北野天満宮余香祭2024年10月29日(日程時間・・・)
北野天満宮余香祭
北野天満宮余香祭(日程・時間・・・)を紹介しています。余香祭は例年10月29日に行われます。余香祭は祭神・菅原道真が宮中の重陽の宴で歌を詠み、大宰府で醍醐天皇から御衣を賜ったことを御衣の残り香を嗅ぎながら追想して、漢詩を作ったとに由来しています。余香祭では重陽の節句に因んで、神前に黄菊・白菊を飾り、神職などが冠に小菊をかざします。(詳細下記参照)
【北野天満宮余香祭2024 日程時間(要確認)】
北野天満宮余香祭2024は2024年(令和6年)10月29日(火曜日)14:00から行われます。ただ一般の方は本殿には入ることができません。
*参考・・・北野天満宮ホームページ
【北野天満宮余香祭 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市上京区御前通今出川上る馬喰町
最寄り駅・バス停・・・北野天満宮前(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から北野天満宮は50系統(B2乗り場)、101系統(B2乗り場)
*四条河原町からは51系統
*四条烏丸からは55系統、101系統、203系統
*河原町丸太町からは10系統
路線・時刻表・運賃チェック
*嵐電(京福電鉄)北野線の場合、最寄り駅は北野白梅町駅(徒歩約7分)
【北野天満宮余香祭 歴史・簡単概要】
北野天満宮余香祭(よこうさい)は900年(昌泰3年)に祭神・菅原道真(すがわらのみちざね)が宮中の重陽の宴(ちょうようのうたげ)で歌を詠み、左遷された大宰府で醍醐天皇から御衣を賜ったことを御衣の残り香を嗅ぎながら追想して、漢詩を作ったとに由来する祭礼です。余香祭は長く絶えていたが、大正時代に再興されました。ちなみに漢詩は「去年今夜待清涼 愁思詩篇独断腸 恩賜御衣今在此 捧持毎日拝余香(去年の今夜清涼に侍す・・・今ここにある恩賜の御衣 毎日捧げ持っては余香を拝す)」です。
余香祭では重陽の節句(ちょうようのせっく・菊の節句)に因んで、神前に黄菊・白菊を飾り、神職などが冠に小菊をかざします。余香祭では毎年お題を決めて、全国から献詠された歌が神前に披露されています。
菅原道真は899年(昌泰2年)右大臣に任命されるが、901年(延喜元年)に左大臣・藤原時平(ふじわらのときひら)の讒言(告げ口)により、太宰府に左遷され、903年(延喜3年)に亡くなりました。道真の死後、都では悪疫が続き、道真の怨霊の仕業と恐れられました。その為道真の死後20年目に朝廷は道真の左遷を撤回して官位を復し、正二位を贈りました。993年(正暦4年)には正一位・右大臣・太政大臣を追贈しました。
重陽の宴は菊の宴とも言われ、菊を観賞したり、菊酒(菊花酒)を飲んだりしたそうです。
重陽の節句は1年の節目とされる日で、1月7日の人日(じんじつ・七草)の節句・3月3日の上巳(じょうし・桃)の節句・5月5日の端午(たんご・菖蒲)の節句とともに五節句に数えられています。なお重陽の節句は菊の節句とも言われ、菊酒を飲むとを長命の効能・除災・除厄のご利益があるとも言われています。
●北野天満宮の歴史(創建から現在)を紹介しています。
北野天満宮歴史(菅原道真・豊臣秀吉・豊臣秀頼)
●北野天満宮の見どころ(本殿・三光門など)を紹介しています。
北野天満宮見どころ(本殿・三光門など)
【北野天満宮 歴史・簡単概要】
北野天満宮(きたのてんまんぐう)は平安時代中期の947年(天暦元年)に西ノ京に住んでいた多治比文子(たじひのあやこ)・近江(滋賀)比良宮(ひらのみや)の神主である神良種(みわのよしたね)・北野朝日寺(東向観音寺(ひがしむかいかんのんじ))の僧である最珍(さいちん・最鎮)らが神殿を造営し、祭神・菅原道真(すがわらのみちざね)を祀ったのが起源です。903年(延喜3年)に菅原道真が左遷された大宰府で没し、942年(天慶5年)に多治比文子に宣託があり、947年(天暦元年)には神良種の子・太郎丸に再び託宣があったとも言われています。その後菅原道真の左遷の原因になった左大臣・藤原時平(ふじわらのときひら)の甥・藤原師輔(ふじわらのもろすけ)が私邸を寄贈し、大規模な社殿が造営されました。987年(永延元年)に第66代・一条天皇が勅使を派遣して国家の平安を祈願する勅祭が行われ、神号「北野天満宮天神」を賜り、1004年(寛弘元年)には一条天皇が行幸し、その後皇室に崇敬されました。しかし1444年(文安元年)の文安の麹騒動(ぶんあんのこうじそうどう)で室町幕府の攻撃によって焼失して一時衰退しました。1587年(天正15年)に関白・豊臣秀吉が境内で北野大茶会(きたのだいさのえ)を行い、1607年(慶長12年)には秀吉の子・豊臣秀頼が本殿などを造営しました。なお北野天満宮は「文道の大祖・風月の本主」と言われる菅原道真を祀っていることもあり、学問の神として多くの信仰を集めています。
北野天満宮は菅原道真を祀った神社の総本社です。
*参考・・・京都・北野天満宮(拝観料・アクセス・歴史概要・見どころ・・・)ホームページ
【北野天満宮余香祭 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
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