北野天満宮の見どころ解説-修学旅行・観光の簡単まとめ

北野天満宮一の鳥居・北野天満宮見どころ

北野天満宮の国宝・重要文化財などの見どころ解説

北野天満宮の見どころを簡単にまとめて解説します。見どころには祭神・菅原道真を祀る本殿(国宝)、太陽と月があり、星がない星欠けの三光門(重要文化財)、頭が良くなると言われるなで牛などがあります。また楼門・一の鳥居等も見逃せません。

【菅原道真を祀る本殿(国宝)の見どころ解説】

★本殿は修学旅行・観光で絶対に見る価値があります。本殿は石の間で拝殿と繋がり、拝殿の左右に楽の間があります。本殿は学問の神とされる菅原道真(すがわらのみちざね)、相殿に菅原道真の長男・中将殿(菅原高視(すがわらのたかみ))と正室の吉祥女(島田宣来子(しまだののぶきこ))を祀り、学業成就のご利益があると言われています。本殿には創建時から像高約76.5センチの獅子(しし)と像高約75センチの狛犬(こまいぬ)が置かれています。また探検家・松浦武四郎が奉納した日本地図三大鏡などの鏡が各所に掲げられています。
★本殿・拝殿・石の間・楽の間の歴史は1607年(慶長12年)に関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)の子・秀頼(ひでより)が父の遺命によって再建しました。2020年(令和2年)7月に本殿の内部修復が完了しました。板の間には防虫・防腐剤として柿渋(かきしぶ)が塗装されました。
★本殿・拝殿・石の間・楽の間の建築様式は1棟として複雑で美しい八棟造(やつむねづくり・権現造(ごんげんづくり))です。本殿・拝殿は屋根が入母屋造(いりもやづくり)の檜皮葺(ひわだぶき)、石の間は屋根が両下造(りょうげづく)の檜皮葺です。石の間はかつて石敷きの土間でした。
★本殿に吊されている大鈴の上の欄間(らんま)に唯一の立ち牛が彫刻され、七不思議になっています。
★菅原道真の縁日である毎月25日に吊燈籠(つりどうろう)に明かりが灯されます。例年1月2日の筆始祭(ふではじめさい)では三聖(さんせい)に数えられた菅原道真遺愛の松風の硯(すずり)などが供えられます。また例年2月25日の梅花祭では白梅・紅梅の小枝を挿した紙立(こうだて)という特別な神饌が神前に供えられます。
★本殿の前には樹齢約350年で、樹高約5メートルのご神木・飛梅(とびうめ・紅和魂梅(べにわこんばい))が植えられています。梅は菅原道真がこよなく愛したことに由来しています。

スポンサーリンク(Sponsor Link)

【星欠けの三光門(重要文化財)の見どころ解説】

★三光門は修学旅行・観光で見る価値があります。三光門は本殿の前に建立されている中門で、第111代・後西天皇(ごさいてんのう)自筆の勅額(ちょくがく)「天満宮」が掛けられています。三光門には真っ赤な太陽と金色の月があるが、星がないことから星欠けの三光門と言われています。三光門近くには1645年(正保2年)に建立された織部(おりべ)石灯籠(切支丹灯籠(きりしたんどうろう))・日月光の大灯籠が建立されています。★三光門の歴史は1607年(慶長12年)に豊臣秀頼が建立しました。
★三光門の建築様式は四脚門(しきゃくもん)で、屋根が入母屋造の檜皮葺です。前後に千鳥破風(ちどりはふ)・軒唐破風(のきからはふ)があります。
★一般的に三光門には梁(はり)の間に日・月・星が彫刻されるが、北野天満宮の三光門には日(太陽)と月があるが、星が見当たらず、星欠けの三光門と言われ、七不思議に数えられています。
★例年七夕祭(たなばたさい)で七夕飾りが飾られます。

【頭をなでると頭が良くなるなで牛の見どころ解説】

★なで牛(撫で牛)は本殿に次ぎ、修学旅行・観光で見る価値があります。なで牛は境内に十数体奉納されている臥牛像・神牛像です。なで牛は頭をなでると頭が良くなると言われ、学生に人気があります。また体の悪い場所をなでた後、なで牛の同じ場所をなでると悪い場所が治ると言われています。
★牛は祭神・菅原道真のお使いとされています。牛がお使いとされる理由は「菅原道真が生まれたのが丑(うし)年」・「菅原道真亡くなったのが丑の月の丑の日」・「菅原道真の墓所の位置は牛が決めた」などに由来しています。2008年(平成10年)になで牛1体の頭が壊され、その後高松市庵治町(あじちょう)産の黒御影石(くろみかげいし)で造られた全長約66センチ・高さ約27センチ・重さ約110キロのなで牛が奉納されました。
★北野天満宮には牛舎も祀られています。牛舎は一願成就(いちがんじょうじゅ)のお牛さんと言われ、なでると一つだけ願いが叶うと言われています。

