八坂神社厳島社・八坂神社見どころ(修学旅行・観光)

八坂神社厳島社

●八坂神社厳島社は本殿北側で、北門東側に祀られている八坂神社の境内末社です。厳島社は八坂神社の祭神・素戔嗚尊(すさのおのみこと)が持っていた剣から産まれた宗像三女神(むなかたさんじょしん)の一神・市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)を祀っています。宗像三女神は八坂神社の境内末社・美御前社(うつくしごぜんしゃ)に祀られています。市杵島比売命は容姿端麗で、舞を踊ることから舞踊謡曲の神とされ、古くから祇園(祇園甲部・祇園東)の舞妓・芸妓に崇敬されました。玉垣(たまがき)は舞妓・芸妓が奉納し、その名前が記されています。厳島社では毎年3月15日に厳島社祭が行われています。なお2018年(平成30)3月14日に社殿の修復が完了しました。
市杵島比売命は日本最古の歴史書「古事記(こじき)・712年(和銅5年)編纂」に「市寸島比売命」、日本最古の正史「日本書紀(にほんしょき)・720年(養老4年)完成」に「市杵嶋姫命」と記され、「狭依毘売命(さよりひめのみこと)」・「瀛津島姫命(おきつしまひめのみこと)」とも言われています。「イチキ」には神霊を斎き祀る(心身を清めて神に仕えること)巫女(みこ)という意味があります。市杵島比売命は美人の誉れが高く、神仏習合(しんぶつしゅうごう)の本地垂迹(ほんじすいじゃく)では七福神のひとつである弁財天(べんざいてん)として信仰され、美貌の女神・吉祥天(きっしょうてん)とも習合して、財福・芸能・美貌の神としても信仰されました。なお世界遺産である宗像大社は宗像三女神を祭神とし、沖津宮に田心姫神(たごりひめ)、中津宮に湍津姫神(たぎつひめ)、辺津宮に市杵島姫神(いちきしまひめ)を祀っています。
祇園甲部(ぎおんこうぶ)・祇園東(ぎおんひがし)は江戸時代初期に八坂神社の門前で営業していた水茶屋とそこで働く茶点て女が起源と言われています。京都所司代(きょうとしょしだい)・板倉重宗(いたくらしげむね)から茶点て女を置くことが許可され、祇園社と言われた八坂神社門前の茶屋町を「祇園町」と言うようになりました。なお祇園東は後明治時代に祇園甲部から分離独立しました。
美御前社は「祗園社神殿御旅所修理記・1646年(正保3年)」に記され、江戸時代初期(17世紀初頭)には既に祀られていたとも言われています。2012年(平成24年)に解体修理が行われました。美御前社には宗像三女神と言われる市杵島比売命・多紀理比売命(たぎりひめのみこと)・多岐都比売命(たぎつひめのみこと)が祀られています。宗像三女神は八坂神社の祭神・素戔嗚尊が姉神・天照大神(あまてらすおおみかみ)と誓約(うけい)を交わした時に素戔嗚尊が持っていた十拳剣(とつかのつるぎ)を振りすすいで生まれたとも言われています。また天照大神が素戔嗚尊の十拳剣を噛んで吹き出した霧から生まれたとも言われています。宗像三女神は日本最古の正史「日本書紀・720年(養老4年)完成」に邇邇藝命(ににぎのみこと)の天孫降臨(てんそんこうりん)の際、天照大神から道中の安全を守護するようにと命じられたことから海上安全・交通安全の神として信仰されています。なお社前から湧き出す神水・美容水には心から美しく磨かれるご利益があるとも言われています。
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