錦市場(アクセス・見どころ・伊藤若冲・・・)京の台所
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錦市場
錦市場(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報を紹介しています。 錦市場アクセスでは四条通が目印です。錦市場がある錦小路通は四条通の北側約100メートルを四条通と並行して東西に走っています。錦市場の東端は南北に走る寺町通(藤井大丸百貨店東側)、西端は南北に走る高倉通(大丸百貨店東側)が目印です。また錦市場アクセスでは鎮守社である錦天満宮も目印です。(錦市場アクセス下記参照)
【錦市場 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市中京区(錦小路通の寺町通・高倉通間)
【市バス アクセス】
最寄りバス停・・・四条河原町(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から錦市場は4系統(A2乗り場)、5系統(A1乗り場)、17系統(A2乗り場)、205系統(A2乗り場)
*四条烏丸からは3系統、203系統、207系統
*河原町丸太町からは4系統、10系統、205系統
路線・時刻表・運賃チェック
【京都バス アクセス】
最寄りバス停・・・四条河原町(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から錦市場は17系統(C3乗り場)
【電車 アクセス】
*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は祇園四条駅(徒歩約8分)
*阪急電鉄京都線の場合、最寄り駅は京都河原町駅(徒歩約5分)
*地下鉄烏丸線の場合、最寄り駅は四条駅(徒歩約15分)
【タクシー アクセス】
*京都駅から錦市場までは渋滞などがなければ7分ほどで到着します。ちなみに距離は約2.5キロです。
【自動車 アクセス】
*錦市場周辺には有料駐車場はあるが、おすすめできません。バス・電車・タクシーなどの公共交通機関がおすすめです。ちなみに錦市場南側の四条通は歩道を拡幅の為に車道が4車線から2車線に削減されたことから以前より渋滞しやすくなりました。
【拝観時間・時間(要確認)】
自由
商店の営業時間は9:00頃~17:00頃です。日曜日・水曜日に休業する商店が多い。
【拝観料金・料金(要確認)】
無料
【錦市場 歴史・簡単概要】
錦市場(にしきいちば)は錦小路通(にしきこうじどおり)の内、東側の寺町通(てらまちどおり)と西側の高倉通(たかくらどおり)の間にある全長(東西)約400メートルの商店街です。ちなみに錦小路通は道幅が約3.3メートルから約5メートルです。錦市場は平安時代に豊富な地下水を利用し、京都御所に新鮮な魚を納めていた店が集まったのが起源と言われています。魚市場は奈良時代末期から平安時代前期の延暦年間(782年~805年)に開設されたとも言われています。ちなみに地下水は水温が一年を通して15~18度で、錦の水と言われていました。錦小路通はかつて具足小路(ぐそくこうじ)・くそ小路とも言われていたが、平安時代後期に第70代・後冷泉天皇(ごれいぜいてんのう)が錦小路に名称を改めたと言われています。鎌倉時代後期の1311年(延慶4年)の古文書によると錦小路に数軒の魚店があったことが分かっています。その後江戸時代前期の1615年(慶長20年)に江戸幕府から公認され、上の店(かみのたな)・六条の店(ろくじょうのたな)とともに三店魚問屋(さんたなうおとんや)に数えられました。江戸時代中期に奇想の絵師とも言われた絵師・伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)が青物問屋・桝源(ますげん)の4代目当主になり、町年寄として活躍しました。錦市場の西側入り口近くには生家跡を示すモニュメントがあります。錦市場は1,300年の歴史を持つことから「京の台所」と言われています。また市民からは「にしき」と親しみを込めて呼ばれています。現在、錦市場には魚や野菜などの生鮮食品や乾物・漬物・おばんざいなどの加工食品を扱う商店など約130店が集まり、ブランド力を強化する為に「錦市場」の登録商標を取得したそうです。
*参考・・・錦市場(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【錦市場 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
錦市場の見どころは商店や商品です。ただ錦市場の道幅は狭い場所では約3.3メートルしかなく、曜日・時間によっては歩くのも大変な状況になります。ちなみに祇園祭の還幸祭(7月24日)では錦市場を西御座神輿(錦神輿)が通り、それも見どころです。なお錦市場では1947年(昭和22年)からは錦組(錦神輿会)を結成し、西御座神輿の渡御に奉仕しています。
祇園祭還幸祭
【連絡先(現在確認中)】
電話番号・・・+81-75-211-3882(錦市場商店街)*電話は控えて下さい。迷惑になります。
【備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
*錦市場などの繁華街の鎮守社である錦天満宮(にしきてんまんぐう)は1003年(長保5年)に菅原道真の生家・菅原院が源融の別荘・六条河原院跡に移され、歓喜寺が創建された際、鎮守社として天満天神を祀ったのが起源と言われています。
*京都駅からのアクセスでは地下鉄烏丸線の四条駅で下車し、四条通の北側歩道を東(八坂神社方面)に向かいます。大丸百貨店の東側の角(高倉通)を北側に曲がり、100メートルほど行くと右手に錦市場(西端)のアーケードがあります。
*阪急京都河原町駅からのアクセスでは四条通の北側歩道を西に向かいます。四条通南側にある藤井大丸百貨店の東側が見えたら寺町通を北側に曲がり、100メートルほど行くと左手に錦市場(東端)のアーケードがあります。
*錦市場には寺町通と高倉通の間にある御幸町通・麩屋町通・富小路通・高倉通・柳馬場通・堺町通からも行くことができます。
【おすすめ散策ルート】
錦市場からのおすすめ散策ルートは四条通を東に行き、八坂神社に向かうルートです。ルートの周辺には花街である先斗町や祇園、そして錦天満宮・建仁寺・辰巳大明神(祇園のお稲荷さん)などの寺社もあり、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお錦市場は観光客で賑わう寺町通・新京極通・四条通にも近い為、それらを散策するのもいいかもしれません。