八坂神社刃物神社・八坂神社見どころ(修学旅行・観光)

八坂神社刃物神社

●八坂神社刃物神社は本殿(国宝)北側に祀られている八坂神社の末社です。刃物神社は1973年(昭和48年)に創建され、1976年(昭和51年)に石碑「刃物発祥地」が建立されました。京都は794年(延暦13年)の平安京遷都から1868年(明治元年)まで都(王城)として栄え、刀剣など刃物の製作に幾多の名工を輩出し、刃物発祥の地として隆盛を極めました。刃物神社は先人の遺業を偲び、伝統を受け継ぎ、京刃物の真髄を後世に伝えるとともに業界の振興と啓蒙を目的として創建されました。刃物神社は製鉄・鍛冶の神である天目一箇神(あめのまひとつのかみ)を祀っています。なお刃物神社では「いい刃の日」から毎年11月8日に例祭・ふいご祭が行われています。
天目一箇神は日本最古の歴史書「古事記(こじき)・712年(和銅5年)編纂」に天照大神(あまてらすおおみかみ)の岩戸隠れの際に鍛冶を行ったとも言われる鍛人(かぬち)・天津麻羅(あまつまら)と同一神とされ、鍛冶の神とされています。また日本最古の正史「日本書紀(にほんしょき)・720年(養老4年)完成」に国譲りの際に高皇産霊尊(たかみむすひのみこと)から出雲の神々を祀る為の作金者(かなだくみ・鍛冶)に指名されたと記されています。更に「古語拾遺(こごしゅうい)・807年(大同2年)編纂」に天照大神の岩戸隠れの際に刀剣・斧(おの)・鉄鐸(さなき)などの祭具を作ったとされています。ちなみに天目一箇神の神名は「目一箇」が一つ目(片目)を意味し、鍛冶が鉄の色で温度を計ることから片目を瞑っている為とも、鍛冶が片目を失明する職業病だからとも言われています。なお天目一箇神は子孫が倭鍛冶(やまとかぬち)として代々朝廷に仕え、第2代・綏靖天皇(すいぜいてんのう)が鏃(やじり)、第10代・崇神天皇(すじんてんのう)が神剣を造らせたと伝えられています。
●八坂神社刃物神社は切妻造(きりづまづくり)の桟瓦葺(さんがわらぶき)です。刃物神社は社殿が空洞で、奥に「刃物大神」の磐座が建立されています。
切妻造は屋根の最頂部の棟(むね)から両側に葺き下ろし、その両端を棟と直角に切った屋根の形式です。切妻造は本を開いて伏せたような形で、平行な面を平(ひら)、棟と直角な面を妻(つま)と言います。切妻造は古くは真屋(まや)とも言われ、伊勢神宮(いせじんぐう)・出雲大社(いづもたいしゃ)などの社殿に採用されています。
桟瓦葺は平瓦と丸瓦を一体化させた波型の桟瓦を使用して屋根を葺く方法です。ちなみに本瓦葺は平瓦と丸瓦を交互に組み合わせて屋根を葺く方法です。瓦葺は飛鳥時代に中国・朝鮮半島から寺院建築の技術とともに伝来しました。瓦葺は檜皮葺(ひわだぶき)・茅葺(かやぶき)・板葺(いたぶき)などに比べ耐水性・耐火性に優れ、台風の多い日本に適していました。
八坂神社見どころ

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