北野天満宮-修学旅行・観光で見逃せない見どころ

北野天満宮一の鳥居・北野天満宮見どころ

北野天満宮見どころ簡単解説

北野天満宮見どころを解説しています。修学旅行・観光に役立つ簡単まとめを提供。北野天満宮で見逃せない本殿(国宝)・なで牛(撫で牛)などを解説しています。北野天満宮有数の見どころである本殿には大鈴の上の欄間に唯一立った牛が隠され、北野天満宮七不思議に数えられています。(北野天満宮見どころ下記参照)

【北野天満宮 歴史・簡単解説】
北野天満宮(きたのてんまんぐう)とは「天神さん」・「北野さん」とも言われています。北野天満宮は平安時代中期の947年(天暦元年)に西ノ京に住んでいた多治比文子(たじひのあやこ)・近江(滋賀)比良宮(ひらのみや)の神主である神良種(みわのよしたね)・北野朝日寺(東向観音寺(ひがしむかいかんのんじ))の僧である最珍(さいちん・最鎮)らが神殿を建立し、主祭神・菅原道真(すがわらのみちざね)を祀ったのが起源です。903年(延喜3年)に菅原道真が左遷された大宰府(だざいふ)で没し、942年(天慶5年)に多治比文子に宣託(せんたく)があり、947年(天暦元年)に神良種の子・太郎丸に再び託宣があったとも言われています。その後菅原道真の左遷の原因になった左大臣・藤原時平(ふじわらのときひら)の甥・藤原師輔(ふじわらのもろすけ)が私邸を寄贈し、大規模な社殿が建立されました。
京都・北野天満宮(アクセス・・・)基本情報京都・北野天満宮歴史(起源・・・)

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【本殿・見どころ解説】★★★修学旅行三ッ星
本殿・拝殿・石の間・楽の間などとは見逃せない国宝(1959年(昭和34年)6月27日指定)です。本殿・拝殿は石の間で繋がり、本殿の西に脇殿、拝殿の左右に楽の間があります。本殿・拝殿・石の間などは1棟として、八棟造(やつむねづくり)・権現造(ごんげんづくり)の社殿と言われています。本殿などは江戸時代前期の1607年(慶長12年)に関白・豊臣秀吉の子・豊臣秀頼が秀吉の遺命によって建立しました。2020年(令和2年)7月に本殿の内部修復が完了しました。板の間には防虫・防腐剤として柿渋(かきしぶ)が塗装されました。なお本殿・拝殿は檜皮葺(ひわだぶき)の入母屋造(いりもやづくり)、石の間は檜皮葺の両下造(りょうげづく)です。
(本殿・ポイントまとめ)
●本殿は桁行五間・梁間四間、拝殿は桁行七間・梁間三間、石の間は桁行三間・梁間一間です。
●本殿は菅原道真を主祭神、相殿に菅原道真の長男・中将殿(菅原高視(すがわらのたかみ))と正室の吉祥女(島田宣来子(しまだののぶきこ))を相殿神として祀っています。本殿には造営時から像高約76.5センチの獅子(しし)・像高約75センチの狛犬(こまいぬ)が置かれています。
●本殿は内部に探検家・松浦武四郎が奉納した日本地図三大鏡などの鏡が各所に掲げられています。
●石の間はかつて石敷きの土間だったそうです。
●社殿は主祭神・菅原道真の縁日である毎月25日のライトアップでに吊燈籠(つりどうろう)に火が灯されます。
北野天満宮本殿見どころ(歴史概略・・・)

【三光門・見どころ解説】★★★修学旅行三ッ星
三光門(さんこうもん・中門)とは見逃せない重要文化財(1898年(明治31年)12月28日指定)です。三光門は本殿の前に建立された四脚門(しきゃくもん)です。三光門には第111代・後西天皇(ごさいてんのう)自筆の勅額(ちょくがく)「天満宮」が掛けられています。三光門は江戸時代前期の1607年(慶長12年)に豊臣秀頼が建立しました。なお三光門は檜皮葺の入母屋造です。前後に千鳥破風(ちどりはふ)・軒唐破風(のきからはふ)付きです。
(三光門・ポイントまとめ)
●三光門には一般的に梁(はり)の間に日・月・星が彫刻されるが、三光門には真っ赤な太陽と金色の月があるが、星が見当たらず、星欠けの三光門と言われ、七不思議に数えられています。
北野天満宮三光門見どころ(歴史概略・・・)

