祇園祭山伏山護摩焚き2024/7/15(日程時間・・・)

山伏山護摩焚き

祇園祭山伏山護摩焚き

祇園祭山伏山護摩焚き(日程・時間・・・)を紹介しています。祇園祭山伏山護摩焚きは例年7月15日に行われています。護摩焚きでは路上に青竹で囲んで斎場を設け、祇園祭山鉾巡行(前祭)の安全を祈願します。また護摩焚きでは聖護院門跡の山伏が護摩壇で奉納された護摩木を焚き上げ、家内安全・無病息災・祈願成就などを願います。(詳細下記参照)

★祇園祭最新情報。

【祇園祭山伏山護摩焚き2024 日程時間(要確認)】

祇園祭山伏山護摩焚き2024は2024年(令和6年)7月15日(月曜日)11:00から行われます。(現在確認中・要注意)
●祇園祭の主要行事の日程を確認できます。(下記リンク参照)
祇園祭2024日程一覧(宵山屋台・山鉾巡行・・・)

【祇園祭山伏山護摩焚き アクセス・マップ】

場所・・・京都府京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山
最寄り駅・バス停・・・四条駅(徒歩約10分)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅からは地下鉄烏丸線
地下鉄・アクセスダイヤ
祇園祭山鉾マップ(前祭)by グーグルマップ

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【祇園祭山伏山護摩焚き 簡単概要】

祇園祭山伏山護摩焚き(やまぶしやまごまだき)・護摩供・護摩供養は2014年(平成26年)に後祭が復活し、祇園祭の山鉾巡行が前祭と後祭で行われようになってから始められました。ちなみに後祭の役行者山(えんのぎょうじゃやま)でも例年7月23日に護摩焚きが行われます。
護摩焚きでは山伏山の南側の路上に青竹で囲んで斎場を設け、祇園祭山鉾巡行(前祭)の安全を祈願します。また護摩焚きでは聖護院門跡(しょうごいんもんぜき)の山伏が護摩壇(ごまだん)で奉納された護摩木(ごまぎ)を焚き上げ、家内安全・無病息災・祈願成就などを願います。
聖護院門跡は本山修験宗(ほんざんしゅげんしゅう)の総本山です。聖護院は1090年(寛治4年)に白河上皇(第72代・白河天皇(しらかわてんのう))が熊野三山を参詣する熊野御幸の際、先達を務めた増誉大僧正(ぞうよだいそうじょう)が常光寺(じょうこうじ)を賜り、聖体護持の二字から聖護院としたのが起源です。その後白河天皇の皇子・静恵法親王(じょうえほっしんのう)が入寺し、門跡寺院になりました。
山伏は山に伏して山修行することから山伏(山臥)と言われています。また山伏は仏道修行を積んだしるしである験(げん)を修めた者ということから修験者(しゅげんじゃ)とも、修験道(しゅげんどう)の行者とも言われます。ちなみに山修行や山岳信仰に密教(仏教)が習合したのが修験道と言われているそうです。なお修験道の祖は役行者(えんのぎょうじゃ)・役小角(えんのおづの)とされています。
祇園祭宵山(前祭)

【祇園祭 歴史・簡単概要】

祇園祭(ぎおんまつり)は平安時代前期の869年(貞観11年)に全国に疫病が流行し、牛頭天王(ごずてんのう)・素戔嗚尊(すさのおのみこと)の祟りであるとし、卜部日良麿(うらべのひらまろ)が神泉苑に国の数と同じ66本の鉾を立て、悪霊を移して穢れを祓い、薬師如来の化身とされる牛頭天王を祀り、更に牛頭天王を主祭神とする八坂神社から3基の神輿を送り、病魔退散を祈願した祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)が起源と言われています。970年(天禄元年)から毎年に行われるようになりました。
祇園祭歴史年表・由来(869年~)

【山伏山 歴史・簡単概要】

山伏山(読み方:やまぶしやま)は起源が明確ではありません。山伏山は室町時代中期の応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))前の山鉾と地名を記した「祗園社記(ぎおんしゃき)」第15(八坂神社記録)には「山ふしほく(四条坊門むろ町)」と記され、応仁の乱前には既に創建されていたと言われています。山伏山はかつて山鉾の形態が「山」ではなく、「鉾」だったそうです。山伏山はかつて法観寺(ほうかんじ)の五重塔・八坂の塔が傾いた際、法力(ほうりき)によって直した山伏・浄蔵貴所(じょうぞうきしょ)に由来しています。浄蔵貴所は平安時代の僧で、比叡山(ひえいざん)の呪術憎(じゅじゅつそう)とも言われ、八坂の塔が西に傾いた際に加持・祈祷を行うと子の刻(午前零時)に乾(北西)の方角から微風が吹き、大地が揺らいで元に戻ったとも言われたいます。また浄蔵貴所が熊野で修行していた際、父が危篤という知らせを受けて京に戻ったが、死に目には間に合いませんでした。しかし土御門橋(つちみかどばし)で父の葬列と出会って、「父の魂を戻して欲しい」と読経したところ父は一時的に息を吹き返して、最後の対面をすることができました。その後土御門橋は一条戻橋(いちじょうもどりばし)と言われるようになったとも言われています。山伏山は幕末(江戸時代末期)の1864年(元治元年)の大火で損傷したとも言われています。
山伏山では7月15日に聖護院門跡の山伏が参詣します。また八坂神社の神職による清祓い(きよはらい)と六角堂(ろっかくどう・頂法寺(ちょうほうじ))の僧侶による法印(ほういん)も行われ、神仏分離以前の神仏習合(しんぶつしゅうごう)時代を感じることができます。なお山伏山では神供を供える三宝(さんぽう・さんぼう)も仏式の黒塗の三宝が使われているそうです。
*参考・・・山伏山(祇園祭山鉾前祭)

【祇園祭山伏山護摩焚き 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
祇園祭2024日程(ちまき販売・宵山屋台・・・)

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