金閣寺(アクセス・見どころ・拝観料・歴史・・・)金閣

金閣寺見どころ(Kinkaku-ji Temple)

金閣寺・金閣

金閣寺(アクセス・見どころ・拝観料・歴史・・・)情報を紹介しています。金閣寺に最も近い駅は嵐電北野線・北野白梅町駅だが、金閣寺までは少し距離があり、また京都駅はから直結していません。その為金閣寺へのアクセスではお急ぎの場合にタクシー、時間に余裕がある場合にバスがおすすめです。ちなみに地下鉄烏丸線・北大路駅やJR山陰本線・円町駅は北野白梅町駅よりも更に遠くなります。(下記参照)
金閣寺アクセス(バス・地下鉄・私鉄・・・)

【金閣寺 アクセス・マップ】

場所・・・京都府京都市北区金閣寺町1

【市バス アクセス】
最寄りバス停・・・金閣寺前(徒歩すぐ)・金閣寺道(徒歩約3分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から金閣寺は101系統(B2乗り場)道、205系統(B3乗り場)道
*四条河原町からは12系統前・道、59系統前道、205系統道
*四条烏丸からは12系統前、101系統道
*河原町丸太町からは59系統前道、204系統道、205系統道
路線・時刻表・運賃チェック

【電車 アクセス】
*嵐電(京福電鉄)北野線の場合、最寄り駅は北野白梅町駅(徒歩約20分)

【タクシー アクセス】
*京都駅からの場合、渋滞などがなければ30分ほどで到着します。ちなみに距離は約9キロです。
*地下鉄烏丸線・北大路駅または鞍馬口駅からの場合、渋滞などがなければ7分ほどで到着します。

【拝観時間・時間(要確認)】
9:00~17:00
年中無休

【拝観料金・料金(要確認)】
大人(高校生以上)400円、中学生・小学生300円
拝観料金の団体割引はありません。

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【金閣寺 歴史・簡単概要】

金閣寺は正式に鹿苑寺(ろくおんじ)と言い、相国寺(しょうこくじ)の塔頭(たっちゅう)寺院です。金閣寺が建立されている場所には鎌倉時代前期の1224年(元仁元年)に公卿・西園寺公経(さいおんじきんつね)が北山第(きたやまだい)を造営し、氏寺の西園寺がありました。その後鎌倉幕府が滅亡し、南朝初代で、第96代・後醍醐天皇(ごだいごてんのう)の暗殺未遂が起こると西園寺氏の所領などが没収され、北山第は荒廃しました。室町時代前期の1397年(応永4年)に室町幕府3代将軍・足利義満(あしかがよしみつ)が河内の領地との交換によって北山第を譲り受け、荒廃していた北山第の大改修を開始し、北山殿(きたやまどの)を造営しました。1398年に金閣が建立され、1層目に釈迦三尊(しゃかさんぞん)が安置され、3層目に仏舎利(ぶっしゃり)が納められました。ちなみに足利義満は1394年(応永元年)に将軍職を嫡男・足利義持(あしかがよしもち)に譲っていたが、その後も北山殿で政務を行いました。1404年(応永11年)から北山大塔の造営が開始されたが、1416年(応永23年)に落雷で未完のまま焼失したとも言われています。1408年に足利義満は第100代・後小松天皇(ごこまつてんのう)を招いて盛大な宴を催したが、同年に足利義満が亡くなりました。1409年(応永16年)に足利義持が北山殿の一部を破却し、その後足利義満の妻・日野康子(ひのやすこ)の御所になりました。1419年(応永26年)に足利義満の妻・日野康子が亡くなると金閣以外の建物などは解体され、南禅寺・建仁寺などに移されたと言われています。1420年(応永27年)に足利義満の遺言により、足利義満を開基、夢窓国師・夢窓疎石(むそうそせき)を開山として、禅寺の北山鹿苑寺に改められました。鹿苑寺の名称は足利義満の法号「鹿苑院殿」に由来しています。1467年(応仁元年)に勃発した応仁の乱で金閣寺の伽藍の多くが焼失したが、金閣・不動堂・護摩堂などは焼失を免れました。ただその後金閣寺は荒廃したと言われています。安土桃山時代の天正年間(1573年~1591年)に宇喜多秀家(うきたひでいえ)が不動堂を再建したと言われています。江戸時代に西笑承兌(せいしょうじょうたい)が金閣寺を中興し、1649年(慶安2年)に金閣の大修理が行われました。1950年(昭和25年)7月2日未明に放火で金閣や安置されていた仏像などが焼失しました。金閣は1952年(昭和27年)に再建が開始され、1955年(昭和30年)が再建が完了しました。1994年(平成6年)にユネスコの世界遺産に登録されました。
金閣寺は臨済宗相国寺派大本山・相国寺の境外塔頭です。
*参考・・・金閣寺(アクセス・見どころ・拝観料・歴史・・・)ホームページ

