八坂神社-修学旅行・観光見どころのマトメ

八坂神社見どころ

八坂神社-修学旅行・観光見どころ

八坂神社の見どころを簡単にまとめてポイント解説します。見どころには最大級の神社神殿と言われる本殿(国宝)・西楼門(重文)・石鳥居(重文)・舞殿(重文)などがあり、その概要・歴史・様式・豆知識を解説しています。なお修学旅行や観光で見る価値がある国宝・重要文化財・名勝・史跡などの文化財を中心に解説しています。

【重要な本殿(国宝)・素戔嗚尊の見どころ】

★概要:圧巻の本殿は日本最大級の神社神殿と言われ、祇園祭では周りを3周する神事が行われています。本殿は八坂神社の主祭神として、中御座(なかござ)に素戔嗚尊(すさのをのみこと)、東御座に櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、西御座に素戔嗚尊の8人の子供・八柱御子神(やはしらのみこがみ)と言われる八島篠見神(やしまじぬみのかみ)・五十猛神(いたけるのかみ)・大屋比売神(おおやひめのかみ)・抓津比売神(つまつひめのかみ)・大年神(おおとしのかみ)・宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)・大屋毘古神(おおやびこのかみ)・須勢理毘売命(すせりびめのみこと)を祀っています。また東御座・西御座に配神も祀っています。
★歴史:本殿は1654年(承応3年)に江戸幕府4代将軍・徳川家綱(とくがわいえつな)が再建しました。ちなみに本殿は平安時代初期に史上初の関白に就任した藤原基経(ふじわらのもとつね )が観慶寺感神院(かんしんいん)を建立し、境内に本殿を建立したのが起源とも言われています。
★様式:本殿は御所の紫宸殿(ししんでん)を模し、本殿と拝殿がひとつになった独特の様式で、祇園造(ぎおんづくり)・八坂造(やさかづくり)と言われています。南北朝時代の1331年(元弘元年・元徳3年)に隆円が描いた「祇園社絵図(重要文化財)」に現在と同じ形式の本殿が描かれています。本殿は屋根が入母屋造(いりもやづくり)の檜皮葺(ひわだぶき)です。本殿は桁行7間・梁間6間です。面積約400坪・高さ約15メートルです。
★豆知識:本殿には狛犬(こまいぬ)・獅子(しし)が2対(室町時代・江戸時代制作)が置かれています。八坂神社には3対の狛犬・獅子があり、鎌倉時代に鎌倉幕府初代将軍・源頼朝(みなもとのよりとも)が奉納したと伝えられる狛犬・獅子が重要文化財に指定されています。
★七不思議:本殿は玄関の東の柱から西に向かって柏手(かしわで)を打つと音が大きく反響して龍吼(りゅうぼえ)と言われ、七不思議に数えられています。また本殿はその下に龍が棲むほど底知れぬくらい深い井戸・龍穴(りゅうけつ)があると言われ、七不思議に数えられています。
★行事:例年祇園祭の長刀鉾(なぎなたほこ)お千度・綾傘鉾(あやかさほこ)稚児社参では本殿を時計回りに3周し、正面と背面(裏正面)で立ち止まって神事(祇園祭)の無事を祈願します。

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【注目の西楼門(重要文化財)・随身像の見どころ】

★概要:西楼門は正門ではないが、四条通東端に建立されていることから出入口に利用されています。西楼門は高さ約9メートルの朱塗り(しゅぬり)の楼門です。西楼門には平安時代の貴族の護衛役である随身(ずいしん)の木像2体が置かれています。また西楼門の前には青銅(せいどう)製の狛犬(こまいぬ)2頭も建立されています。西楼門はかつて夜叉門(やしゃもん)・籠門(かごもん)とも言われていました。
★歴史:西楼門は応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))で焼失し、1497年(明応6年)に再建され、永禄年間(1558年~1570年)に檜皮葺から瓦葺(かわらぶき)に葺き替えられました。1913年(大正2年)の四条通拡張に伴って現在の場所に移され、翼廊(よくろう)が建立されました。2007年(平成19年)に94年振りに朱塗りの塗り直し・瓦の葺き替え(約7,400枚)が行われました。(総工費1億5千万円)
★様式:西楼門は三間一戸(さんげんいっこ)の楼門です。西楼門は屋根が切妻造(きりづまづくり)の本瓦葺(ほんがわらぶき)です。楼門は一般的に入母屋造が多いが、切妻造になっています。
★七不思議:西楼門は雨垂れがしないとして七不思議に数えられています。

