清水寺(アクセス・見どころ・拝観料・・・)清水の舞台

清水寺

清水寺・清水の舞台

清水寺(アクセス・見どころ・拝観料・歴史・・・)情報を紹介しています。清水寺に最も近い駅は京阪電鉄本線・清水五条駅だが、清水寺までは少し距離があり、また京都駅からは直結していません。その為清水寺へのアクセスではお急ぎの場合にタクシー、時間に余裕がある場合にバスがおすすめです。ちなみに地下鉄烏丸線・五条駅や阪急京都本線・京都河原町駅は清水五条駅よりも更に遠くなります。(下記参照)
清水寺アクセス(バス・地下鉄・私鉄・・・)

【清水寺 アクセス・マップ】

場所・・・京都府京都市東山区清水1-294

【市バス アクセス】
最寄りバス停・・・清水道(徒歩約10分)、五条坂(徒歩約10分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から清水寺は100系統(D1乗り場)、110系統(D1乗り場)、206系統(D2乗り場)
*京都駅八条口(南口)アバンティ前からは202系統
*祇園からは100系統、202系統、206系統、207系統
*四条大宮・四条烏丸・四条河原町・四条京阪からは207系統
*千本丸太町・堀川丸太町・河原町丸太町からは202系統
路線・時刻表・運賃チェック

【電車 アクセス】
*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は清水五条駅(徒歩約22分)・祇園四条駅(徒歩約25分)
*阪急京都本線の場合、最寄り駅は京都河原町駅(徒歩約30分)

【タクシー アクセス】
*京都駅からの場合、渋滞などがなければ15分ほどで到着します。ちなみに距離は約4キロです。

【自動車 アクセス】
*境内に駐車場がなく、おすすめできません。バス・電車・タクシーなどの公共交通機関がおすすめです。

【拝観時間・時間(要確認)】
6:00~18:00(原則)閉門時間は季節や行事によって変動します。
年中無休

【拝観料金・料金(要確認)】
大人400円、中学生・小学生200円

スポンサーリンク(Sponsor Link)

【清水寺 歴史・簡単概要】

清水寺(きよみずでら)は奈良時代後期の778年(宝亀9年)に奈良・興福寺(こうふくじ)の僧で、子島寺(こじまでら・子嶋寺)で修行していた延鎮上人(えんちんしょうにん・賢心(けんしん))が「南の地を去れ」という霊夢により、音羽山(おとわさん)に庵を結んだのが起源と言われています。延鎮上人は音羽山で長年修行続ける行叡居士(ぎょうえいこじ)と出会い、行叡居士から霊木を授かって観音(かんのん)像を刻み、行叡居士の旧庵に観音像を祀ったと言われています。その後780年(宝亀11年)に坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が妻・三善高子(みよしのたかこ)の病気平癒の為に鹿の生き血を求めて音羽山に上ったが、延鎮上人から鹿狩りの殺生を戒められ、観世音菩薩(かんぜおんぼさつ・観音菩薩)の教えを諭され、自らの邸宅を仏殿に寄進しました。平安時代前期の805年(延暦24年)に坂上田村麻呂が太政官符(だじょうかんぷ)によって清水寺の寺地を賜ったと言われています。また805年(延暦24年)に第50代・桓武天皇(かんむてんのう)の御願寺(ごがんじ)になり、810年(弘仁元年)に鎮護国家の道場になり、第52代・嵯峨天皇(さがてんのう)から「北観音寺」の宸筆(しんぴつ)を賜りました。1063年(康平6年)に清水寺が全山焼失したと言われています。ちなみに清水寺は歴史上、江戸時代前期の1629年(寛永6年)の大火による焼失までの期間、記録に残るだけでも9回も焼失しました。また清水寺は創建以来、10回を超える火災に見舞われたとも言われています。1091年(寛治5年)に「成通卿口伝日記(なりみちきょうくでんにっき)」によると蹴聖(しゅうせい)・藤原成通が清水の舞台の欄干(らんかん)で蹴鞠(けまり)をしながら一往復したと記され、清水の舞台の文献上の初見と言われています。平安時代中期頃には清水寺が観音霊場としてよく知られ、「源氏物語(げんじものがたり)」の作者・紫式部(むらさきしきぶ)などが参詣しました。室町時代中期に応仁の乱(おうにんのらん)が勃発し、1469年(文明元年)に本堂など伽藍の多くが焼失しました。江戸時代前期の1629年(寛永6年)に大火で本堂など伽藍の多くを焼失したが、仁王門・馬駐・鐘楼は焼失を免れました。1633年(寛永10年)に江戸幕府3代将軍・徳川家光(とくがわいえみつ)の寄進によって本堂(清水の舞台)などが再建されました。1994年(平成6年)にユネスコの世界遺産に登録されました。
清水寺は北法相宗の本山です。
*参考・・・清水寺(アクセス・見どころ・拝観料・歴史・・・)ホームページ

