八坂神社神輿庫・八坂神社見どころ(修学旅行)

八坂神社神輿庫

●八坂神社神輿庫は2020年(令和2年)12月23日に国の重要文化財に指定されました。
●八坂神社神輿庫は1928年(昭和3年)に建設されました。神輿庫には祇園祭の神幸祭(しんこうさい)・還幸祭(かんこうさい)で氏子地区などを渡御する中御座神輿(なかござみこし)・東御座神輿(ひがしござみこし)・西御座神輿(にしござみこし)が収納されています。
一般的に神輿は普段神社の本社に祀られている神霊が祭礼の際、御旅所(おたびしょ)などに渡御する為の輿です。神輿は奈良時代中期の749年(天平勝宝元年)に第45代・聖武天皇(しょうむてんのう)が東大寺で大仏を造立した際、宇佐八幡神(大分宇佐神宮・大分宇佐八幡)が紫色の輿で上京したのが記録上の初見です。
中御座神輿は八坂神社の主祭神・素戔嗚尊(すさのおのみこと)の神霊をのせます。中御座神輿は六角形の屋根の上に鳳凰(ほうおう)が飾られ、男神を表す紫色の袈裟懸け(けさがけ)が掛けられます。中御座神輿は重さ約2トンと言われています。なお中御座神輿は三若神輿会(さんわかしんよかい)が渡御を奉仕することから三若神輿とも言われています。
東御座神輿は素戔嗚尊の妻神・櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)の神霊をのせます。東御座神輿は四角形の屋根の上に擬宝珠(ぎぼし)が飾られ、赤色の袈裟懸けが掛けらます。東御座神輿は重さ約2トンと言われています。なお東御座神輿は四若神輿会(しわかしんよかい)が渡御を奉仕することから四若神輿とも言われています。
西御座神輿は素戔嗚尊の8人の子神・八柱御子神(やはしらのみこがみ)の神霊をのせます。西御座神輿は八角形の屋根に鳳凰が飾られ、赤色の袈裟懸けが掛けらます。西御座神輿は重さ約3.2トンと言われています。なお西御座神輿は錦神輿会(にしきみこしかい)が渡御を奉仕することから錦神輿とも言われています。
神幸祭では夕方から3基の神輿が八坂神社から氏子地区を回り、四条河原町近くにある御旅所(Otabi Kyoto)に向かいます。
還幸祭では夕方から3基の神輿が御旅所(Otabi Kyoto)を出発し、氏子地区を回り、京都三条会商店街にある御供社(又旅社)を経由して、八坂神社に戻ります。
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●八坂神社神輿庫は桁行約10.7メートル・梁間約7.3メートルで、入母屋造(いりもやづくり)の桟瓦葺(さんがわらぶき)です。正面には桟瓦葺(さんがわらぶき)の庇(ひさし)付きです。なお神輿庫は鉄筋コンクリート造です。
入母屋造は切妻造と寄棟造を組み合わせた屋根の形式です。寄棟造の屋根の上に切妻造の屋根を載せた形で、切妻造の四方に庇(ひさし)がついています。京都御所の紫宸殿(ししんでん)のように切妻と寄棟の角度が一続きでないものは錣屋根(しころやね)とも言われています。日本では古くから切妻造は寄棟造よりも格式が上とも言われ、それらの組み合わせた入母屋造は最も格式が高いとも言われています。
本瓦葺は陶器製で、断面が湾曲した矩形の平瓦と断面が半円状の丸瓦とを交互に組み合わせて屋根を葺く方法です。瓦葺は檜皮葺(ひわだぶき)・茅葺(かやぶき)・板葺(いたぶき)などに比べ耐水性・耐火性に優れ、台風の多い日本に適していました。
鉄筋コンクリート造は鉄筋を組み合わせた芯をコンクリートで周りを固める建築法です。鉄筋コンクリート造は圧縮力に強いが、脆いコンクリートを引張力が強い鉄筋で強度を高めています。鉄筋コンクリート造は耐久性・耐火性に優れ、経済性に富んでいます。鉄筋コンクリート造は主に中層建築物に用いられています。なお最鉄筋コンクリート造は「reinforced concrete」からRC造とも言われています。
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