宇治市植物公園ハス見ごろ2024(7月上旬~7月下旬頃)
宇治市植物公園ハス見ごろ(見頃)
宇治市植物公園ハス見ごろ(時期・イベント・・・)を紹介しています。宇治市植物公園では修景池に王子蓮が植えられています。ハスが見ごろを迎える時期に観蓮会が催され、巨椋池由来のハスなど約150鉢が園内に展示されます。観蓮会では象鼻杯などのイベントも行われます。(要確認)(詳細下記参照)
【宇治市植物公園ハス見ごろ(例年時期)】
宇治市植物公園のハス見ごろは例年7月上旬頃から7月下旬頃です。なおハスの見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。
京都ハス名所・見ごろ
【宇治市植物公園ハス見ごろ アクセス・マップ】
場所・・・京都府宇治市広野町八軒屋谷25-1
最寄り駅・バス停・・・植物公園(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*JR宇治駅・京阪宇治駅から京都京阪バス・近鉄大久保行き(240系統・240A系統・250A系統)
*近鉄大久保駅から京都京阪バス・京阪宇治行き(240系統・240A系統)または京阪宇治・JR黄檗駅行き(250系統・250A系統)
【宇治市植物公園ハス見ごろ(例年時期)・見どころ 簡単概要】
宇治市植物公園はハス(蓮)の名所です。宇治市植物公園のハス見ごろは例年7月上旬頃から7月下旬頃です。
宇治市植物公園では修景池に王子蓮(おうじはす)が植えられています。宇治市植物公園ではハスが見ごろを迎える時期に観蓮会が催され、巨椋池(おぐらいけ)由来のハスなど約150鉢が園内に展示されます。かつて巨椋紅霞・請所の本紅・新久保・春日森・東鴨巣・東観世定請・有條一重・観世橋又又瑞光型・巨椋の白鳥・目川西・ヒラキネール型・巨椋の鳳凰・五丁田白花・ヘリ基地・佐野清一郎氏の田などが展示されました。ハスの花は早朝に咲き、昼頃には閉じます。なお放生池には睡蓮(スイレン)も咲いています。観蓮会ではハスの葉に酒などの飲み物を注ぎ、茎の切り口から飲む象鼻杯(ぞうびはい)・蓮茶の呈茶・蓮ヨガなどのイベントも行われます。(要確認)なお宇治市植物公園では1960年代から巨椋池由来のハスの収集を開始し、愛好家などから譲り受けた約60種・約90鉢を生育しているそうです。
巨椋池に由来するハスには94系統があると言われています。94系統は荒川道西北・市田石橋・市田北浦・請所・請所の本紅・薄桃色一重-西Ⅸ・大内池赤・大内池白花・大内池桃花・大島先[東京大学]・大島先H15・大島先白・巨椋大池・巨椋白花大型・巨椋西南部・巨椋清平・巨椋大黒・巨椋超大型・小倉西・巨椋の曙・巨椋の香・巨椋の輝・巨椋の紅輝・巨椋の彩雨・巨椋の瑞光・巨椋の白鳥・巨椋の蓮池・巨椋の華・巨椋の炎・巨椋の稔・巨椋ヒラキ・巨椋紅霞・巨椋斑・相島大木ノ下・相島白花・春日森・観世橋又又・観世橋又又瑞光型・祇園田・京滋バイパス巨椋ランプ南・国道24号・黒坊の鬼紅・黒坊の白花・黒坊東II・黒坊東IV・黒坊東-西XIII・黒坊東-東III・五丁田(白)・五丁田下(赤)・佐古外屋敷・佐野清一郎氏の田・白蓮の白花・白蓮東・白花-東III・白花緑あり豊円・白一重-東V・新久保・東北観世・ドウマ池・中内池・中遊田白花[榎本]・中遊田紅[観音堂]・ニギリメシ・西池東池釣池・西鴨巣・西村の白花・二の丸池(白一重)・二本柳・濃赤-東IV・濃紅チューリップ咲・濃紅有条大型-東IV・東観世白花・東観世紅[榎本]・東観世紅[東京大学]・ヒラキネール型・福田農場紅[榎本]・ヘリ基地・槇島白花・三栖赤・三栖自生・南大内・南大内中央倉庫・南観世・南遊田紅・宮西・宮横(白花良型)・妙蓮寺・向島新田・目川西・目川東・モタレ・桃色無条-西Ⅷ・有条爪紅淡色-西IIです。
