天龍寺(拝観料・見どころ・歴史概要・アクセス・・・)
天龍寺
天龍寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。天龍寺の雲龍図は明治時代に鈴木松年によって描かれたが、損傷が激しく、1997年(平成9年)天龍寺開山夢窓(むそう)国師650年遠諱記念事業として、加山又造によって法堂天井に八方睨みの龍の雲龍図が描かれました。
【天龍寺 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
【天龍寺 アクセス(市バス)】
最寄りバス停・・・嵐山天龍寺前(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から天龍寺は28系統(D3乗り場)
*四条河原町からは11系統
*四条烏丸からは11系統
*河原町丸太町からは93系統
路線・時刻表・運賃チェック
【天龍寺 アクセス(電車)】
*嵐電(京福電鉄)嵐山線の場合、最寄り駅は嵐山駅(徒歩すぐ)
*JR嵯峨野線の場合、最寄り駅は嵯峨嵐山駅(徒歩約10分)
*阪急電鉄嵐山線の場合、最寄り駅は嵐山駅(徒歩約15分)
【天龍寺 拝観時間・時間(要確認)】
8:30~17:30(3/21~10/20)
8:30~17:00(10/21~3/20)
【天龍寺 拝観料金・料金(要確認)】
庭園(曹源池・百花苑)・・・高校生以上500円、小・中学生300円
諸堂参拝(大方丈・書院・多宝殿)・・・上記料金に300円追加
法堂・雲龍図特別公開・・・上記料金とは別一人500円
【天龍寺 歴史・簡単概要】
天龍寺(てんりゅうじ)・天竜寺は平安時代初期の承和年間(834年~848年)に第52代・嵯峨天皇の后・檀林皇后(だんりんこうごう・橘嘉智子(たちばなのかちこ))が創建した日本最初の禅寺・壇林寺(だんりんじ)があった場所です。その後第60代・醍醐天皇の皇子・前中書王兼明親王(さきのちゅうしょおうかねあきらしんのう)の亀山山荘、後嵯峨上皇(第88代・後嵯峨天皇)の仙洞御所、亀山上皇(第90代・亀山天皇)の離宮・亀山殿が造営され、1335年(建武2年)に南朝初代で、第96代・後醍醐天皇が亀山殿内に臨川寺(りんせんじ)を創建しました。天龍寺は1339年(延元4年・暦応2年)に室町幕府初代将軍・足利尊氏が後醍醐天皇を弔う為、夢窓国師(むそうこくし)・夢窓疎石(むそうそせき)を開山として創建しました。天龍寺は当初元号から暦応資聖禅寺(れきおうししょうぜんじ)と称したが、その後足利尊氏が弟・直義(ただよし)が見たという大堰川から天に昇る金龍の夢から天龍資聖禅寺(てんりゅうししょうぜんじ)に改められました。1386年(元中3年)に京都五山(天龍寺・相国寺・建仁寺・東福寺・万寿寺)の第1位に列せられました。なお天龍寺は1994年(平成6年)に世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(古都京都の文化財)のひとつに登録されました。
天龍寺は臨済宗天龍寺派の大本山です。
天龍寺歴史年表
*参考・・・天龍寺(拝観料・アクセス・歴史概要・見どころ・・・)ホームページ
【天龍寺 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
天龍寺の見どころは特別名勝・史跡である庭園(曹源池・百花苑)です。曹源池は夢窓疎石が作庭と言われています。なお天龍寺は桜や紅葉の名所の為、春や秋に訪れてもいいかもしれません。
天龍寺見どころ(庭園・法堂など)
重要文化財・・・絹本著色夢窓国師像、絹本著色観世音菩薩像、絹本著色清涼法眼禅師像・雲門大師像、木造釈迦如来坐像、遮那院御領絵図、往古諸郷館地之絵図、応永鈞命絵図など
特別名勝・史跡・・・庭園(前庭・曹源池庭園)
●曹源池庭園(そうげんちていえん)は大方丈・小方丈に面した曹源池を中心とした池泉回遊式庭園です。曹源池庭園は夢窓疎石(むそうそせき)が最晩年に作庭したと言われています。
【天龍寺 行事・イベント(要確認)】
●節分会は例年節分に行われています。節分会では厄除け・招福を祈願します。節分会では大福豆撒きが行われます。また裏千家淡交会による節分大茶会なども行われことがあります。
天龍寺節分会
●天龍寺七福神めぐりは例年節分に行われています。天龍寺七福神めぐりは天龍寺の総門前で福笹を受け取り、7つの塔頭(妙智院・寿寧院・永明院・松厳寺・慈済院・弘源寺・三秀院)をめぐってお札を受け取り、1年の幸福を願います。
天龍寺七福神めぐり
*京都には節分に行事・イベントを行う寺院・神社などがあり、その行事・イベントを下記リンクから確認できます。
京都節分祭・豆まき
【天龍寺 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●梅見ごろは例年3月上旬頃から3月中旬頃です。前庭・多宝殿前・曹源池庭園・百花苑などに白梅・紅梅・枝垂梅などが植えられ、梅と多宝殿・曹源池庭園・百花苑などの光景が美しいと言われています。
天龍寺梅見ごろ
●桜見ごろは例年4月上旬頃です。染井吉野・枝垂桜など約100本の桜の木が植えられ、多宝殿周辺や嵐山を借景にした国の特別名勝・史跡である曹源池庭園が美しいと言われています。
天龍寺桜見ごろ
●紅葉見ごろは例年11月中旬頃です。カエデなどが植えられ、嵐山や小倉山の南麓に位置する亀山を借景にした国の特別名勝・史跡である曹源池庭園の眺めが美しいと言われています。
天龍寺紅葉見ごろ
*京都には多くの桜名所があり、その桜見ごろを下記リンクから確認できます。
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2024(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【天龍寺 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-881-1235
【天龍寺 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
●御朱印所は庫裏近くにあります。御朱印所では御朱印を授与しています。御朱印には仏教の開祖・釈迦如来を祀る法堂を意味する「覚王寶殿(かくおうほうでん)」があります。また御朱印所ではオリジナルの御朱印帳も授与しています。(要確認)
*法堂・雲龍図特別公開は土日祝日のみ、ただ春・秋は毎日公開期間あり
*京都バスの場合、京都駅からは72系統(C6乗り場)、最寄りのバス停は嵐山(徒歩約3分)
京都バス・アクセスダイヤ
【天龍寺 おすすめ散策ルート】
天龍寺からのおすすめ散策ルートは常寂光寺・二尊院を経由し、化野野念仏寺に向かうルートです。ルートの周辺には人気スポットである竹林の道(竹林の小径)・野宮神社・落柿舎などもあり、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお天龍寺の近くには桂川が流れ、観光名所である渡月橋周辺から嵐山の風景を楽しむのもいいかもしれません。特に秋は紅葉がキレイなのでおすすめです。