八坂神社(見どころ・アクセス・歴史概要・・・)祇園祭
八坂神社
八坂神社(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。八坂神社のパワースポット・力水(祗園神水)は飲み、末社・美御前社にお参りすると美しくなるとの言われています。なお八坂神社は府民・市民に愛され、親しみを込めて「祇園(ぎおん)さん」と呼ばれています。
【八坂神社 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市東山区祇園町北側625番地
【八坂神社 アクセス(市バス)】
最寄りバス停・・・祇園(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から八坂神社は100系統(D1乗り場)、110系統(D1乗り場)、206系統(D2乗り場)
*四条河原町・四条烏丸・四条堀川・四条大宮からは46系統、201系統、203系統、207系統
*河原町丸太町・烏丸丸太町・堀川丸太町からは202系統
路線・時刻表・運賃チェック
【八坂神社 アクセス(電車)】
*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は祇園四条駅(徒歩約5分)
*阪急電鉄京都線の場合、最寄り駅は京都河原町駅(徒歩約8分)
*地下鉄烏丸線の場合、最寄り駅は四条駅(徒歩約20分)
【八坂神社 拝観時間・時間(要確認)】
24時間
年中無休
【八坂神社 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【八坂神社 歴史・簡単概要】
八坂神社(やさかじんじゃ)は起源が明確ではありません。八坂神社は飛鳥時代中期の656年(斉明天皇2年)に高麗(高句麗)から来日した調進副使・伊利之使主(いりしおみ)が新羅(しらぎ)・牛頭山に座した素戔嗚尊(すさのおのみこと)=牛頭天王(ごずてんのう)を山城八坂郷に奉斎したのが起源とも、平安時代前期の876年(貞観18年)に南都(奈良)の僧・円如(えんにょ)が堂(観慶寺)を建立して薬師千手等の像を奉安し、その後天神(祇園神)が東山の麓・祇園林に垂跡(すいじゃく)したのが起源とも言われています。また829年(天長6年)に参議・紀百継(きのももつぐ)が山城八坂郷丘一処を賜り、神の祭祀を行ったのが感神院(かんしんいん)の起源とも言われています。その後869年(貞観11年)に流行した疫病を鎮める御霊会(ごりょうえ)が神泉苑で行われたのが祇園祭の起源と言われ、平安時代中期の970年(天禄元年)からは毎年御霊会が行われるようになりました。995年(長徳元年)に王城鎮護の社として二十一社(二十二社)に数えられ、1072年(延久4年)には第71代・後三条天皇(ごさんじょうてんのう)が初めて行幸しました。なお八坂神社はかつて感神院・祇園社(ぎおんしゃ)と言われていました。
八坂神社は全国の八坂神社や素戔嗚尊を祭神とする神社の総本社です。
八坂神社歴史年表
*参考・・・京都・八坂神社(拝観料・アクセス・歴史概要・見どころ・・・)ホームページ
【八坂神社 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
八坂神社の見どころは祭礼・祇園祭です。祇園祭は7月に行われ、葵祭(5月)・時代祭(10月)と合わせ、京都三大祭りに数えられています。また四条通から見える楼門(西楼門)も見どころです。なお楼門は正門ではなく、正門は南側にあります。
八坂神社見どころ(本殿・西楼門など)
重要文化財・・・楼門、本殿、末社蛭子社社殿、石鳥居、木造狛犬、太刀、鉦鼓(長承三年銘)、紙本着色祇園社絵図、祇園執行日記、八坂神社文書など
●七不思議には雨垂れがしない西楼門・夜泣き石・二見岩・龍穴・龍吼・力水・忠盛灯篭などがあります。
八坂神社七不思議(見どころ)
【八坂神社 行事・イベント(要確認)】
●かるた始め式は例年1月3日に行われています。かるた始め式では平安装束を身に付け、かるた姫に扮した女性や童子姿の子どもがかるた(百人一首)を行います。かるたを払う払い手が禁止され、かるたを押さえる押し手で行われます。
八坂神社かるた始め式
●祇園のえべっさんは例年1月9日・10日に行われています。祇園のえべっさんでは大判・小判・鯛・俵などの縁起物を飾り、商売繁昌・家内安全のご利益がある福笹が授与されます。宵蛭子の蛭子船巡行では七福神を乗せたえびす船・福娘・祇園太鼓などが巡行します。
八坂神社祇園のえべっさん
●節分祭は例年節分とその前日に行われています。節分祭では祇園甲部・祇園東・先斗町・宮川町の舞妓による舞踊が奉納されたり、舞妓などによる豆撒きが行われたりします。景品抽選券付福豆・串札が授与されます。
八坂神社節分祭
●祇園社観月祭は例年中秋の名月の日に行われます。祇園社観月祭では先ず神事・和歌の披講が行われます。その後舞殿(ぶでん)で雅楽・舞楽・琴などの伝統芸能が奉納されます。
八坂神社祇園社観月祭
●祇園祭山鉾巡行は例年7月17日に前祭、7月24日に後祭が行われています。前祭では長刀鉾を先頭に23基、後祭では橋弁慶山を先頭に11基が巡行します。
祇園祭2025日程一覧(宵山屋台・山鉾巡行・・・)
●祇園祭ちまき販売は例年前祭・後祭の宵山期間中に行われています。厄除けちまきは4、5の稲ワラ(藁)を軸にしてクマザサ(熊笹)の葉で包み、イグサ(藺草)で巻き上げて作られています。
祇園祭2025日程(ちまき販売・宵山屋台・・・)
●をけら詣りは例年大晦日の12月31日に行われています。参拝者は境内数箇所に設置されたをけら灯籠から薬草オケラを燃やした火・白朮火を火縄・吉兆縄に移し、吉兆縄を回しながら自宅に持ち帰ります。
八坂神社をけら詣り
【八坂神社 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-561-6155
【八坂神社 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
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●社務所(御朱印授与所)は舞殿西側で、大国主社の前にあります。社務所では八坂神社や摂社末社(悪王子社・疫神社・蛭子社・大神宮社・美御前社・大国主社・玉光稲荷社・刃物神社・又旅社・冠者殿社など)の御朱印や限定朱印を授与しています。またお守り(健康・厄除開運・合格・美・良縁成就・子供・交通・勝)・お札(家内安全)なども授与しています。なお社務所の開設時間は9:00から18:00になります。(要確認)
京都節分祭・豆まき
*京都バスの場合、京都駅からは17系統(C3乗り場)、最寄りのバス停は四条河原町(徒歩約10分)
京都バス・アクセスダイヤ
【八坂神社 おすすめ散策ルート】
八坂神社からのおすすめ散策ルートはねねの道(ねねの小径)・二寧坂(二年坂)・産寧坂(三年坂)を経由し、清水寺に向かうルートです。ルートの周辺には八坂の塔(法観寺)・坂本龍馬の墓(京都霊山護国神社)・高台寺・石塀小路などもあり、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお八坂神社の周辺には花街である祇園や先斗町があり、それらを散策してから八坂神社・清水寺に向かってもいいかもしれません。