禅定寺紅葉見ごろ2024(例年:11月中旬頃)

禅定寺紅葉見ごろ・アクセス・概要

禅定寺紅葉見ごろ(時期・ライトアップ・・・)情報を紹介しています。禅定寺では境内にモミジ・イチョウなどが植えられ、紅葉と茅葺屋根の本堂・観音堂・池などの光景が美しいと言われています。ちなみに本堂は2006年(平成18年)9月に4年掛けて茅葺屋根が修復されました。(詳細下記参照)

【禅定寺紅葉見ごろ(例年時期)・2024年予測】
禅定寺の紅葉見ごろは例年11月中旬頃です。ただ紅葉の時期や見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。なお2024年9月5日、ウェザーニュースは京都の紅葉見ごろが平年並みと予想しました。嵐山は11月23日頃からです。
京都紅葉見ごろ2024(清水寺・東福寺・永観堂・・・)

【禅定寺紅葉 アクセス・マップ】
場所・・・京都府綴喜郡宇治田原町大字禅定寺小字庄地100
最寄り駅・バス停・・・維中前(徒歩約30分)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*JR宇治駅・京阪宇治駅・近鉄新田辺駅から京阪宇治バス

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【禅定寺紅紅葉見ごろ(例年時期)・見どころ 概要】
禅定寺は紅葉の名所です。禅定寺の紅葉見ごろは例年11月中旬頃です。禅定寺は標高約200メートルです。
禅定寺では境内にモミジ・イチョウなどが植えられ、紅葉と茅葺屋根の本堂(京都府指定有形文化財)・観音堂(京都府登録有形文化財)・池などの光景が美しいと言われています。ちなみに本堂は2006年(平成18年)9月に4年掛けて茅葺屋根が修復されました。なお宝物殿にはいずれも重要文化財である本尊である十一面観音(じゅういちめんかんのん)立像・日光菩薩(にっこうぼさつ)立像・月光菩薩(がっこうぼさつ)立像・文殊菩薩騎獅(もんじゅぼさつきし)像・持国天(じこくてん)・増長天(ぞうじょうてん)・広目天(こうもくてん)・多聞天(たもんてん)・延命地蔵菩薩半跏(えんめいじぞうぼさつはんか)像が安置され、紅葉と同じく禅定寺の見どころになっています。
本堂は江戸時代中期の1719年(享保4年)に建立されたと言われています。本堂にはかつて像高約286センチの本尊・十一面観音立像(重要文化財)が安置されていたとも言われています。十一面観音立像は平安時代中期頃の藤原時代初期(10世紀末)に造仏された寄木造です。
観音堂は江戸時代前期の1680年(延宝8年)に建立されたと言われています。
茅葺はイネ科のススキ・ヨシ(アシ)やカヤツリグサ科のスゲなどで屋根を葺く方法です。茅葺は世界各地で最も原初的な屋根とされ、日本では縄文時代に茅を使った屋根だけの住居(竪穴式住居)が造られていたとも言われています。なお日本最古の茅葺屋根民家は室町時代に建てられた兵庫県神戸市・箱木家住宅(重要文化財)です。
紅葉狩りは平安時代に貴族から盛んになり、邸宅にモミジを植えたり、紅葉の名所に出掛けたりしたそうです。室町時代に徐々に庶民にも広がり、江戸時代中期に庶民の行楽として人気になったと言われています。なお奈良時代末期成立の日本最古の和歌集「万葉集(まんようしゅう)・萬葉集」にはモミジを詠んだ和歌が残されています。

●京都で人気の紅葉名所・見ごろを紹介しています。由緒なども確認できます。(下記リンク参照)
京都紅葉名所・見ごろ(嵐山・三千院・天龍寺・・・)

【禅定寺 歴史・簡単概要】
禅定寺(ぜんじょうじ)は「禅定寺造営年次目録」によると平安時代中期の991年(正暦2年)に東大寺(とうだいじ)第53代別当・平崇上人(へいそしょうにん)が私領の山野を卜定(ぼくじょう)し、堂を建立して十一面観音(じゅういちめんかんのん)像を安置し、天台宗(たんだいしゅ)の寺院として創建したとも言われています。平崇上人は987年(永延元年)から太政大臣(だじょうだいじん)・藤原兼家(ふじわらのかねいえ)の帰依を受けて造営を開始し、990年(正暦元年)に藤原兼家が没したが、991年(正暦2年)に本堂の建立を開始し、995年(長徳元年)に完成したと言われています。また平崇上人は1001年(長保3年)に杣山一千町を含む田畠をに施入(せにゅう)しました。1071年(延久元年)に寺領が太政大臣・藤原頼通(ふじわらのよりみち)が創建した平等院(びょうどういん)に寄進され、平崇上人が創建した東大寺の正法院(しょうぼういん)から平等院の末寺になったと言われています。禅定寺は平安時代に藤原頼通やその父で、太政大臣・藤原道長(ふじわらのみちなが)などの藤原氏や貴族の帰依を受け、広大な寺領を有していたそうです。その後戦国時代に衰微し、江戸時代中期の1680年(延宝8年)に加賀・大乗寺(だいじょうじ)を中興した曹洞宗(そうとうしゅう)の僧・月舟宗胡(げっしゅうそうこ)が入寺し、加賀藩家老・本多政長(ほんだまさなが)の援助で再興し、天台宗から曹洞宗に改めました。また江戸時代中期に第112代・霊元天皇(れいげんてんのう)が行幸し、勅額を賜りました。
禅定寺は曹洞宗の寺院です。
*参考・・・禅定寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ

【禅定寺紅葉 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
禅定寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
★京都の紅葉名所では紅葉の見ごろに合わせ、ライトアップを行なっているところがあります。(下記リンク参照)
京都紅葉ライトアップ2024(清水寺・永観堂・東寺・・・)

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