【なで牛・見どころ解説】★★★修学旅行三ッ星
見逃せないなで牛(撫で牛・撫牛)は境内に十数体奉納されています。なで牛は頭をなでると頭がよくなると言われています。また体の悪い場所をなでた後、なで牛の同じ場所をなでると悪い場所が治るとも言われています。なお牛は主祭神・菅原道真のお使いとされています。
(なで牛・ポイントまとめ)
●牛が菅原道真のお使いとされるのは「道真が生まれたのが丑(うし)年」・「道真亡くなったのが丑の月の丑の日」・「道真の墓所の位置は牛が決めた」などに由来していると言われています。
●なで牛以外にも境内には牛舎も祀られています。牛舎は一願成就(いちがんじょうじゅ)のお牛さんとも言われ、なでると一つだけ願いが叶うとも言われています。
●2008年(平成10年)になで牛1体の頭が壊され、その後高松市庵治町(あじちょう)産の黒御影石(くろみかげいし)で造られた全長約66センチ・高さ約27センチ・重さ約110キロのなで牛が奉納されました。
北野天満宮なで牛見どころ(歴史概略・・・)

【透塀・見どころ解説】
透塀(すきべい)とは重要文化財(1898年(明治31年)12月28日指定)です。透塀は石の間の東西から始まり、本殿の裏側にある後門の両脇まで繋がっています。透塀は上段に極彩色の彫刻がある欄間(らんま)があります。透塀は江戸時代前期の1607年(慶長12年)に豊臣秀頼が建立しました。なお透塀は檜皮葺です。
(透塀・ポイントまとめ)
●透塀は東側の透塀が十四間(潜門(くぐりもん))、西側の透塀が十六間です。

【廻廊・見どころ解説】
廻廊(かいろう)とは重要文化財(1898年(明治31年)12月28日指定)です。廻廊は三光門(中門)の両脇から伸び、拝殿の東西にある楽の間に繋がっています。廻廊は東側の回廊と西側の回廊に分かれています。廻廊は江戸時代前期の1607年(慶長12年)に豊臣秀頼が建立しました。なお廻廊は檜皮葺の切妻造(きりづまづくり)です。
(透塀・ポイントまとめ)
●廻廊は東側の回廊・西側の回廊ともに桁行折曲り延長十六間・梁間一間(潜門)です。
●西廻廊では2019年(令和元年)に屋根の破風から「丸太町高倉東江入 錺師(かざりし)躰阿弥(たいあみ)吉兵衛」と裏面に刻まれた飾り金具が見付かりました。躰阿弥は安土桃山時代から江戸時代に京都で筆頭の錺師として活躍し、安土城天主の一部を手掛けました。

【東門・見どころ解説】
東門とは重要文化財(1904年(明治37年)2月18日指定)です。東門は本殿の東に建立された四脚門です。近くには椋(むく)の木が植えられ、周りを土止め石垣が取り囲んでいます。東門は江戸時代前期の1607年(慶長12年)に豊臣秀頼が建立しました。なお東門は銅板葺(どうばんぶき)の切妻造です。

【後門・見どころ解説】
後門とは重要文化財(1898年(明治31年)12月28日指定)です。後門は本殿の後ろに建立された一間一戸(いっけんいっこ)の平唐門(ひらからもん)です。後門は側面が唐破風になっています。後門は江戸時代前期の1607年(慶長12年)に豊臣秀頼が建立しました。なお後門は檜皮葺です。

【楼門・見どころ解説】★★修学旅行二ッ星
楼門は本来本殿の正面にあるが、創建前から境内摂社・地主社(じぬししゃ)が祀られていたことから地主社が正面になり、本殿は筋違いの本殿と言われ、七不思議に数えられています。楼門には扁額(へんがく)「文道大祖(ぶんどうのたいそ) 風月本主(ふうげつのほんしゅ)」が掛かっています。楼門は桃山様式です。なお楼門は銅板葺です。
(楼門・ポイントまとめ)
●楼門は両側に随神(ずいしん)の像が置かれています。
北野天満宮楼門見どころ(歴史概略・・・)

【絵馬所・見どころ解説】★修学旅行一ッ星
絵馬所(えましょ)は京都市指定有形文化財です。絵馬所は江戸時代中期の1699年(元禄12年)に楼門近くに建立されました。絵馬所は京都に現存する絵馬所の中で最古のものと言われています。絵馬所は規模・歴史から現存する絵馬所の中でも随一とも言われています。なお絵馬所は桟瓦葺です。
(絵馬所・ポイントまとめ)
●絵馬所は元禄(1688年~1704年)の大修理の際に建立されました。

