伏見稲荷大社見どころを全部解説-知れば修学旅行・観光を満喫

伏見稲荷大社見どころ(千本鳥居)

伏見稲荷大社見どころを全部解説

伏見稲荷大社見どころを全部解説しています。見どころを簡単にポイントをまとめて徹底解説。見どころには本殿(重文)・千本鳥居・キツネと狛狐・豊臣秀吉が母の病気回復を祈願して再建した楼門(重文)などがあります。なお伏見稲荷大社見どころを全部解説では修学旅行・観光を完全満喫できるように豆知識などを紹介しています。(個別解説下記参照)

【伏見稲荷大社見どころのポイント】

伏見稲荷大社見どころのポイントはご利益ときつね(狐)です。伏見稲荷大社は商売繁昌・五穀豊穣の神様として篤く信仰されています。伏見稲荷大社は「山城国風土記」逸文によると白鳥が山に降りて稲が成ったことが「イナリ」の由来と記され、五穀豊穣のご利益との関連性を伺えさせます。ちなみに伏見稲荷大社では「抱き稲の紋」を神紋としています。またかつて伏見稲荷大社が祀られていた稲荷山の土を田畑に撒くと五穀がよく実ると言われ、七不思議に数えられています。伏見稲荷大社は古くは朝廷から雨乞い・止雨とともに五穀豊穣や国の安穏などが祈願されました。平安時代に良縁を願ったり、桃山時代に関白・豊臣秀吉が母親の病気平癒を願って現在の楼門を再建したりしました。その後商売繁昌・産業興隆・家内安全・交通安全・芸能上達の守護神として信仰を集め、江戸時代以降に願いが「通った」お礼などから鳥居を奉納することが盛んになり、千本鳥居だけでなく、境内に約1万基の鳥居が建立されるようになりました。きつねは伏見稲荷大社(稲荷大神)の主祭神・宇迦之御魂大神の別名・御饌津神が「三狐神(御狐神)」と記されることや穀物をエサにするネズミ(鼠)を退治することなどから稲荷大神のお使いとされ、境内に狛犬の代わりに狛狐が置かれています。狛狐は稲荷大神が五穀豊穣の神様とされていることから稲穂や巻物・玉(宝珠)・鍵を咥えています。

【伏見稲荷大社の歴史・簡単概要】

伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)とは社伝によると奈良時代初期の711年(和銅4年)に伊侶巨秦公(いろこのはたのきみ)が勅命(ちょくめい)を受け、伊奈利山(いなりやま・稲荷山)の三つの峯の平らな場所に祭神・稲荷大神(いなりのおおかみ)と言われる宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)・大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)・佐田彦大神(さたひこのおおかみ)・田中大神(たなかのおおかみ)・四大神(しのおおかみ)を祀ったことが起源と言われています。平安時代前期の827年(天長4年)に真言宗(しんごんしゅう)の宗祖である弘法大師(こうぼうだいし)・空海が第52代・嵯峨天皇(さがてんのう)から東寺(教王護国寺(きょうおうごこくじ))を賜った際に東寺の鎮守社(ちんじゅしゃ)になりました。
京都・伏見稲荷大社歴史(起源・・・)

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【本殿・簡単解説 伏見稲荷大社】★★修学旅行・観光の見どころ

本殿では参拝してご利益を授かるだけではなく、流造(ながれづくり)の美しい屋根や軒下の豪華な彫刻などを眺めましょう。

  • 概要・・・本殿(重要文化財)は主祭神として宇迦之御魂大神(下社)、配神として大宮能売大神(上社)・佐田彦大神(中社)・田中大神(下社摂社)・四大神(中社摂社)を祀る社殿です。本殿は屋根に千木(ちぎ)・鰹木(かつおぎ)がなく、神仏習合(しんぶつしゅうごう)の影響と言われています。本殿は内陣・外陣に分かれ、内陣が格天井(ごうてんじょう)、外陣が小組(こぐみ)格天井になっています。
  • 歴史・・・本殿は1494年(明応3年)または1499年(明応8年)に再建されたと言われています。ちなみに本殿は応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))に伴う1468年(応仁2年)3月の兵火で焼失し、その後同年12月に仮殿が建立されていました。本殿前の内拝殿は1961年(昭和36年)に建立されました。
  • 様式・・・本殿は五間社(ごけんしゃ)流造の檜皮葺(ひわだぶき)です。
  • 特徴・・・本殿は軒下に豪華な彫刻があり、懸魚(げぎょ)の金覆輪(きんぷくりん)・垂木鼻(たるきばな)の飾金具・蟇股(かえるまた)の意匠などが豪放で優華な趣きになっています。

本殿見どころ(概略・特徴・・・)

【千本鳥居・簡単解説 伏見稲荷大社】★★★修学旅行・観光の見どころ

千本鳥居は国内外の観光客や修学旅行生によく知られた観光名所で、最大のハイライト・目玉です。時期や時間帯によっては美しい光景をじっくり味わえないかもしれません。千本鳥居は幽玄の世界に通じているような独特の雰囲気があります。千本鳥居はインスタ映え・写真映えします。

