鞍馬の火祭2024/10/22(日程時間・・・)由岐神社

鞍馬の火祭(Kurama Fire Festival)

由岐神社鞍馬の火祭

由岐神社鞍馬の火祭(日程・時間・・・)を紹介しています。鞍馬の火祭は例年10月22日に行われています。鞍馬の火祭は「神事にまいらっしゃれ」の神事触れを合図に家々に積み重ねられた篝に点火され、小松明を担いだ少年が練り歩き、大松明を担いだ大人が加わり、「サイレイ、サイリョウ(祭礼)」と繰り返し囃し立てて御旅所に向かいます。(詳細下記参照)

【由岐神社鞍馬の火祭2024 日程時間(要確認)】

由岐神社鞍馬の火祭2024(●コロナによる実施の有無・変更要確認)は2024年(令和6年)10月22日(火曜日)18:00頃から行われます。(雨天決行・順延なし)なお台風などの荒天の場合、中止または式次第に変更の可能性があります。
由岐神社ホームページ

【由岐神社鞍馬の火祭 アクセス・マップ】

場所・・・京都府京都市左京区鞍馬本町1073番
最寄り駅・バス停・・・鞍馬駅(徒歩約10分)

アクセス路線は次の通りです。
*叡山電鉄出町柳駅から由岐神社は鞍馬線

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【由岐神社鞍馬の火祭 歴史・簡単概要】

由岐神社鞍馬の火祭(くらまのひまつり)・例祭(れいさい)は地震や新皇と称した平将門(たいらのまさかど)の乱を鎮める為、940年(天慶3年)に第61代・朱雀天皇(すざくてんのう)の勅により、宮中に祀られていた祭神・由岐明神を北方鎮護として鞍馬に移した際、村人がかがり火を持って迎えたのが起源と言われています。かがり火には鴨川に生えていた葦が使われ、1キロにも及んだとも言われています。なお鞍馬の火祭は牛祭(広隆寺・大酒神社)・やすらい祭(今宮神社)とともに京都三大奇祭、五山送り火・お松明式(清凉寺)とともに京都三大火祭に数えられています。
鞍馬の火祭では先ず午前中に例祭が行われ、祭りが盛大・無事に行われるように祈願します。その後祭神である由岐大明神・八所大明神の神霊を2基の神輿に移す奉遷の儀が行われ、鞍馬寺の山門(仁王門)前に神輿が安置されます。
鞍馬の火祭では18:00頃に「神事にまいらっしゃれ」の神事触れを合図に家々に積み重ねられた篝(えじ・かがり火)に点火され、小松明を担いだ少年が練り歩き、大松明を担いだ大人が加わり、「サイレイ、サイリョウ(祭礼)」と繰り返し囃し立てて御旅所(おたびしょ・仲間)に向かいます。その後御旅所から菊・桐・蝶(ちょう)・葵(あおい)・鳳(おおとり)・百足(むかで)・寺の鉾(ほこ)や鎧武者(よろいむしゃ)が出て、20:00頃に小松明・大松明が鞍馬寺の山門前に集まり、太鼓の合図で精進竹に張られた注連縄(しめなわ)が切られると小松明・大松明が石段下の一カ所に焼き捨てられます。その後神輿(八所大明神)・神輿(由岐大明神)の順に石段・参道を下り、氏子地区を巡行して、御旅所に向かいます。その際神輿には鎧武者が乗り、スピードが出ないように女性(乙女)が綱を引き、前の担ぎ棒には締込み姿の男性が逆さにぶら下がって足を大きく開いた逆さ大の字になります。女性が綱を引くと安産のご利益があると言われ、逆さ大の字になることは「チョッペンの儀」と言われ、成人の儀式とされています。2基の神輿が御旅所に着いて安置されるとお神楽(かぐら)が奉納され、4本の神楽松明が境内を回って、鞍馬の火祭の神幸祭(しんこうさい)が終了します。翌23日早朝2:00頃に2基の神輿が御旅所から由岐神社に戻り、鞍馬の火祭の還幸祭(かんこうさい)が終了します。
例祭は神社が毎年行う祭礼の内、最も重要な祭礼とされています。例祭は1年に1回行われることが多いが、神社によっては春・秋など1年に2回行われこともあります。なお例祭は例大祭(れいたいさい)とも言われるが、例大祭は俗称で、正式には大祭式例祭(たいさいしきれいさい)と言うそうです。
神楽は神社の祭礼などの神事の際、神に奉納する歌舞です。神楽は天照大神(あまてらすおおかみ)が天の岩戸に隠れた際、天鈿女命(あめのうずめのみこと)が舞ったのが起源とも言われ、平安時代中期にその形式が確立したと言われています。神楽には宮中で行われる御神楽(みかぐら)と神社など民間で行われる里神楽(さとかぐら)に大きく分けられます。

【由岐神社 歴史・簡単概要】

由岐神社(ゆきじんじゃ)・靫明神(ゆきみょうじん)は938年(天慶元年)に大地震、939年(天慶2年)には平将門の乱(天慶の乱)が起こり、940年(天慶3年)朱雀天皇の勅により、北方鎮護・鞍馬一帯の産土神として、宮中に祀られてた祭神・大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)を移したのが起源です。靫明神という名称は天皇の病や国難の際、神前に矢を入れて携行した武具の一種である靫(ゆき)を献じたことに由来しています。その後1607年(慶長12年)関白・豊臣秀吉の子・秀頼が本殿・拝殿を再建しました。なお由岐神社は鞍馬寺(くらまでら)の鎮守社です。
*参考・・・由岐神社(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ

【由岐神社鞍馬の火祭 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
鞍馬の火祭では叡山電車が鞍馬に向かう電車の乗車制限を行う場合もあります。また終電にも注意しましょう。
由岐神社(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報

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