わらい仏(アクセス・マップ・見どころ・・・)
わらい仏
わらい仏(アクセス・見どころ・拝観料金・・・)情報を紹介しています。わらい仏が建立されている木津川市の東南部の当尾(とうの)地区には石仏や石塔などが多くあります。平安時代から修行僧の行場などが設けられ、鎌倉時代後期から室町時代に行き交う人々の為に磨崖仏が造られたと言われています。
【わらい仏 アクセス・マップ】
場所・・・京都府木津川市加茂町岩船
最寄り駅・バス停・・・岩船寺(徒歩約10分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*JR加茂駅から木津川市コミュニティバス・加茂山の家行き
路線・時刻表・運賃チェック
【わらい仏 拝観時間・時間(要確認)】
自由
【わらい仏 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【わらい仏 歴史・簡単概要】
わらい仏(わらいぼとけ)・笑い仏は京都府木津川市加茂町岩船にあります。わらい仏は阿弥陀三尊(あみださんぞん)摩崖仏(まがいぶつ)のことです。阿弥陀三尊(わらい仏)は像高約76センチの阿弥陀如来(あみだにょらい)坐像を中心に両脇に蓮台(れんだい)を持つ観音菩薩(かんのんぼさつ)坐像・合掌(がっしょう)する勢至菩薩(せいしぼさつ)坐像が刻まれています。わらい仏には「永仁七年(1299)二月十五日、願主岩船寺住僧」・「大工末行」の刻銘があり、鎌倉時代後期の1299年(永仁7年)に岩船寺(がんせんじ)の僧侶が願主になり、石大工・伊末行(いのすえゆき)が造仏したと言われています。伊末行は平安時代末期の1180年(治承4年)の平重衡(たいらのしげひら)による南都焼討(なんとやきうち)で焼失した奈良・東大寺(とうだいじ)の再興の為、南宋(中国)から招かれた石工・伊行末(いぎょうまつ・いのゆきすえ)の子孫と言われています。わらい仏は上部の石が庇(ひさし)のようにせり出し、風雨による侵食が少なく、保存状況が良好になっています。なおわらい仏一体は当尾磨崖仏文化財環境保全地区(とうのおまがいぶつぶんかざいかんきょうほぜんちく)に指定されています。
*参考・・・わらい仏(アクセス・歴史・見どころ・・・)
【わらい仏 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
わらい仏の見どころはやさしい微笑みをたたえた摩崖仏そのものです。わらい仏は夕陽の頃に一番美しいと言われています。ちなみにわらい仏近くには南北朝時代に造仏された眠り仏(埋もれ地蔵)・一つだけの願いを叶えてくれる一願不動(岩船不動明王立像)もあり、一帯は当尾石仏の里(とうのせきぶつのさと)とも言われています。
【わらい仏 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0774-73-8191(木津川市観光協会)
【わらい仏 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
【わらい仏 おすすめ散策ルート】
わらい仏からのおすすめ散策ルートは近くにある岩船寺を散策することです。5分ほど散策すると岩船寺に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なおわらい仏周辺には一鍬地蔵磨崖仏・唐臼の壺(カラスの壺)・四面地蔵・ミロクの辻の首なし地蔵・弥勒仏線彫磨崖仏などがあり、それらを散策するのもいいかもしれません。