  • 概要・・・千本鳥居では1,000本よりも少ない、900基弱(約860基)の鳥居が建立されています。千本鳥居は長さ約70メートルで、左右に分かれて密集するように建立され、七不思議に数えられています。
  • 歴史・・・千本鳥居の奉納は江戸時代に始まり、その後に盛んになりました。千本鳥居の奉納には「願い事が通る」・「願い事が通った御礼」という意味があります。
  • 特徴・・・千本鳥居などの鳥居の朱塗り(しゅぬり)は稲荷塗り(いなりぬり・稲荷朱(いなりあか))と言われ、稲荷大神が楓(かえで)を好んだことに由来しています。また破邪(はじゃ)の呪力(じゅりょく)を示すものとも言われています。
  • 豆知識・・・千本鳥居を含め、伏見稲荷大社には約1万基の鳥居が建立されていると言われています。

千本鳥居見どころ(概略・特徴・・・)

【狛狐・簡単解説 伏見稲荷大社】★★修学旅行・観光の見どころ

狛狐は境内各所に置かれ、鳥居と同様に目を奪われます。狛狐は口に咥えているものを確認しながら眺めるのがおすすめです。

  • 概要・・・狛狐は狛犬(こまいね)の代わりに建立されています。きつねは稲荷大神のお使い(眷族(けんぞく))とされています。ただきつねと言っても野山に生息するきつねではなく、目に見えない透明の白狐(びゃっこ)です。
  • 特徴・・・狛狐は口に稲穂・巻物・玉(宝珠(ほうじゅ))・鍵(かぎ)を咥えています。稲穂は稲荷大神が農業の神であることに由来しています。巻物は知恵を象徴しています。玉と鍵は玉が稲荷大神の霊徳、鍵がその霊徳を身に付ける願望を象徴しています。

伏見稲荷大社見どころ(概略・特徴・・・)

【権殿・簡単解説 伏見稲荷大社】

  • 概要・・・権殿(重要文化財)は本殿よりも一回り小さい仮殿で、若宮と言われています。権殿は本殿の修理などの際、稲荷大神の神霊が一時的に遷されました。
  • 歴史・・・権殿は1635年(寛永12年)または1639年(寛永12年)に建立されたと言われています。
  • 様式・・・権殿は本殿と同じく、五間社流造の檜皮葺です。

【外拝殿・簡単解説 伏見稲荷大社】

  • 概要・・・外拝殿(重要文化財)では献花祭・節分祭など行事が行われたり、春の稲荷祭の際に稲荷大神の神霊を遷した5基(田中社・上社・下社・中社・四之大神)の神輿(みこし)が泰安されたりします。外拝殿は軒下(のきした)に星座・黄道十二宮(こうどうじゅうにきゅう)を表す絵柄の鉄灯篭(てつとうろう)が釣られています。
  • 歴史・・・外拝殿は1589年(天正17年)に建立され、1840年(天保11年)に改築されたと言われています。
  • 様式・・・外拝殿は入母屋造(いりもやづくり)の檜皮葺です。外拝殿は桁行五間・梁間三間です。

【楼門・簡単解説 伏見稲荷大社】★★修学旅行・観光の見どころ

楼門は伏見稲荷大社の建物の中で一番目を曳き付ける美しい建物です。楼門は豊臣秀吉が再建したこともあり、その歴史も魅力になっています。楼門は千本鳥居ともにインスタ映え・写真映えします。

  • 概要・・・楼門(重要文化財)には両側に随神(ずいじん)が置かれ、稲荷大神を守っています。随神は左大臣(さだいじん)が阿形(あぎょう)、右大臣(うだいじん)が吽形(うんぎょう)になっています。楼門には関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)が「病悩平癒祈願が成就すれば一万石奉加する」と記した「命乞い(いのちごい)の願文」が伝えられています。
  • 歴史・・・楼門は1589年(天正17年)に豊臣秀吉が母・大政所(おおまんどころ)の病気回復を祈願して再建しました。1973年(昭和48年)の解体修理の際に願文と同じ「天正17年」の墨書が頭貫(かしらぬき)から発見されました。なお豊臣秀吉は1588年(天正16年)に伏見稲荷大社に祈願し、伏見稲荷大社の祈祷によって、母・大政所の病気が回復したと言われています。
  • 様式・・・楼門は三間一戸(さんげんいっこ)で、入母屋造の檜皮葺です。

楼門見どころ(概略・特徴・・・)

【北廻廊・南廻廊・簡単解説 伏見稲荷大社】

  • 概要・・・北廻廊・南廻廊(重要文化財)は楼門の左右にあり、ほぼ同じ大きさです。大きさは桁行五間・梁間一間です。
  • 歴史・・・北廻廊・南廻廊は1694年(元禄7年)に建立されました。
  • 様式・・・北廻廊・南廻廊は切妻造(きりづまづくり)の檜皮葺です。