【松向軒・見どころ解説】
茶席・松向軒(しょうこうけん)は安土桃山時代の1587年(天正15年)に関白・豊臣秀吉が行った北野大茶湯(北野大茶会)の際、細川幽斎(ほそかわゆうさい・ 細川藤孝(ほそかわふじたか))の長男で、細川ガラシャの夫・細川忠興(ほそかわただおき)が造った茶室を復元したものです。
(松向軒・ポイントまとめ)
●かつての松向軒は江戸時代前期の1628年(寛永5年)に大徳寺(だいとくじ)の塔頭・高桐院(こうとういん)に移されました。

【梅交軒・明月舎・見どころ解説】
茶席・梅交軒(ばいこうけん)はもみじ苑にあり、茶室・明月舎(めいげつしゃ)は東門近くにあります。梅交軒では紅葉が見ごろを迎える時期に濃茶(こいちゃ)の席が設けられます。明月舎では安土桃山時代の1587年(天正15年)10月1日に行われた北野大茶湯を記念し、毎月1日・15日に献茶会が行われています。

【一の鳥居・見どころ解説】★修学旅行一ッ星
一の鳥居は今出川通に面して建立されています。一の鳥居は1921年(大正10年)10月に建立されました。一の鳥居には閑院宮載仁親王(かんいんのみやことひとしんのう)による扁額「天満宮(高さ約2.7メートル・幅約2.4メートル・重さ約563キロ)」が上部に掛けられています。
(一の鳥居・ポイントまとめ)
●一の鳥居は高さ約11.4メートルです。

【太閤井戸・見どころ解説】★修学旅行一ッ星
太閤井戸(たいこういど)は楼門近くにあります。太閤井戸は安土桃山時代の1587年(天正15年)に関白・豊臣秀吉が北野大茶湯を催した際、茶点ての水として使ったと言われています。なお太閤井戸近くには石碑・大茶湯之址(おおちゃのゆのあと)があります。

【御土居・見どころ解説】★修学旅行一ッ星
御土居(おどい)は国の史跡(1930年(昭和5年)7月8日指定)です。御土居はもみじ苑にあり、長さ約250メートルで、現存する御土居の遺構としては最長です。御土居は安土桃山時代の1591年(天正19年)に関白・豊臣秀吉が築いた総延長約22.5キロメートルの土塁です。御土居には外敵の侵入を防いだり、鴨川の氾濫から町を守る役目がありました。
北野天満宮御土居見どころ(歴史概略・・・)

【梅苑・見どころ解説】★修学旅行一ッ星
北野天満宮は梅の名所です。梅苑・境内には本殿前に松とともに植われている御神木・紅和魂梅(べにわこんばい)など50種・約1,500本の梅が植えられています。梅苑は例年2月上旬頃から3月中旬頃まで公開されます。なお梅は神紋・梅鉢にも使われています。
(梅苑・ポイントまとめ)
●主祭神・菅原道真は梅をこよなく愛し、「東風(こち)吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな(拾遺和歌集)」と詠みました。その後梅が道真を慕って一晩の内に大宰府に飛来したという飛梅伝説も生まれました。
北野天満宮梅詳細

【もみじ苑・見どころ解説】★修学旅行一ッ星
北野天満宮は梅の名所だけでなく、紅葉の名所です。もみじ苑には約300本のモミジがあります。もみじの中には樹齢約400年の三叉の紅葉もあります。もみじ苑は例年11月上旬頃から12月上旬頃に公開されます。ライトアップも行われます。
北野天満宮紅葉ライトアップ(日程・・・)

【影向松・見どころ解説】
影向松(ようごうのまつ)は一の鳥居の東側に植えられています。影向松は創建時から植えられていたとも言われる御神木です。影向松には立冬(十月節)から立春(正月節)までの三冬(初冬・仲冬・晩冬)に初雪が降ると主祭神・菅原道真が降臨し、雪見をしながら詩を詠むという伝説があり、七不思議に数えられています。ちなみに松とも縁が深く、かつて「北野の松原」と称されました。
(影向松・ポイントまとめ)
●初雪が降った日には祭壇を設けて硯(すずり)・筆・墨を供え、初雪祭が行われています。

【宝物殿・見どころ解説】★修学旅行一ッ星
宝物殿は紙本著色北野天神縁起(国宝)などの文化財を収蔵・展示しています。宝物殿は1927年(昭和2年)に萬燈祭の記念事業として建設されました。なお宝物殿は縁日(毎月25日)・1月1日・4月10日~5月30日・12月1日・観梅や紅葉シーズンに開館されます。

