東寺毘沙門堂・東寺見どころ(修学旅行)

東寺毘沙門堂

●東寺毘沙門堂は江戸時代後期の1822年(文政5年)に建立されました。1994年(平成6年)の創建千二百年記念事業で修復されました。東寺毘沙門堂は1994年(平成6年)に造仏された毘沙門天像を安置しています。なお東寺毘沙門堂にはかつて兜跋毘沙門天(とばつ びしゃもんてん)像(国宝)が安置されていました。
兜跋毘沙門天像は平安時代初期に真言宗(しんごんしゅう)の宗祖である弘法大師(こうぼうだいし)・空海(くうかい)が唐(中国)から持ち帰ったとも言われています。939年(天慶2年)の平将門(たいらのまさかど)の乱の際、都の守護神として都城の正門・羅城門(らじょうもん)の上層に安置されたが、978年(天元元年)7月9日の大風で羅城門が倒壊し、その後東寺の食堂(じきどう)に安置されていました。1822年(文政5年)に毘沙門堂が建立されると毘沙門堂に安置されました。兜跋毘沙門天像は現在宝物館に収蔵されています。なお兜跋毘沙門天は筒状の宝冠を被り、金鎖甲(きんさこう)という鎖を編んで作った鎧(よろい)を身に着け、腕に海老籠手(えびごて)と言われる防具を着け、左手に宝塔(ほうとう)・右手に宝棒(ほうぼう)または戟(げき)を持っています。
毘沙門天は天部(てんぶ)の仏神で、持国天(じこくてん)・増長天(ぞうじょうてん)・広目天(こうもくてん)とともに四天王に数えられています。毘沙門天は多聞天(たもんてん)とも言われ、北方守護の武神とされています。毘沙門天は室町時代から恵比寿(えびす)・大黒天(だいこくてん)・弁財天(べんざいてん)・寿老人(じゅろうじん)・福禄寿(ふくろくじゅ)・布袋(ほてい)とともに七福神の一神に数えられ、招福と勝負の神とされています。なお日本では寅の年の寅の月の寅の日の寅の刻に鞍馬山に出現されたとされ、鞍馬寺が毘沙門信仰の発祥の地とされているそうです。
●東寺毘沙門堂に安置されている毘沙門天は都七福神めぐり(みやこしちふくじんめぐり)に数えられています。
都七福神めぐりでは新春に古くから福をもたらすと言われている七福神をめぐり、七難即滅(しちなんそくめつ)・七福即生(しちふくそくしょう)を祈願します。なおゑびす神(商売繁盛)は恵美須神社(ゑびすじんじゃ・京都ゑびす神社)、大黒天(開運招福)は妙円寺(みょうえんじ・松ヶ崎大黒天(まつざきだいこくてん))、毘沙門天(七福即生)は東寺、弁財天(福徳自在)は六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)、福禄寿神(延寿福楽)は赤山禅院(せきざんぜんいん)、寿老神(不老長寿)は行願寺(ぎょうがんじ・革堂(こうどう))、布袋尊(諸縁吉祥)は萬福寺(まんぷくじ)をめぐります。なお七福神めぐりは京都が発祥の地とされているそうです。
東寺見どころ

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