柳谷観音採燈開眼大護摩供2025/2/17(日程時間・・・)
柳谷観音採燈開眼大護摩供
柳谷観音採燈開眼大護摩供(日程・時間・・・)を紹介しています。採燈開眼大護摩供は例年2月17日に行われています。採燈開眼大護摩供は江戸時代から行われています。採燈開眼大護摩供では奈良吉野の大峰山から山伏を招き、聖域に設けられた祭壇(護摩壇)で人形を焚き上げます。柳谷観音の人形には五色のオリジナルの人形があります。(詳細下記参照)
【柳谷観音採燈開眼大護摩供2025 日程時間(要確認)】
柳谷観音採燈開眼大護摩供2025は2025年(令和7年)2月17日(月曜日)11:00から行われます。(現在確認中・要注意)
*参考・・・柳谷観音ホームページ
【柳谷観音採燈開眼大護摩供 アクセス・マップ】
場所・・・京都府長岡京市浄土谷2
最寄り駅・バス停・・・奥海印寺(徒歩約30分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*阪急京都本線・長岡天神駅から阪急バス
*JR京都線・長岡京駅から阪急バス
阪急バス・アクセスダイヤ
●毎月17日の縁日にはJR長岡京駅・阪急西山天王山駅から臨時シャトルバスが運行されます。(要確認)
【柳谷観音採燈開眼大護摩供 歴史・簡単概要】
柳谷観音採燈開眼大護摩供(さいとうかいがんおおごまく)は江戸時代から行われています。採燈開眼大護摩供では人形(ひとがた)に氏名・願い事を書き、人形を焚き上げることにより、厄除けと招福を祈願します。なお採燈開眼大護摩供は例年2月17日に行われています。
採燈開眼大護摩供では奈良吉野の大峰山(おおみねさん)から山伏を招き、聖域に設けられた祭壇(護摩壇)で人形を焚き上げます。柳谷観音の人形には五色のオリジナルの人形があり、赤の人形には成功、白の人形にはすべての願い、緑の人形には健康、ピンクの人形には恋愛・夫婦円満、黄の人形には金運のご利益があるそうです。人形のお申し込みをされた方には17日以降に祈祷済みの「七難即滅(しちなんそくめつ)七福即生(しちふくそくしょう)除災招福(じょさいしょうふく)」のお札が送られます。(要確認)
人形は人間の形をした紙で、体を撫でたり、息を吹き掛けたりして、人形に罪・穢(つみけがれ)を移します。その後人形は川に流されたり、火で焚き上げられたりします。
護摩はバラモン教の宗教儀礼が起源とされ、主に天台宗・真言宗で行われています。護摩には護摩壇に火を点けて護摩木を焚いて祈願する外護摩と心の中の煩悩などを心の火で焼き払う内護摩などがあるそうです。野外の大護摩(採灯大護摩・採燈大護摩)の起源は真言宗(しんごんしゅう)の開祖である弘法大師(こうぼうだいし)・空海(くうかい)の孫弟子である理源大師(りげんだいし)・聖宝(しょうぼう)とも言われています。
大峰山は修験道の開祖とされている役行者(えんのぎょうじゃ)が開山したとされ、古来から修験道(しゅげんどう)の霊山とされています。大峰山は2004年(平成16年)に霊場と参詣道が世界遺産に登録されました。
【柳谷観音・楊谷寺 歴史・簡単概要】
柳谷観音(やなぎだにかんのん)・楊谷寺(ようこくじ)は起源が明確ではありません。柳谷観音は寺伝によると806年(大同元年)に清水寺(きよみずでら)を創建した延鎮僧都(えんちんそうず)・賢心(けんしん)が創建したとも言われています。延鎮僧都は「西山にて生身の観音様に出会うことができる」という夢告により、清水寺から西山の柳(楊)が生い茂る渓谷に入り、岩上に古来から眼病に霊験あらたかな生身の十一面千手千眼観世音菩薩を見つけ、 その場所に堂宇を建立して観音様を祀り、楊谷寺と称したと言われています。その後延鎮僧都が清水寺に戻り、811年(弘仁2年)に真言宗(しんごんしゅう)の宗祖である弘法大師(こうぼうだいし)・空海(くうかい)が乙訓寺(おとくにでら)の別当に任じられ、柳谷観音を参詣したと言われています。弘法大師・空海はある日、目のつぶれた子猿の目を親猿がお堂近くの溜まり水で洗っている姿を目撃し、17日間祈祷したところ子猿の眼が開き、更に祈祷を行った霊水が独鈷水(おこうずい)と言われるようになりました。江戸時代に眼の悪かった第112代・霊元天皇が独鈷水で眼病を治癒されたとされ、以後歴代の天皇へ献上されるようになりました。なお柳谷観音は善峯寺(よしみねでら)・光明寺(こうみょうじ)とともに京都・西山三山と言われています。
柳谷観音は西山浄土宗の寺院です。
*参考・・・柳谷観音・楊谷寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【柳谷観音採燈開眼大護摩供 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
柳谷観音・楊谷寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
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