【授与所・見どころ解説】
授与所は三光門から本殿に向かう参道の東側(右手)、東廻廊にあります。授与所ではお守り(学業上達・受験合格・勧学・交通安全・技芸上達・病気平癒・厄除・縁結・安産・延命長寿・足腰・干支)・お札(学業・勧学)・学業鉛筆などを授与しています。12月13日からは元旦の朝に祝膳の初茶に飲むと邪気を祓い、一年間健康な日々を過ごすことができる大福梅も授与されます。(要確認)

【地主社・見どころ解説】★修学旅行一ッ星
地主社は境内摂社です。地主社は創建以前から前から祀られていたと言われています。その為本殿は地主社の正面を避けて建立されたと言われています。地主社は天神地祇(てんしんちぎ)などを祀っています。

【文子天満宮・見どころ解説】★修学旅行一ッ星
文子天満宮(あやこてんまんぐう)は境内末社です。文子天満宮は多治比文子が主祭神・菅原道真を最初に祀った社とも言われています。文子天満宮はかつて西ノ京にあったが、1873年(明治6年)に現在の場所に移されました。文子天満宮は菅原道真を祀っています。

【伴氏社・見どころ解説】★修学旅行一ッ星
伴氏社(ともうじしゃ)は境内末社です。伴氏社は祭神・菅原道真の母(伴真成(とものまなり)の娘)を祀っています。伴氏社は鳥居が重要美術品です。鳥居は蓮弁座(反花(かえりばな)座)の土台に乗り、伴氏鳥居・中山鳥居(なかやまとりい)と言われています。なお鳥居は花崗岩(かこうがん)製です。
(伴氏社・ポイントまとめ)
●鳥居は京都御苑の厳島神社(いつくしまじんじゃ)の唐破風鳥居(からはふとりい)・木嶋坐天照御魂神社(このしまにますあまてるみたまじんじゃ・蚕の社(かいこのやしろ))の三柱鳥居(みはしらとりい)とともに京都三珍鳥居と言われています。

【摂社末社・見どころ解説】
境内には地主社・文子天満宮・伴氏社以外にも火之御子社(ひのみこしゃ)・老松社(おいまつしゃ)・白太夫社(しらだゆうしゃ)・福部社(ふくべしゃ)・竈社(かまどしゃ)・寛算社(かんざんしゃ)・大門社(だいもんしゃ)・橘逸勢社(たちばなのはやなりしゃ)などの摂末社が合計51もあります。
(摂社末社・ポイントまとめ)
●火之御子社は境内摂社です。火之御子社は火雷神(からいしん)を祀り、雷除け・五穀豊穣のご利益があると言われています。大晦日には鑽火祭(きりびまつり)が行われ、おけら詣の篝火(かがりび)になります。

【天神市(骨董市)・見どころ解説】★修学旅行一ッ星
毎月25日に天神市(てんじんいち・天神・天神さん)が行われます。天神市には骨董品・古道具などを販売する1000店以上もの屋台露店が立ち並びます。1月25日の初天神・12月25日の終い天神は特に賑わいます。
(天神市・ポイントまとめ)
●天神市では日没から午後9時まで境内がライトアップされます。
北野天満宮天神市(日程・・・)

【御旅所・見どころ解説】
御旅所(おたびしょ)は京都市上京区御前通今出川上る馬喰町にあります。御旅所内には御輿岡神社(みこしがおかじんじゃ)があり、大己貴命(おおなむちのみこと)・少彦名命(すくなひこなのみこと)を祀っています。
(御旅所・ポイントまとめ)
●御旅所はずいき祭の神幸祭から還幸祭までの期間、3基の鳳輦(ほうれん)・ずいき御輿(みこし)を奉安します。
北野天満宮御旅所(アクセス・・・)

【長五郎餅・見どころ解説】
長五郎餅は東門(重要文化財)内の境内茶店で販売されています。ただ販売は毎月25日だけです。そして特別に正月1日から4日・2月の節分・1月から3月25日までの土曜日・日曜日(梅のシーズン)にも販売されています。時間は9:00~17:00で、ランチ前後などに楽しむことができます。(要確認)なお長五郎餅は1587年(天正15年)に関白・豊臣秀吉が北野大茶湯を催した際、秀吉に献上され、秀吉から長五郎餅と命名されました。

【北野天満宮見どころ 備考(参考リンク)】
*参考・・・京都・北野天満宮(アクセス・見どころ・・・)ホームページ京都・北野天満宮(アクセス・見どころ・・・)wikipedia

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