祇園祭日程2025年7月1日~31日(宵山・山鉾巡行・神輿渡御)

祇園祭山鉾巡行(Former Festival Yamahoko-Junko)

祇園祭日程(主要行事)

祇園祭日程(宵山・山鉾巡行・・・)を簡単に紹介しています。祇園祭は7月1日の吉符入から31日の夏越祭までの1ヶ月に渡って行われます。宵山(前祭)が7月14日~16日、山鉾巡行(前祭)・神幸祭が7月17日に行われ、7月14日~17日の期間は大変人出が多くなります。7月15日・16日には屋台露店が立ち並びます。

★祇園祭最新情報。

【祇園祭日程2025 日程時間(要確認)】

祇園祭日程2025は2025年(令和7年)7月1日(火曜日)~31日(木曜日)まで行われます。

●祇園祭の主要行事の日程を確認できます。(下記リンク参照)
祇園祭2025日程一覧(宵山屋台・山鉾巡行・・・)

【祇園祭山鉾巡行 ルート・時間】

  • 7月17日・山鉾巡行(前祭)・・・四条烏丸出発(9:00)→四条河原町(9:45頃)→河原町御池(10:30頃)→新町御池到着(11:20頃)
  • 7月24日・山鉾巡行(後祭)・・・烏丸御池出発(9:30)→河原町御池(10:00頃)→四条河原町(10:40頃)→四条烏丸到着(11:20頃)
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【祇園祭・日程(概略)】

日程は次の通りです。

  • 1日~・・・吉符入
  • 2日・・・くじ取り式
  • 10日~14日・・・山鉾建て(前祭)
  • 14日~16日・・・宵山(前祭)
  • 17日・・・山鉾巡行(前祭)・神幸祭
  • 18日~21日・・・山鉾建て(後祭)
  • 21日~23日・・・宵山(後祭)
  • 24日・・・山鉾巡行(後祭)・花傘巡行・還幸祭
  • 31日・・・疫神社夏越祭

【7月14日~16日 祇園祭・宵山(前祭)】

宵山(前祭)は山鉾巡行(前祭)・神幸祭が行われる7月17日の前3日間です。宵山(前祭)では夕方から23基の山鉾に駒形提灯が灯され、長刀鉾など囃子方がある山鉾で祇園囃子が奏でられます。宵山(前祭)では厄除けちまきが販売されたり、御朱印集めができたりします。なお15日・16日には屋台露店が立ち並び、夕方から四条通などが歩行者天国になります。
宵山(前祭)

【7月17日9:00~ 祇園祭・山鉾巡行(前祭)】

山鉾巡行(前祭)は夕方から行われる神幸祭(神輿渡御)前に行われ、山鉾巡行で祓い清めます。山鉾巡行(前祭)では長刀鉾を先頭に23基の山鉾が四条烏丸から四条通・河原町通・御池通の順に巡行し、四条河原町・河原町御池の交差点で辻回しが行われます。長刀鉾稚児による注連縄切り・太平の舞(稚児舞)やくじ改めも行われます。
山鉾巡行(前祭)

【7月17日16:00~ 祇園祭・神幸祭(神輿渡御)】

神幸祭では午前中の山鉾巡行(前祭)で祓い清められた後、中御座神輿など3基の神輿が八坂神社から氏子地区を回り、四条河原町近くの御旅所(おたびしょ)に向かいます。御旅所では7月24日の還幸祭まで3基の神輿が泰安され、無言詣を行うことができます。
神幸祭

【7月21日~23日 祇園祭・宵山(後祭)】

宵山(後祭)は山鉾巡行(後祭)・還幸祭が行われる7月24日の前3日間です。宵山(後祭)では夕方から11基の山鉾に駒形提灯が灯され、北観音山など囃子方がある山鉾で祇園囃子が奏でられます。宵山(後祭)では厄除けちまきが販売されたり、御朱印集めができたりします。
宵山(後祭)

【7月24日9:30~ 祇園祭・山鉾巡行(後祭)】

山鉾巡行(後祭)は夕方から行われる還幸祭(神輿渡御)前に行われ、山鉾巡行で祓い清めます。山鉾巡行(後祭)では橋弁慶山を先頭に11基が烏丸御池から御池通・河原町通・四条通の順に巡行し、河原町御池・四条河原町の交差点で辻回しが行われます。またくじ改めも行われます。なお7月24日には花傘巡行も行われます。
山鉾巡行(後祭)

【7月24日17:00~ 祇園祭・還幸祭(神輿渡御)】

還幸祭では午前中の山鉾巡行(後祭)で祓い清められた後、中御座神輿など3基の神輿が御旅所から氏子地区を回り、御供社(ごくうしゃ)を経由して八坂神社に戻ります。八坂神社では神霊を神輿から本殿に遷します。
還幸祭

【山鉾(前祭・後祭・休み山)】

山鉾は前祭(23基)・後祭(11基)・休み山(1基)に分類されます。また山鉾は形から鉾(ほこ)・曳山(ひきやま)・船鉾(ふねほこ)・傘鉾(かさほこ)・舁山(かきやま)に分類されます。

祇園祭山鉾一覧

【神輿(中御座・東御座・西御座)】

神輿には中御座神輿・東御座神輿・西御座神輿があります。

  • 中御座神輿は八坂神社の主祭神・素戔嗚尊の神霊をのせます。
  • 東御座神輿は素戔嗚尊の妻・櫛稲田姫命の神霊をのせます。
  • 西御座神輿は素戔嗚尊の8人の子供・八柱御子神の神霊をのせます。八柱御子神は八島篠見神・五十猛神・大屋比売神・抓津比売神・大年神・宇迦之御魂神・大屋毘古神・須勢理毘売命です。

祇園祭神輿一覧

【祇園祭・山鉾巡行 歴史・簡単概要】

祇園祭は869年(貞観11年)に京都をはじめ全国に疫病が流行し、牛頭天王・素戔嗚尊の祟りであるとし、卜部日良麿が神泉苑に国の数と同じ66本の鉾を立て、悪霊を移して穢れを祓い、薬師如来の化身とされる牛頭天王を祀り、更に牛頭天王を主祭神とする八坂神社から3基の神輿を送り、病魔退散を祈願した祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)が起源と言われています。
山鉾巡行は平安時代の999年(長保元年)に雑芸者・無骨が天皇の即位の礼の直後に行う新嘗祭・大嘗祭の標山に似た作山を造り、祇園祭に参加したのが起源とも言われています。その後鎌倉時代に鉾・長刀などで装飾したものが加わり、室町時代には町ごとに趣向を凝らした山鉾が造られたと言われています。
祇園祭・山鉾巡行歴史

【八坂神社 歴史・簡単概要】

八坂神社は656年(斉明天皇2年)に高麗(高句麗)から来日した調進副使・伊利之使主が新羅・牛頭山に座した素戔嗚尊=牛頭天王を山城八坂郷に奉斎したのが起源とも、876年(貞観18年)に南都(奈良)の僧・円如が堂(観慶寺)を建立して薬師千手等の像を奉安し、その後天神(祇園神)が東山の麓・祇園林に垂跡したのが起源とも言われています。また829年(天長6年)に参議・紀百継(きのももつぐ)が山城八坂郷丘一処を賜り、神の祭祀を行ったのが感神院の起源とも言われています。その後869年(貞観11年)に流行した疫病を鎮める御霊会が神泉苑で行われたのが祇園祭の起源と言われ、970年(天禄元年)からは毎年御霊会が行われるようになりました。
京都・八坂神社(祇園祭)

【祇園祭日程 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
祇園祭2025日程(ちまき販売・宵山屋台・・・)

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