学の道アクセスでは北側からは銀閣寺、南側からは南禅寺が目印になります。哲学の道は京都駅から見ると北東方向にあり、比較的近い哲学の道の南端でも直線距離で4.5キロほどあり、バス・地下鉄・電車などの公共交通機関による交通の便はよいとはいえません。(哲学の道アクセス下記参照)
【哲学の道 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市左京区・北側(銀閣寺付近)
哲学の道アクセス(バス・地下鉄・私鉄・・・)
【市バス アクセス】
最寄りバス停・・・銀閣寺前(徒歩約2分)、銀閣寺道(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から哲学の道は5系統(A1乗り場)道、17系統(A2乗り場)道、100系統(D1乗り場)前・道
*四条河原町からは5系統道、17系統道、32系統前、203系統道
*四条烏丸からは5系統道、32系統前・道、203系統道
*河原町丸太町からは17系統道、204系統道
路線・時刻表・運賃チェック
【京都バス アクセス】
最寄りバス停・・・銀閣寺道(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から哲学の道は18系統(C3乗り場)、51系統(C6乗り場)
【電車 アクセス】
*京阪電鉄鴨東線の場合、最寄り駅は出町柳駅(徒歩約30分)
【タクシー アクセス】
*京都駅からの場合、渋滞などがなければ25分ほどで到着します。ちなみに距離は約7キロです。
*地下鉄烏丸線・今出川駅からの場合、渋滞などがなければ8分ほどで到着します。
【自動車 アクセス】
*桜の時期には混雑が予想され、おすすめできません。バス・電車・タクシーなどの公共交通機関がおすすめです。
【徒歩 アクセス】
*出町柳駅から哲学の道までは個人差があるが、30分弱で到着することができます。ただ哲学の道は北側から南側まで約1.8キロあることを忘れないようにしましょう。なお北側からは今出川駅もあるが、かなり距離があります。
【南側アクセス】
*南側からの哲学の道アクセスでは南禅寺へのアクセスを参考にして下さい。なお京都駅から地下鉄烏丸線で烏丸御池駅に向かい、烏丸御池で地下鉄東西線に乗り換えて蹴上駅で降り、南側から哲学の道にアクセスする方法があります。蹴上駅周辺には桜の名所である蹴上インクライン・岡崎疏水があります。岡崎疏水では十石舟めぐりや桜回廊ライトアップが行われています。
南禅寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【拝観時間・時間(要確認)】
自由
【拝観料金・料金(要確認)】
無料
【哲学の道 歴史・簡単概要】
哲学の道(てつがくのみち)は琵琶湖疏水分線(びわこそすいぶんせん)沿いで、銀閣寺道交差点付近にある北端の浄土寺橋(じょうどばし)と若王子神社付近にある南端の若王子橋(にゃくおうじばし)を結ぶ長さ約1.8キロの小道です。琵琶湖疏水は京都府知事・北垣国道(きたがきくにみち)が京都近代化政策の一環として計画し、1890年(明治23年)に琵琶湖疏水分線が完成し、その管理用道路が哲学の道の起源です。明治時代に哲学の道周辺には文人が多く住んでいたことから「文人の道」とも言われるようになり、その後哲学者・西田幾多郎(にしだきたろう)や田辺元(たなべはじめ)らが散策するようになってからは「哲学の小径」・「散策の道」・「思索の道」・「疏水の小径」などとも言われるようになりました。1921年(大正10年)に日本画家・橋本関雪(はしもとかんせつ)と妻・よねが300本の染井吉野の苗木を寄贈し、浄土寺橋付近から洗心橋(せんしんばし)付近に植樹されたそうです。その後1932年(昭和7年)にも橋本関雪と妻・よねは再び150本の染井吉野を寄贈しました。橋本関雪とよねは哲学の道北端近くの京都市左京区銀閣寺前に住居を構え、京都に対する恩返しの為に桜を寄贈しました。桜の寄贈・植樹はよねが発案したと言われています。1972年(昭和47年)から琵琶湖疏水分線の保存運動が始まり、「哲学の道」と言われるようになり、1972年(昭和47年)には砂利道の散策路として整備されました。なお染井吉野は長寿の品種ではなく、橋本関雪とよねが寄贈した桜は寿命が尽きたり、老化が進み、桜守と言われる佐野藤右衛門(さのとうえもん)らが桜の植え替えを行いました。ちなみに橋本関雪とよねが寄贈した桜は後世に残す為、接ぎ木でクローン苗木を増やす作業も行っているそうです。
哲学の道は京都市内で唯一「日本の道100選」に選ばれています。
*参考・・・哲学の道(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【哲学の道 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
哲学の道の見どころは関雪桜(かんせつざくら)と言われる桜並木です。桜の名称は苗木を寄贈した橋本関雪と妻・よねに由来しています。
【哲学の道 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●桜の見ごろは例年4月上旬頃です。染井吉野・山桜・大島桜・里桜など約430本の桜の木が植えられ、桜と「日本の道100選」に選ばれた小道・琵琶湖疏水分線との光景が美しいと言われています。
*京都には多くの桜名所があり、その桜見ごろを下記リンクから確認できます。
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)
●アジサイの見ごろは例年6月中旬頃から7月上旬頃です。銀閣寺荘・大豊神社周辺など各所にガクアジサイなどのアジサイが植えられ、紫・青・ピンク色などの花を咲かせます。
●紅葉の見ごろは例年11月中旬頃です。琵琶湖疏水分線沿いの約1.8キロにイロハモミジ・桜などが植えられ、「日本の道100選」に選ばれた散策路を散策しながら紅葉を楽しむことができます。
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2025(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【連絡先(現在確認中)】
電話番号・・・+81-75-761-1944(哲学の道保勝会)*電話は控えて下さい。迷惑になります。
【備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
哲学の道アクセスでは北側から南側に向かうのがいいかもしれません。南側には桜の名所も多く、祇園や河原町などの繁華街も近くにあります。
【おすすめ散策ルート】
哲学の道からのおすすめ散策ルートは南に進み、永観堂(禅林寺)を経由し、南禅寺に向かうルートです。30分ほど散策すれば、2時間ドラマでお馴染みの南禅寺に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なおルートの周辺には法然院・浄土寺・安楽寺・霊鑑寺・若王子神社などがあり、それらを散策しながら南禅寺に向かうのもいいかもしれません。