京都の節分祭・豆まき2026年2月3日中心(舞妓花街お化け)

京都節分祭・豆まき(日程・アクセス・概要)
京都節分祭・豆まき情報を紹介しています。京都では節分(立春の前日)を中心に節分祭・豆まきなどの行事・イベントが行われています。節分祭は神社で言われることが多く、寺院で節分会(せつぶんえ)などと言われています。また節分祭はかつて宮中で行われていた鬼払いの儀式から追儺式(ついなしき)・追儺などとも言われます。なお節分は毎年2月3日ではなく、2月3日から変化することがあります。
- 洛北(三千院・狸谷山不動院・上賀茂神社・・・)
- 洛東(八坂神社・吉田神社・須賀神社・・・)
- 洛中(壬生寺・廬山寺・北野天満宮・・・)
- 洛西(天龍寺・松尾大社・・・)
- 洛南(伏見稲荷大社・城南宮・醍醐寺・・・)
- 山科(毘沙門堂・岩屋神社・・・)
- その他の地域(長岡天満宮・石清水八幡宮・・・)
【京都節分祭・豆まき2026 日程時間(要確認)】
京都では節分祭・豆まき2026は2026年(令和8年)2月3日(火曜日)を中心に行われます。ただ2月2日(月曜日)から行われたり、2月4日(水曜日)まで行われる場合もあります。また屋台・露店が立ち並ぶ神社・寺院もあります。
【京都節分祭・豆まき 基礎知識】
節分(せつぶん)は元々、季節が変わる節目で、立春・立夏・立秋・立冬の前日を差していたが、江戸時代以降は立春の前日だけを指すことが多くなりました。節分には邪気悪霊(鬼)が外から入ってくるのを防ぐ為、「鬼は外・福は内」と言いながら福豆を撒き、年の数だけ福豆を食べて厄除けをします。豆撒きは平安時代中期の第59代・宇多天皇(867年~931年)の時代に鞍馬山の鬼が都を荒らしたことから毘沙門天のお告げにより、鬼の穴を祈祷で封じ、鬼の目を炒り豆で打ち潰したということに由来しているそうです。なお豆などの穀物には魔除けの呪力や生命力を持つという穀霊が宿っているとも言われています。ちなみに豆は鬼の目を表す「魔目(まめ)」から鬼を滅する「魔滅」を意味するようになったそうです。
【洛北(北部) 節分祭・豆まき】
洛北では狸谷山不動院・三千院などで行われています。狸谷山不動院・狸谷山節分祭豆まき式では福豆・福飴・落花生などが撒かれ、空くじなしの福引大会が行われます。鞍馬寺・節分追儺式では平安時代の宮中行事・追儺を忠実に再現します。
●三千院‐2月3日9:00~
●狸谷山不動院‐2月3日9:00~:豆まき式11:30・13:00・14:30~
●上賀茂神社‐2月3日10:00~:豆まき13:00・14:00~
●鞍馬寺‐2月3日14:00~
【洛東(東部) 節分祭・豆まき】
洛東では八坂神社・吉田神社などで行われています。八坂神社・節分祭では花街の舞妓が舞を奉納して豆撒きが行われ、景品抽選券付福豆が授与されます。吉田神社・節分祭では例年2月2日・3日に約800店の屋台露店が立ち並び、追儺式(鬼やらい神事)が行われます。須賀神社・節分祭では烏帽子・水干に白い布で顔を隠した懸想文売りが懸想文(恋文)を売り歩き、追儺招福豆まきが行われます。平安神宮・節分祭では平安時代に宮中で行われていた追儺式を古式に則り、作法・衣裳などに至るまでを忠実に再現します。八坂神社・吉田神社・須賀神社に人気があります。
●八坂神社‐2月2日・3日9:00~:豆撒き2日13:00・14:00・15:00・16:00~、3日11:00・13:00・15:00・16:00~
●須賀神社‐2月2日・3日10:00~20:00:追儺招福豆まき2日15:00~(要確認)
●聖護院‐2月2日・3日:追儺式・豆まき3日13:00~、厄除開運採燈大護摩供3日15:00~
●吉田神社‐2月2日~4日:追儺式(鬼やらい神事)2日18:00~(要確認)
●平安神宮‐2月3日9:30~:大儺之儀14:00~、鬼の舞・福豆撒き15:00~
●下鴨神社‐2月3日10:00~:追儀弓神事12:00頃~、福豆福餅まき13:00頃~
●六波羅蜜寺‐2月3日11:00~:会追儺式15:00~、豆まき14:50頃・15:20頃~
●法住寺‐2月3日14:00~:鬼法楽・豆まき13:30~(前後に諸行事あり)
●智積院‐2月3日11:00~