【本殿などを囲む透塀(重要文化財)の見どころ解説】

★透塀は石の間の東西から始まり、本殿の裏側にある後門の両脇まで繋がっています。透塀は上段に極彩色の彫刻が施された欄間があります。
★透塀の歴史は1607年(慶長12年)に豊臣秀頼が建立しました。
★透塀の建築様式は屋根が檜皮葺です。

【三光門と本殿前を囲む廻廊(重要文化財)の見どころ解説】

★廻廊は三光門の両脇から伸び、拝殿の東西にある楽の間に繋がっています。廻廊は東側と西側に分かれます。
★廻廊の歴史は1607年(慶長12年)に豊臣秀頼が建立しました。西廻廊では2019年(令和元年)に屋根の破風から「丸太町高倉東江入 錺師(かざりし)躰阿弥(たいあみ)吉兵衛」と裏面に刻まれた飾り金具が見付かりました。躰阿弥は安土桃山時代(1337年~1392年)から江戸時代(1603年~1868年)に京都で筆頭の錺師として活躍し、安土城(あづちじょう)天主の一部を手掛けました。
★廻廊の建築様式は屋根が切妻造(きりづまづくり)の檜皮葺です。

【東門(重要文化財)・後門(重要文化財)の見どころ解説】

★東門は本殿の東側に建立されています。後門は本殿の後ろ側に建立されています。
★東門・後門の歴史は1607年(慶長12年)に豊臣秀頼が建立しました。
★東門の建築様式は四脚門(しきゃくもん)で、屋根が切妻造の銅板葺(どうばんぶき)です。後門の建築様式は一間一戸(いっけんいっこ)の平唐門(ひらからもん)で、屋根が側面唐破風で、檜皮葺です。

【参拝者の出入口である楼門の見どころ解説】

★楼門は本殿を参拝する際の出入口です。楼門は両側に随神(ずいしん)像が置かれ、扁額(へんがく)「文道大祖(ぶんどうのたいそ) 風月本主(ふうげつのほんしゅ)」が掛けられています。
★楼門の建築様式は桃山様式で、屋根が銅板葺です。
★楼門は本来、本殿の正面に建立されるが、北野天満宮創建前から境内摂社・地主社(じぬししゃ)が祀られていたことから地主社が正面になり、筋違いの本殿として七不思議に数えられています。
★例年6月25日の御誕辰祭(ごたんしんさい)では京都最大とも言われている約5メートルの大茅の輪(ちのわ)が設置されます。

【京都最古の絵馬所(市指定有形文化財)の見どころ解説】

★絵馬所は楼門近くに建立されました。絵馬所は京都に現存する絵馬所の中で最古と言われています。また絵馬所は規模・歴史から現存する絵馬所の中でも随一とも言われています。
★絵馬所の歴史は元禄年間(1688年~1704年)の大修理の際、1699年(元禄12年)に建立されました。
★絵馬所の建築様式は屋根が桟瓦葺(さんがわらぶき)です。

【神楽舞が奉納される神楽殿の見どころ解説】

★神楽殿は宝物殿近くに建立されています。神楽殿では天神市が行われる毎月25日に神楽舞(かぐらまい)が奉納されています。また狂言や日本舞踊なども奉納されています。
★神楽殿の建築様式は屋根が入母屋造の銅板葺です。
★北野天満宮では1603年(慶長8年)に出雲の阿国(いづものおくに)が初めて歌舞伎踊り(かぶきおどり)を演じたと言われています。

【北野天満宮のシンボルである一の鳥居の見どころ解説】

★一の鳥居は今出川通に面して建立されています。一の鳥居は高さ約11.4メートルで、北野天満宮のシンボル・ランドマークです。一の鳥居には閑院宮載仁親王(かんいんのみやことひとしんのう)による扁額「天満宮(高さ約2.7メートル・幅約2.4メートル・重さ約563キロ)」が掛けられています。
★一の鳥居の歴史は1921年(大正10年)10月に建立されました。

【豊臣秀吉が築いた御土居(史跡)の見どころ解説】

★御土居はもみじ苑にあります。御土居は長さ約250メートルで、現存する御土居の遺構としては最長です。御土居はかつて総延長約22.5キロメートルあり、外敵の侵入を防いだり、鴨川の氾濫から町を守る役目がありました。なお例年青もみじ・紅葉が見ごろを迎える時期にもみじ苑とともに一般公開されています。
★御土居の歴史は1591年(天正19年)に豊臣秀吉が築きました。

●上記以外は下記リンクから確認することができます。
北野天満宮見どころ(梅苑・影向松など)

【北野天満宮の見どころ 備考(参考リンク・・・)】
*参考・・・京都・北野天満宮(見どころ・アクセス・・・)ホームページ

関連記事

京都観光おすすめ

  1. 錦市場(Nishiki Market)
  2. 竹林の道(Bamboo Forest Path)
  3. 嵐山
ページ上部へ戻る