【奥宮・簡単解説 伏見稲荷大社】

  • 概要・・・奥宮(重要文化財)は稲荷大神を祀っています。奥宮は下社・中社・上社からなる三社別殿だった時代の上社、または上社に関係する建物と言われています。
  • 歴史・・・奥宮は桃山時代(1583年~1603年)に建立されました。
  • 様式・・・奥宮は三間社流造(さんげんしゃながれづくり)の檜皮葺です。

【白狐社・簡単解説 伏見稲荷大社】

  • 概要・・・白狐社(重要文化財)は命婦専女神(みょうぶとうめのかみ)を祀っています。白狐社は下社・中社・上社からなる三社別殿だった時代の下社の末社・阿古町(あこまち)が起源とされ、白狐霊を祀る唯一の社殿と言われています。
  • 歴史・・・白狐社は1694年(元禄7年)に建立されました。
  • 様式・・・白狐社は一間社(いっけんしゃ)春日造(かすがづくり)の檜皮葺です。
  • 由緒・・・白狐社には伝承が残されています。船岡山(ふなおかやま)に狐の老夫婦と五匹の子狐が棲んでいました。狐一家は稲荷山に参詣し、使者になることを祈念しました。願いは叶って、オスは上社に仕えて小薄(をすすき)、メスは下社に仕えて阿古町(あこまち)と称しました。

伏見稲荷大社白狐社(アクセス・マップ・・・)

【御茶屋・簡単解説 伏見稲荷大社】

  • 概要・・・御茶屋(重要文化財)には一の間・次の間があり、玄関・車寄が附属しています。一の間は七畳で、付書院(つけしょいん)・違棚(ちがいだな)があり、次の間には縁座敷(えんざしき)があります。御茶屋は書院造(しょいんづくり)から数寄屋造(すきやづくり)に移る過程を見ることができます。
  • 歴史・・・御茶屋は江戸時代前期に仙洞御所(せんとうごしょ)に建てられ、1641年(寛永18年)に祠官(しかん)・羽倉延次(はくらのぶつぐ)が後水尾上皇(第108代・後水尾天皇(ごみずのおてんのう))から賜りました。
  • 様式・・・御茶屋は入母屋造で、上部が桟瓦葺(さんがわらぶき)・腰廻(こしまわり)が檜皮葺です。御茶屋は桁行約7.6メートル・梁間約7.9メートルです。

【神楽殿・簡単解説 伏見稲荷大社】

  • 概要・・・神楽殿では神楽が奏されています。神楽殿は正面鏡板(かがみいた)に松の絵が描かれています。神楽殿は1882年(明治15年)に能のシテ方の流派・金剛流(こんごうりゅう)宗家によって寄進されました。
  • 豆知識・・金剛流は法隆寺(ほうりゅうじ)に仕えた猿楽座(さるがくざ)・坂戸座(さかどざ)を源流とし、室町時代初期の坂戸孫太郎氏勝(さかとまごたろううじかつ)を流祖としています。

【奥社奉拝所・簡単解説 伏見稲荷大社】

  • 概要・・・奥社奉拝所(奥の院)は稲荷大神が鎮座したと言われる稲荷山を遥拝する場所です。奥社奉拝所は江戸時代に封戸所(ふこしょ)・供物所(くもつしょ)とも言われていました。奥社奉拝所は1749年(寛延2年)に再建され、1975年(昭和50年)に現在の場所に移されました。

【おもかる石・簡単解説 伏見稲荷大社】★修学旅行・観光の見どころ

おもかる石は千本鳥居近くにあることもあり、修学旅行生・観光客に人気になっています。願い事がある方は挑戦するのがおすすめです。

  • 概要・・・おもかる石は石灯籠(いしどうろ)の空輪(くうりん)です。おもかる石(石灯籠)は二対あり、どちらを持ち上げてもかまいません。おもかる石は持ち上げ、予想よりも軽く感じると願いが叶い、重く感じると願いが叶わないと言われています。おもかる石は不思議に数えられています。

おもかる石見どころ(概略・特徴・・・)

●上記以外の伏見稲荷大社見どころ(稲荷山・御膳谷奉拝所・御幸奉拝所・・・)は下記リンクから確認することができます。
伏見稲荷大社見どころ(稲荷山・御膳谷奉拝所・御幸奉拝所・・・)

【伏見稲荷大社見どころ解説以外の情報】
伏見稲荷大社七不思議(見どころ)

【伏見稲荷大社見どころ 備考(参考リンク)】
住所・・・京都府京都市伏見区深草藪之内町68
電話番号・・・+81-75-641-7331
拝観時間・・・24時間・無休(授与所8:30~16:30)
拝観料・・・無料
アクセス・・・JR稲荷駅(徒歩すぐ)、京阪伏見稲荷駅(徒歩約5分)
*参考・・・伏見稲荷大社(アクセス・見どころ・・・)ホームページ

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