【清水寺 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】

清水寺の見どころは「清水の舞台から飛び降りる」で知られる本堂(国宝)と学問成就(左の筧)・恋愛成就(中央の筧)・延命長寿(右の筧)のご利益があると言われる音羽の滝(音羽の瀧)です。
●本堂(清水の舞台)は1633年(寛永10年)に江戸幕府3代将軍・徳川家光の寄進によって再建されました。清水の舞台は139本のケヤキを釘を1本も使わない地獄止めにより、組み上げられています。
●音羽の滝は音羽山の山中から湧き、清水寺創建以来、一度も涸れたことがないと言われています。音羽の滝はかつて黄金水・延命水とも言われました。音羽の滝は3本の内の1本の筧を選び、一口だけ飲みます。
●清水寺七不思議には三重塔の鬼瓦・仁王門の腰貫・6本脚の鐘楼・扉がない轟門・川も池もない轟橋・阿阿の狛犬・岸駒の燈籠・馬駐の金具・梟の手水鉢・弁慶の指跡・弁慶の鉄の下駄と錫杖・平景清の足形石・平景清爪彫りの観音・清水の舞台・鏡天井の円龍など7つ以上の不思議があります。
清水寺見どころ(清水の舞台・三重塔など)

国宝・・・本堂(清水の舞台)
重要文化財・・・仁王門、田村堂、木造千手観音坐像、木造十一面観音立像、木造伝・観音菩薩・勢至菩薩立像、木造大日如来坐像、木造毘沙門天立像、渡海船額、板絵朝比奈草摺曳図など

【清水寺 行事・イベント(要確認)】

●青龍会は例年3月15日・4月3日・9月15日に行われています。青龍会は2000年(平成12年)に本尊・千手観音立像(秘仏)がご開帳され、観音の化身である青龍の誕生と開眼法要が行われたのが起源です。法螺貝を吹き、転法衆・会奉行・夜叉神・四天王・十六善神・龍衆が練り歩きます。
●桜ライトアップは例年桜が見ごろを迎える3月下旬頃から4月上旬頃に行われています。本堂(清水の舞台)周辺の桜などがライトアップされます。夜空に観音さまの慈悲の心を表す青い一筋の光が放たれます。
清水寺桜ライトアップ
●千日詣りは例年8月9日から16日まで千日詣りに行われています。千日詣りは古くから行われ、平安時代に紫式部(むらさきしきぶ)・清少納言(せいしょうなごん)も行ったとも言われています。千日詣りは観音さまの最大の功徳日で、1日のお詣りで千日分のご利益があると言われています。
●紅葉ライトアップは例年紅葉が見ごろを迎える11月中旬頃から11月下旬頃に行われています。本堂(清水の舞台)周辺の紅葉などがライトアップされます。夜空に観音さまの慈悲の心を表す青い一筋の光が放たれます。
清水寺紅葉ライトアップ
●今年の漢字は例年12月に行われています。今年の漢字は1995年(平成7年)から日本漢字能力検定協会のキャンペーンとして行われています。今年の漢字では清水寺の貫主が巨大な和紙に漢字一字を揮毫して発表されます。

【清水寺 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】

●桜の見ごろは例年4月上旬頃です。染井吉野・山桜・紅枝垂桜など約1,500本の桜の木が山内に分布し、桜に包まれた本堂・清水の舞台が美しいと言われています。
*京都には多くの桜名所があり、その桜見ごろを下記リンクから確認できます。
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)
●紅葉の見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。錦雲渓などの広大な山内にヤマモミジなどが分布し、紅葉に包まれた本堂・清水の舞台が美しいと言われています。
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2024(清水寺・東福寺・永観堂・・・)

【連絡先(現在確認中)】
電話番号・・・+81-75-551-1234(清水寺)*電話は控えて下さい。迷惑になります。

【備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
●納経所(御朱印所)は本堂横・阿弥陀堂横・音羽の瀧前にあります。本堂横では西国三十三所・洛陽三十三所観音霊場、阿弥陀堂横では法然上人二十五霊場・洛陽六阿弥陀めぐり、音羽の瀧前では不動明王の御朱印などが授与されています。またオリジナルの納経帖なども授与されています。(要確認)
*京都バスの場合、京都駅からは18系統(C3乗り場)、最寄りのバス停は清水道(徒歩約10分)、五条坂(徒歩約10分)

【おすすめ散策ルート】
清水寺からのおすすめ散策ルートは産寧坂(三年坂)・二寧坂(二年坂)・ねねの道(ねねの小径)を経由し、八坂神社に向かうルートです。ルートの周辺には八坂の塔(法観寺)・坂本龍馬の墓(京都霊山護国神社)・高台寺・石塀小路などもあり、京都の風情を楽しむことができます。また八坂神社周辺には知恩院・円山公園もあり、それらを散策するのもいいかもしれません。清水寺にはねねの道・二寧坂・産寧坂を使ってアクセスするのもおすすめです。

関連記事

京都観光おすすめ

  1. 錦市場(Nishiki Market)
  2. 竹林の道(Bamboo Forest Path)
  3. 嵐山
ページ上部へ戻る