宇治上神社拝殿・宇治上神社見どころ(修学旅行)

宇治上神社拝殿

●宇治上神社拝殿は1902年(明治35年)7月31日に国の重要文化財、1952年(昭和27年)11月22日に国宝に指定されました。
●宇治上神社拝殿は鎌倉時代前期(1185年~1274年)に建立されと言われています。ちなみに2004年(平成16年)に宇治市歴史資料館・奈良文化財研究所(奈良市)が行った年輪年代測定法の調査により、1215年(建保3年)のヒノキが使われていることが分かりました。2013年(平成25年)~2015年(平成27年)に本殿とともに屋根の葺き替え修理が行われました。ちなみに本殿からはいずれも江戸時代中期の1697年(元禄10年)と1724年(享保9年)に行われた修理時の棟札(むなふだ)が発見されました。なお宇治上神社拝殿は桁行六間・梁間三間で、切妻造の檜皮葺です。
一般的に一般的に拝殿は神社で祭祀・拝礼を行なう為の社殿です。拝殿は本殿前に建立されるが、拝殿がない神社(春日大社・伊勢神宮など)や拝殿が2つある神社(伏見稲荷大社・明治神宮など)などがあります。拝殿が2つある場合、手前の拝殿が外拝殿(げはいでん)、奥の拝殿が内拝殿(ないはいでん)と言われます。また拝殿の中央が土間で、通り抜けられる場合には割拝殿(わりはいでん)と言われます。ちなみに本殿と拝殿の間に幣帛(へいはく)を奉る幣殿(へいでん)が建立される場合もあります。拝殿は一般に本殿よりも大きく建立され、鈴(鈴の緒(すずのお))や鰐口(わにぐち)が設置される場合もあります。拝殿は舞殿・神楽殿などを兼ねる場合もあります。なお拝殿では神職が祭祀を行う際に神職などが着座します。拝殿では参拝者が拝礼を行う際に手前で拍手を打ちます。
切妻造は屋根の最頂部の棟(むね)から両側に葺き下ろし、その両端を棟と直角に切った屋根の形式です。切妻造は本を開いて伏せたような形で、平行な面を平(ひら)、棟と直角な面を妻(つま)と言います。切妻造は古くは真屋(まや)とも言われ、伊勢神宮(いせじんぐう)・出雲大社(いづもたいしゃ)などの社殿に採用されています。ちなみに四方向に傾斜する屋根面を持つ寄棟造(よせむねづくり)よりも格式が上とも言われています。なお切妻造は世界各地で見られる屋根の形式です。
檜皮葺は屋根葺手法の一形式です。檜皮葺では檜(ひのき)の樹皮を用いて屋根を葺きます。檜皮葺は日本以外では見られない日本古来の手法です。檜皮葺は飛鳥時代の668年(天智天皇7年)に滋賀県大津市の廃寺・崇福寺(すうふくじ)の諸堂が檜皮で葺かれた記録が最古の記録です。
宇治上神社見どころ

ページ上部へ戻る