東寺稲荷還幸祭(例年5月3日)
東寺稲荷還幸祭
東寺稲荷還幸祭(日程・時間・・・)を紹介しています。稲荷還幸祭は例年5月3日に行われています。稲荷還幸祭では伏見稲荷大社の5基の神輿(田中社・上社・下社・中社・四之大神)が東寺の東にある御旅所から伏見稲荷大社に戻る稲荷祭還幸祭の際に慶賀門に立ち寄り、僧侶による神饌の献供(神供)が行われます。(詳細下記参照)
【東寺稲荷還幸祭 日程時間(要確認)】
東寺稲荷還幸祭は例年5月3日14:00から行われます。
【東寺稲荷還幸祭 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市南区九条町1
最寄り駅・バス停・・・東寺東門前(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から東寺は42系統(C4乗り場)
*京都駅八条口(南口)アバンティ前からは71系統
*四条河原町からは207系統
*四条烏丸からは207系統
路線・時刻表・運賃チェック
*JRの場合、最寄り駅は京都駅(徒歩約15分)
*近鉄京都線の場合、最寄り駅は東寺駅(徒歩約10分)
【東寺稲荷還幸祭 歴史・簡単概要】
東寺稲荷還幸祭(いなりかんこうさい)は例年5月3日に行われます。稲荷還幸祭では伏見稲荷大社の5基の神輿(田中社・上社・下社・中社・四之大神)が東寺の東にある御旅所から伏見稲荷大社に戻る稲荷祭(いなりさい)還幸祭の際に慶賀門に立ち寄り、僧侶による神饌の献供(神供)が行われます。ちなみに4月20日前後の日曜日に5基の神輿が伏見稲荷大社から御旅所に巡行する神幸祭(しんこうさい)が行われます。
稲荷祭は「稲荷谷響記」に「社司伝来記曰、古説云、稲荷祭ハ、自二貞観年中一始、天暦以降専被レ行レ之、云々」と記され、平安時代の貞観年間(859年~877年)から行われているとも、また908年(延喜8年)に初めて行われたとも言われています。
東寺は827年(天長4年)に空海が嵯峨天皇から賜った際、伏見稲荷大社が東寺の鎮守社になったとも言われています。ちなみに伏見稲荷大社は社伝によると711年(和銅4年)伊侶巨秦公(いろこのはたのきみ)が勅命を受け、伊奈利山(稲荷山)の三つの峯の平らな場所に稲荷大神を祀ったことが起源と言われています。
●東寺の歴史(創建から現在)を紹介しています。
東寺歴史(弘法大師・空海)
●東寺の見どころ(金堂・五重塔など)を紹介しています。
東寺見どころ(金堂・五重塔など)
●東寺の七不思議(瓢箪池など)を紹介しています。
東寺七不思議
【東寺 歴史・簡単概要】
東寺(とうじ)・教王護国寺(きょうおうごこくじ)は796年(延暦15年)に第50代・桓武天皇の発願により、西寺(右大寺)とともに国家鎮護の官寺(左大寺)として、都の入口である羅城門の東に創建されました。東寺は平安京の左京・西寺は平安京の右京、または東寺は東国・西寺は西国を守る意味が込められているとも言われています。ちなみに東寺は唯一残る平安京の遺構とも言われています。その後823年(弘仁14年)に真言宗の宗祖である弘法大師・空海が第52代・嵯峨天皇から賜り、大師堂(御影堂・不動堂)を住房とし、真言密教の根本道場になりました。東寺は「教えの王、国を護る」から教王護国寺と言われたそうです。鎌倉時代には弘法大師信仰の高まり、お大師様の寺として皇族から庶民まで篤く信仰されるようになりました。なお東寺は1994年(平成6年)世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(古都京都の文化財)のひとつに登録されました。
東寺は東寺真言宗の総本山です。
*参考・・・東寺(拝観料・アクセス・歴史概要・見どころ・・・)ホームページ
【東寺稲荷還幸祭 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
東寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報