祇園祭山鉾巡行順番7/17・24

函谷鉾

祇園祭山鉾巡行順番

祇園祭山鉾巡行の順番は下記のように決定しました。7月2日に山鉾巡行(前祭・後祭)の順番を決めるくじ取り式が京都市役所・市会議場で行われ、下記のように決まりました。なおくじ取り式は室町時代の1500年(明応9年)頃に先陣争いを防ぐ為に行われたのが始まりで、かつては六角堂で行われていました。

●7月17日の山鉾巡行(前祭)では長刀鉾・蟷螂山・芦刈山・木賊山・函谷鉾・郭巨山・綾傘鉾・伯牙山・菊水鉾・油天神山・太子山・保昌山・鶏鉾・白楽天山・四条傘鉾・孟宗山・月鉾・山伏山・占出山・霰天神山・放下鉾・岩戸山・船鉾の順に巡行します。
●7月24日の山鉾巡行(後祭)では橋弁慶山・北観音山・鯉山・八幡山・黒主山・南観音山・役行者山・浄妙山・鈴鹿山・鷹山・大船鉾の順に巡行します。

【祇園祭山鉾巡行順番 基礎知識】
山鉾巡行(前祭)は神幸祭(神輿渡御)が行われる7月17日の午前中、山鉾巡行(後祭)は還幸祭(神輿渡御)が行われる7月24日は午前中に行われます。山鉾巡行では午後から行われる神輿渡御(神幸祭・還幸祭)の前に町・通りを祓い清めます。その為山鉾巡行は小雨決行、大雨強行とも言われ、荒天で中止になった記録はないとも言われています。なお山鉾巡行(前祭)では長刀鉾を先頭に山鉾23基が四条通・河原町通・御池通の順に巡行します。山鉾巡行(後祭)では橋弁慶山を先頭に山鉾10基と鷹山(唐櫃巡行)が御池通・河原町通・四条通の順に巡行します。
祇園祭山鉾巡行2020
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【祇園祭山鉾巡行順番 前祭】
●前祭1番・長刀鉾は鉾頭に疫病邪悪を祓う大長刀を付けていることに由来しています。(くじ取らず)
●前祭2番・蟷螂山は車に惹かれそうなカマキリが鎌を振り上げて立ち向う「蟷螂の斧を以て隆車の隧を禦がんと欲す」という中国の故事に由来しています。
●前祭3番・芦刈山は故あって妻と離れ、難波の浦で芦を刈る一人の老翁が三年振りに妻との再会を果たした謡曲・芦刈に由来しています。
●前祭4番・木賊山は我が子を人にさらわれ、信濃伏屋の里で一人木賊を刈る翁を描いた謡曲・木賊に由来しています。
●前祭5番・函谷鉾は中国の戦国時代(紀元前403~221年)に斉の孟嘗君が鶏の声により、函谷関を脱出できたという故事に由来しています。(くじ取らず)
●前祭6番・郭巨山は中国の史話・二十四孝の一人である郭巨が貧しさから母と子を養うことができず、子を山に埋めようとして土の中から黄金の釜を掘り当てた故事に由来しています。
●前祭7番・綾傘鉾は鉾頭が金の鶏と金幣の古い形式の傘鉾です。
●前祭8番・伯牙山は中国の周時代に琴の名人・伯牙が親友・鍾子期の訃報に悲しんで、琴の弦を断ったという故事に由来しています。
●前祭9番・菊水鉾は室町時代末期町内に千利休の師である茶人・武野紹鴎の大黒庵があり、その屋敷にあった菊水井に由来しています。
●前祭10番・油天神山は古くから油小路通にある風早町に祀られていた天神さんを勧請したことに由来しています。
●前祭11番・太子山は聖徳太子を祀っていることに由来しています。
●前祭12番・保昌山は和泉式部と和泉式部から紫宸殿の紅梅を手折って欲しいと頼まれた丹後守・平井保昌との恋物語に由来しています。
●前祭13番・鶏鉾は中国の堯の時代に天下がよく治まり、訴訟用の太鼓(諫鼓)に用がなくなり、苔が生えて鶏が宿ったという故事に由来しています。
●前祭14番・白楽天山は唐の詩人・白楽天が道林禅師に仏法の大意を問うた説話に由来しています。
●前祭15番・四条傘鉾は傘の上に花瓶・赤幣・若松を飾った応仁の乱以前に起源を持つ古い形式の傘鉾です。
●前祭16番・孟宗山は中国の史話・二十四孝の一人である孟宗が病身の母が欲しがった筍を真冬の雪の中から掘り当てたことに由来しています。
●前祭17番・月鉾は鉾頭に新月型を付けていることに由来しています。
●前祭18番・山伏山は八坂の塔・法観寺の五重塔がかつて傾いた際に法力によって直した山伏・浄蔵貴所に由来しています。
●前祭19番・占出山は神功皇后の新羅遠征の際、肥前松浦川で鮎を釣って戦勝の兆としたという説話に由来しています。
●前祭20番・霰天神山は永正年間の大火の際に霰が急に降って大火が鎮火し、その時霰とともに降ってきた天神さまを祀ったことに由来しています。
●前祭21番・放下鉾は真木の天王座に放下僧の像を祀っていることに由来しています。(くじ取らず)
●前祭22番・岩戸山は天照大神が天の岩戸を開いて現れる日本神話に由来しています。(くじ取らず)
●前祭23番・船鉾は神功皇后の新羅遠征の際の出船に由来しています。(くじ取らず)
祇園祭山鉾巡行(前祭)

【祇園祭山鉾巡行順番 後祭】
●後祭1番・橋弁慶山は五条橋で牛若丸と弁慶の出会った謡曲・橋弁慶に由来しています。(くじ取らず)
●後祭2番・北観音山は山の上には楊柳観音像と韋駄天立像を祀っていることに由来しています。(くじ取らず)
●後祭3番・鯉山は中国黄河の難所である龍門の滝を登った鯉は龍になるという故事・登龍門に由来しています。
●後祭4番・八幡山は町内に祀られていた八幡宮を勧請したことに由来しています。八幡山の鳥居には夫婦円満を象徴する雌雄の鳩が向かい合って止まっています。
●後祭5番・黒主山は謡曲・志賀に歌われている平安時代の歌人で、六歌仙の一人である大伴黒主に由来しています。
●後祭6番・南観音山は楊柳観音像と脇侍・善財童子像を祀っていることに由来しています。なお南観音山は下り観音山とも言われています。(くじ取らず)
●後祭7番・役行者山は修験道の開祖である役行者・小角が一言主神を使って葛城と大峰の間に石橋を架けたという故事に由来しています。
●後祭8番・浄妙山は1180年(治承4年)の宇治川の合戦の際の三井寺の僧兵・筒井浄妙の先陣争いに由来しています。
●後祭9番・鈴鹿山は伊勢の鈴鹿山で人々を苦しめた悪鬼を退治した鈴鹿権現・瀬織津姫命の伝説に由来しています。
●後祭10番・鷹山は1826年(文政9年)の激しい夕立によって懸装品を汚損し、1864年(元治元年)の元治の大火(禁門の変)により、御神体の鷹匠・犬飼・樽負と一部の懸装品を残して焼失しました。(くじ取らず)
●後祭11番・大船鉾は1864年(元治元年)の元治の大火で焼失したが、2014年に150年振りに巡行に復帰しました。大船鉾は船鉾が出陣の船鉾と言われるのに対し、凱旋の船と言われています。(くじ取らず)
祇園祭山鉾巡行(後祭)

【祇園祭山鉾巡行順番 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
祇園祭宵山2020

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