山崎聖天紅葉見ごろ2024(例年:11月中旬~11月下旬頃)
山崎聖天紅葉見ごろ・アクセス・概要
山崎聖天紅葉見ごろ(時期・ライトアップ・・・)情報を紹介しています。山崎聖天では山内にカエデ・イロハモミジ・イチョウ・サクラなどが分布し、紅葉と本堂・聖天堂・仁王門・稲荷神社と朱塗りの鳥居や玉垣・竹林などの光景が美しいと言われています。仁王門前に植えられているイチョウがよく知られ、落葉すると黄色い絨毯が木の周りに広がります。(詳細下記参照)
【山崎聖天紅葉見ごろ(例年時期)・2024年予測】
山崎聖天の紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。ただ紅葉の時期や見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。なお2024年9月5日、ウェザーニュースは京都の紅葉見ごろが平年並みと予想しました。嵐山は11月23日頃からです。
京都紅葉見ごろ2024(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【山崎聖天紅葉 アクセス・マップ】
場所・・・京都府乙訓郡大山崎町大山崎白味才62
最寄り駅・バス停・・・山崎駅(徒歩約12分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*JR東海道線
*阪急京都本線の場合、最寄り駅は大山崎駅(徒歩約12分)
【山崎聖天紅紅葉見ごろ(例年時期)・見どころ 概要】
山崎聖天はあまり知られていない紅葉の名所です。山崎聖天の紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。山崎聖天は標高約70メートルです。
山崎聖天では山内にカエデ・イロハモミジ・イチョウ・サクラなどが分布し、紅葉と本堂・聖天堂・仁王門・稲荷神社と朱塗りの鳥居や玉垣・竹林などの光景が美しいと言われています。仁王門前に植えられているイチョウがよく知られ、落葉すると黄色い絨毯が木の周りに広がります。山崎聖天は高約270メートルの天王山(てんのうざん)東麓の山腹に祀られ、天王山の紅葉を借景にして紅葉狩りを楽しむことができます。山崎聖天からは眺望も楽しむことができます。なお山内に赤い千両なども分布しています。
イチョウは裸子植物で、落葉性高木です。イチョウ類はペルム紀に出現し、世界で最古の現生樹種のひとつに数えられています。イチョウは中国原産で、日本には仏教の伝来とともに伝わったとも言われています。
本堂・聖天堂は1864年(元治元年)の禁門の変(蛤御門の変・元治の変)によって焼失し、1880年(明治13年)に廃寺になった大阪府三島郡島本町の西観音寺の伽藍を移して再建されました。本堂は本尊・十一面千手観世音菩薩、聖天堂は秘仏・聖天(大聖歓喜雙身天王・歓喜天)を安置しています。聖天は江戸時代から住友・鴻池・三井など大坂の豪商が商売繁盛のご利益があるとして信仰したと言われています。
仁王門は昭和に建立されたと言われています。仁王門には仁王像(金剛力士像)が安置されています。
天王山は京都盆地西辺となる西山山系の南端に位置しています。天王山の名称は中腹に牛頭天王(ごずてんのう)を祀る山崎天王社(自玉手祭来酒解神社(たまでよりまつりきたるさかとけじんじゃ))に由来しています。なお天王山では戦国時代の1582年(天正10年)に明智光秀と豊臣秀吉(羽柴秀吉)が戦った山崎の戦いの際、天王山を制した方が天下を取るとして、「天下分け目の天王山」とも言われました。
紅葉狩りは平安時代に貴族から盛んになり、邸宅にモミジを植えたり、紅葉の名所に出掛けたりしたそうです。室町時代に徐々に庶民にも広がり、江戸時代中期に庶民の行楽として人気になったと言われています。なお奈良時代末期成立の日本最古の和歌集「万葉集(まんようしゅう)・萬葉集」にはモミジを詠んだ和歌が残されています。
●京都で人気の紅葉名所・見ごろを紹介しています。由緒なども確認できます。(下記リンク参照)
京都紅葉名所・見ごろ(嵐山・三千院・天龍寺・・・)
【山崎聖天 歴史・簡単概要】
山崎聖天(やまざきしょうてん)・山崎の聖天さん・観音寺(かのんじ)は寺伝によると平安時代前期の899年(昌泰2年)に寛平法皇(第59代・宇多天皇(うだてんのう))の勅願によって御願寺(ごがんじ)として創建されたとも言われています。山崎聖天では地中から現れたとも言われる薬師如来(やくしにょらい)の石像に「妙音山寛平法皇創建地」と彫られていたそうです。その後衰退し、江戸時代初期に大阪摂津の勝尾寺(かつおうじ)の僧・木食以空(もくじきいくう)が再興し、聖天(歓喜天)を鎮守として祀ったと言われています。聖天は現世利益を求める大阪の商人に篤く信仰されて大いに隆盛し、住友家も青銅製の灯篭を寄進したと言われています。幕末(江戸時代末期)の1864年(元治元年)の禁門の変(きんもんのへん・蛤御門の変(はまぐりごもんのへん))により、第31代・用明天皇の第2皇子・聖徳太子が造仏したとも言われる本尊・十一面千手観世音菩薩と秘仏・聖天を残して焼失し、明治時代に住友家などの財閥の援助により、廃寺となった大阪府三島郡島本町の西観音寺(にしのかのんじ)の本堂などを移して伽藍が再建されました。
山崎聖天は真言宗系単立の寺院です。
*参考・・・山崎聖天(アクセス・歴史・・・)
【山崎聖天紅葉 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
山崎聖天(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
★京都の紅葉名所では紅葉の見ごろに合わせ、ライトアップを行なっているところがあります。(下記リンク参照)
京都紅葉ライトアップ2024(清水寺・永観堂・東寺・・・)