【金閣寺 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】

金閣寺の見どころは金閣・庭園(特別名勝・特別史跡)です。金閣は銀閣寺の銀閣・西本願寺の飛雲閣(ひうんかく)とともに京の三閣と言われています。
●金閣は1398年(応永5年)に足利義満が建てたが、1950年(昭和25年)の放火事件で焼失し、1955年(昭和30年)に再建されました。金箔は1955年(昭和30年)の再建時に10センチ角が10万枚(2キロ)使用され、その後の修復では20万枚(20キロ)使用されました。2020年(令和2年)の屋根の葺き替えの際、約10センチ角の金箔約1万枚を使って、鳳凰や傷んでいた軒下が補修されました。
●庭園は西園寺公経(さいおんじきんつね)が山荘・北山殿を造営した際に作庭され、足利義満が鏡湖池を中心に大きく改修したと言われています。その後応仁の乱の際に樹木などが伐採されて荒廃し、天文年間(1532年~1555年)頃に修復されたと言われています。
金閣寺見どころ(金閣・不動堂など)

重要文化財・・・絹本著色足利義満像、絹本著色達磨図、大書院障壁画、木造不動明王立像(不動堂安置、子元祖元高峰顕日問答語、慈聖院并寿寧院遺誡

【金閣寺 行事・イベント(要確認)】

●不動堂開扉法要は例年節分の日と五山送り火が行われる8月16日に行われています。不動堂開扉法要では不動堂に安置されている本尊・石不動明王(秘仏)が開扉され、大般若経の祈祷が行われます。
●不動堂大護摩供奉修は例年11月28日に行われています。不動堂大護摩供奉修では不動堂前での読経終了後、信者などの願いが込められた護摩木(ごまぎ)を護摩壇(ごまだん)で焚き上げ、祈願成就を願います。

【金閣寺 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】

●カキツバタの見ごろは例年5月上旬頃から5月下旬頃です。池泉回遊式庭園(特別名勝・特別史跡)の中心となる鏡湖池(きょうこち)の池畔にカキツバタが植えられています。
●紅葉の見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。庭園(特別名勝・特別史跡)などの山内にカエデなどが植えられています。鏡湖池の水面には「逆さ金閣」などが映し出されます。
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2024(清水寺・東福寺・永観堂・・・)

【連絡先(現在確認中)】
電話番号・・・+81-75-461-0013(金閣寺)*電話は控えて下さい。迷惑になります。

【備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
●朱印所(御朱印所)は順路の後半である不動堂前にあります。朱印所では御朱印を授与しています。ちなみに御朱印には金閣を表す「舎利殿」・不動堂に祀られている「石不動尊」などがあります。また朱印所では御朱印帳・お守りなども授与しています。(要確認)

【おすすめ散策ルート】
金閣寺からのおすすめ散策ルートは「きぬかけの道」沿いにあり、金閣寺と同じく、いすれも世界遺産である龍安寺・仁和寺に向かうルートです。1時間ほど「きぬかけの道」を散策すれば、世界遺産3か所を回ることができ、世界遺産を満喫することができます。なお龍安寺・仁和寺とは逆方向になるが、一休さんと縁が深い大徳寺まで散策してもいいかもしれません。きぬかけの道から金閣寺にアクセスするのもおすすめです。

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