【貴重な石鳥居(重要文化財)・明神鳥居の見どころ】

★概要:石鳥居は本殿の南側に建立されています。石鳥居は高さ約9.3メートルで、扁額(へんがく)「八坂神社」が掛けられています。扁額の文字は有栖川宮熾仁親王(ありすがわのみやたるひとしんのう)が書きました。
★歴史:石鳥居は1646年(正保3年)に建立されたが、1662年(寛文2年)に寛文近江・若狭地震(かんぶんおうみ・わかさじしん)によって倒壊し、1666年(寛文6年)に補修されました。
★様式:石鳥居は花崗岩(かこうがん)製の明神鳥居(みょうじんとりい)です。

【珍しい舞殿(重要文化財)・花街の提灯の見どころ】

★概要:舞殿には料亭・花街の置屋などから奉納された提灯(ちょうちん)が飾られ、門前町(鳥居町)である花街の情緒を感じられます。舞殿では奉納行事が行われたり、祇園祭の際に神輿が泰安されたりします。祇園祭の宵宮祭では境内の明かりが消され、舞殿に泰安された3基の神輿(中御座・東御座・西御座)に本殿から神霊が遷されます。
★歴史:舞殿は本殿・拝殿前に1903年(明治36年)に建立されました。
★様式:舞殿は屋根が入母屋造の銅板葺(どうばんぶき)です。舞殿は桁行三間・梁間三間です。
★行事:舞殿では例年節分に花街(祇園甲部・祇園東・宮川町・先斗町)の舞妓が舞を奉納し、豆まきを行います。また例年6月15日の例祭(れいさい)前夜に御神楽(みかぐら)、例年中秋の観月祭で伝統芸能、例年11月3日の舞楽(ぶがく)奉納で舞楽が奉納されます。

【美しい南楼門(重要文化財)・正門の見どころ】

★概要:南楼門は美しい朱塗りの楼門で、八坂神社の正門です。南楼門は高さ約14メートルで、本殿・舞殿と同じ高さと言われています。南楼門は本殿・舞殿と同じ高さで、三位一体(さんみいったい)を表しているとも言われています。南北朝時代に隆円が描いた「祇園社絵図(重要文化財)」には本殿・舞殿・南楼門が一直線に並ぶ境内図が描かれています。
★歴史:南楼門は1866年(慶応2年)に火事で焼失し、1879年(明治12年)に再建されました。南楼門はかつて檜皮葺きだったが、1981年(昭和56年)に銅板葺に葺き替えられました。2017年(平成29年)に修理が完了し、140年振りに朱塗りが蘇りました。
★様式:南楼門は三間一戸の楼門で、東西に廻廊付きです。南楼門は屋根が入母屋造の銅板葺です。

【疫神社(重要文化財)・蘇民将来の見どころ】

★概要:疫神社は境内摂社です。疫神社は祭神・蘇民将来(そみんしょうらい)を祀り、疫病除け(えきびょうよけ)のご利益があると言われています。
★歴史:疫神社は1823年(文政6年)頃に建立されました。疫神社はかつて絵馬舎近くに建立されていたが、1913年(大正2年)に現在の場所に移されました。2019年(令和元年)6月に社殿の改修が完了しました。
★様式:疫神社は本殿(重要文化財)が一間社(いっけんしゃ)流造(ながれづくり)の銅板葺です。
★行事:疫神社では祇園祭の最後の行事である夏越祭(えきじんじゃなごしさい)が行われます。

【人気の北向蛭子社(重要文化財)・事代主神の見どころ】

★概要:北向蛭子社は商売繁盛・福の神とされています。北向蛭子社は境内末社です。北向蛭子社は事代主神(ことしろぬしのみこと)を祀っています。事代主神は八坂神社の祭神・素戔嗚尊の孫、大国主(おおくにぬし)の子で、商売繁盛・福の神です。
★歴史:北向蛭子社はの1646年(正保3年)に建立されたが、1662年(寛文2年)に地震で倒壊し、1666年(寛文6年)に補修・再建されました。
★様式:北向蛭子社は本殿が一間社流造のこけら葺(こけらぶき)です。

【人気の美御前社(重要文化財)・宗像三女神の見どころ】

★概要:美御前社は美容の神とされ、女性におすすめです。美御前社は境内末社です。美御前社は美を象徴する多紀理比売命(たぎりひめのみこと)・多岐都比売命(たぎつひめのみこと)・市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)の宗像三女神(むなかたさんじょしん)を祀っています。美御前社では七不思議に数えられる力水(祗園神水)飲んだ後に参拝すると美しくなるご利益があると言われています。美御前社は美容の神として、美容理容業者・化粧品業者だけでなく、芸妓(げいこ)・舞妓(まいこ)からも信仰されています。
★歴史:美御前社は1591年(天正19年)に建立されました。
★様式:美御前社は一間社流造の銅板葺です。
★豆知識:美御前社の前からは神水・美容水が湧いています。

●上記以外は下記リンクから確認することができます。
八坂神社見どころ(摂社末社・四条御旅所など)

【八坂神社 備考(参考リンク・・・)】
*参考・・・八坂神社(見どころ・アクセス・・・)ホームページ

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