●知恩院‐2月3日13:30~:福豆授与13:30~(要確認)
●地主神社‐2月3日14:00~(2022年8月から約3年閉門)
【洛中(中部) 節分祭・豆まき】
洛中では北野天満宮・廬山寺などで行われています。壬生寺・節分会では壬生狂言「節分」が演じられ、例年2月2日・3日に屋台露店が立ち並びます。北野天満宮・節分祭追儺式では北野追儺狂言や上七軒の舞妓による日本舞踊が奉納され、豆まきが行われます。廬山寺・追儺式鬼法楽では鬼法楽(鬼おどり・鬼踊り)・豆撒き・鬼のお加持が行われます。千本釈迦堂・節分会では上七軒の舞妓による舞踊が奉納され、招福豆まきが行われます。壬生寺・廬山寺・北野天満宮に人気があります。
●千本ゑんま堂‐2月2日・3日9:00~:念仏狂言奉納3日19:30~、豆まき3日20:30頃~(要確認)
●壬生寺‐2月2日~4日:壬生狂言2日・3日17:00・18:00・19:00・20:00~
●廬山寺‐2月3日9:00~:鬼法楽15:00~、豆撒き16:00頃~
●誓願寺‐2月3日10:00~:日本舞踊・長唄奉納13:30~
●北野天満宮‐2月3日10:00~:奉納行事・豆まき13:00~
●護王神社‐2月3日12:00~:節分神事・豆撒式(福豆・福餅まき)15:00~
●千本釈迦堂(大報恩寺)‐2月3日15:00~
●下御霊神社‐2月3日18:00~
●平等寺‐2月3日19:00~
●晴明神社‐2月3日20:00~
【洛西(西部) 節分祭・豆まき】
洛西では天龍寺・松尾大社などで行われています。天龍寺・節分会では大福豆撒きが行われ、天龍寺七福神めぐりも行われます。松尾大社・節分祭では石見神楽が奉納され、福豆まきも行われます。
●天龍寺七福神めぐり‐2月3日:8:00~16:30
●天龍寺‐2月3日11:30~:大福豆撒き11:30・13:30・15:30~
●大覚寺‐2月3日10:00~
●松尾大社‐2月3日13:30~:石見神楽10:00頃~、福豆撒き14:00頃・15:30頃~(要確認)
●平岡八幡宮‐2月3日17:00~
【洛南(南部) 節分祭・豆まき】
洛南では伏見稲荷大社・藤森神社などで行われています。伏見稲荷大社・節分祭では福男・福女・福娘などによって豆まきが行われます。藤森神社・節分祭では赤鬼・青鬼を豆や弓矢で退治する追儺式・豆まきが行われます。
●伏見稲荷大社‐2月3日9:00~:豆まき9:30頃・11:30・13:00~
●城南宮‐2月3日9:00~:福豆授与2月1日~3日
●藤森神社‐2月3日10:00~:追儺式・豆まき20:00~
●醍醐寺‐2月3日13:00~:豆まき14:00~(要確認)
【山科 節分祭・豆まき】
山科では毘沙門堂・岩屋神社などで行われています。毘沙門堂・節分会ではゲストによる豆撒きに行われます。岩屋神社・節分大祭では豆打ちの儀が行われ、福餅・福豆撒きが行われます。
●毘沙門堂‐2月3日13:00~:豆まき14:00~
●岩屋神社‐2月3日14:00~:追儺祭(福餅・福豆撒きなど)14:40頃~
●日向大神宮‐2月3日16:00~
【その他の地域(京都市以外) 節分祭・豆まき】
その他の地域では長岡天満宮などで行われています。長岡天満宮・節分祭では豆まきが行われ、景品が当たる福引券が入った福豆が授与されます。
●長岡天満宮‐2月3日14:30頃~:豆まき15:00頃~
●石清水八幡宮‐1月28日13:00~
【四方参り(吉田神社・壬生寺・・・) 節分】
四方参りは千年ほど前から節分に行われていると言われる京都の風習です。四方参りでは北東の吉田神社・南西の壬生寺・北西の北野天満宮・南東の伏見稲荷大社(八坂神社)の4つの寺社をめぐり、邪気を祓い、福を招きます。
●四方参り
【花街お化け(祇園甲部・宮川町・・・) 節分】
お化けは節分に京都の花街で行われている風習です。お化けでは舞妓・芸妓が普段の着物姿ではなく、男装などの趣向をこらした仮装を楽しみます。お客が仮装したり、厄年の者が仮装して厄祓いすることもあるそうです。
●花街お化け
【京都節分祭・豆まき 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。