巨椋池はかつて京都府南部、現在の京都市伏見区・宇治市・久御山町にまたがる地域にあった池です。巨椋池は周囲約16キロ・面積約794ヘクタールで、京都府最大の淡水湖だったと言われています。巨椋池は京都盆地最低部に位置し、水面標高が約11.4メートルで、水深が約2メートル以内だったと言われています。巨椋池は宇治川と木津川に挟まれた遊水地帯に位置し、宇治川が直接流入していたが、安土桃山時代の1594年(文禄3年)に関白・豊臣秀吉が伏見城を築城した際に宇治川の流路が変更され、宇治川から分離された遊水池になったが、1933年(昭和8年)から1941年(昭和16年)に干拓事業が行われ、農地になりました。
ハス(蓮)はインド原産のハス科の多年性水生植物です。ハスは古くに中国から渡来し、食用のレンコン(蓮根)や観賞用のハナハス(花ハス)として、日本各地の池・沼・水田などで栽培されるようになりました。ハスは花托(かたく)の形状が蜂の巣に似ていることから古くは「はちす」と言われていました。ハスの花は蓮華(れんげ)と言われ、その名称は仏教とともに中国から伝来したとも言われています。如来像の台座には蓮華をかたどった蓮華座になっています。ハスは泥水の中から清浄な美しい花を咲かせることから仏の知恵や慈悲の象徴とされています。またハスは泥より出でて、泥に染まらずと称され、清らかさや聖性の象徴ともされています。ちなみに極楽浄土の池には「阿弥陀経(あみだきょう)」によると青・黄・赤・白色の車輪のような大きなハスの花が咲いていると言われているそうです。ハスは夏に水上に花茎を伸ばし、紅・淡紅・ピンク色・白色などの花を咲かせます。ハスの花は径10~25センチ、花弁が20数枚で、芳香があります。なおハスの花は早朝に咲き、昼頃には閉じます。
【宇治市植物公園 歴史・簡単概要】
宇治市植物公園(うじししょくぶつこうえん)は宇治市が豊かで快適な都市環境の為に面積約108ヘクタールの山城総合運動公園(太陽が丘)と府民ふれあいの森に隣接する丘陵地に緑の文化の拠点として整備した面積約10ヘクタールの植物公園です。宇治市植物公園は1996年(平成8年)10月26日に開園しました。宇治市植物公園には春のゾーン・夏のゾーン・秋のゾーン・ハーブ有用植物・花と水のタペストリー・花の広場・フラワーブリッジや管理棟(緑の館)・栽培場・レストラン売店・キッズコーナーなどがあります。宇治市植物公園にはフィールド植物(高木・中低木・寄植低木・生垣・地被植物・花壇・バラ・ハーブ・水生植物・芝生)約800種・温室植物(高木・低木・下草・花卉)約650種の合計約1,450種類の植物が植えられています。ちなみに宇治市は紫式部(むらさきしきぶ)作の「源氏物語(げんじものがたり)・平安時代中期成立」の宇治十帖(うじじゅうじょう)の舞台となっていることから源氏物語に関連植物も植えられています。また宇治市植物公園には宇治で選抜されたお茶の3原木を展示する宇治市の宝木などの施設があり、山野草展・木の実展・春蘭展など植物に関するさまざまな展示会も行われています。なお緑の相談所(来園・電話)では植物に関する質問をすることができます。
*参考・・・宇治市植物公園(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【宇治市植物公園ハス見ごろ 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
宇治市植物公園(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報