八坂神社節分祭2025年2月1日・2日(舞妓舞踊・豆撒き)
八坂神社節分祭
八坂神社節分祭(日程・時間・・・)を紹介しています。節分祭は例年節分(立春の前日)とその前日に行われています。節分祭では花街である祇園甲部・祇園東・先斗町・宮川町の舞妓による舞踊奉納などが行われたり、舞妓・芸妓・年男・年女などによる豆撒きが行われたりします。お化けを見られるかもしれません。(詳細下記参照)
【八坂神社節分祭2025 日程時間(要確認)】
八坂神社節分祭2025は2025年(令和7年)2月1日(土曜日)・2日(日曜日)9:00から行われます。(現在確認中・要注意)
★1日13:00から先斗町による舞踊・豆撒き、14:00から弥栄雅楽会による舞楽・豆撒き、15:00から宮川町による舞踊・豆撒き、16:00から商店街による豆撒きが行われます。
★2日11:00から今様謌舞楽会による今様・豆撒き、13:00から祇園甲部による舞踊・豆撒き、15:00から祇園東による舞踊・豆撒き、16:00から商店街による豆撒きが行われます。
*参考・・・八坂神社ホームページ
●京都の寺院・神社では節分・豆まきなどの行事が行われています。
京都節分・豆まき2025
【八坂神社節分祭 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市東山区祇園町北側625番地
最寄り駅・バス停・・・祇園(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。
*京都駅から八坂神社は100系統(D1乗り場)、110系統(D1乗り場)、206系統(D2乗り場)
*四条河原町・四条烏丸・四条堀川・四条大宮からは46系統、201系統、203系統、207系統
*河原町丸太町・烏丸丸太町・堀川丸太町からは202系統
路線・時刻表・運賃チェック
*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は祇園四条駅(徒歩約5分)
*阪急電鉄京都線の場合、最寄り駅は京都河原町駅(徒歩約8分)
【八坂神社節分祭 歴史・簡単概要】
八坂神社節分祭(せつぶんさい)は例年節分(立春の前日)とその前日に行われています。(節分は毎年2月3日ではなく、変動する場合があります。)節分祭では厄除け・招福を祈願します。
節分祭では花街である祇園甲部(ぎおんこうぶ)・祇園東(ぎおんひがし)・先斗町(ぽんとちょう)・宮川町(みやがわちょう)の舞妓による舞踊奉納や弥栄雅楽会による舞楽奉納などが行われたり、舞妓・芸妓・年男・年女などによる豆撒き(豆まき)が行われたりします。舞妓・芸妓による豆撒きでは普段の着物姿ではなく、男装などの趣向をこらした仮装・お化けを見られる場合もあります。なお節分祭では景品抽選券付福豆・1年の災難を祓う串札(くしふだ)などが授与されます。(要確認)
●節分は元々季節が変わる節目で、立春・立夏・立秋・立冬の前日を差していたが、江戸時代以降は立春の前日だけを指す場合が多くなりました。節分には邪気悪霊(鬼)が外から入ってくるのを防ぐ為、「鬼は外・福は内」と言いながら福豆を撒き、年の数だけ福豆を食べて厄除けをします。豆撒きは平安時代中期に鞍馬山の鬼が都を荒らしたことから毘沙門天のお告げにより、鬼の穴を祈祷で封じ、鬼の目を炒り豆で打ちつぶしたということに由来しています。豆などの穀物には魔除けの呪力や生命力を持つという穀霊が宿っているとも言われています。豆は鬼の目を表す「魔目(まめ)」から鬼を滅する「魔滅」を意味するようになったそうです。
●祇園甲部・祇園東は江戸時代初期に八坂神社の門前で営業していた水茶屋とそこで働く茶点て女が起源と言われています。宮川町は江戸時代に人気になった出雲・阿国の歌舞伎踊りの頃から始まりました。先斗町は江戸時代初期に鴨川の州を埋め立て、茶屋や旅籠が置かれたのが始まりと言われています。祇園甲部・祇園東・先斗町・宮川町は節分祭だけでなく、祇園祭にも奉仕しています。
●舞楽は雅楽の一種です。舞楽は唐楽(とうがく)・高麗楽(こまがく)を伴奏とする舞踊です。なお雅楽は日本古来の音楽・舞に中国など大陸から伝わった音楽・舞が融合し、10世紀頃に完成したと言われています。
●お化けは節分に花街で行われている風習です。お化けでは舞妓などが普段の着物姿ではなく、男装などの趣向をこらした仮装を楽しみます。お客が仮装することもあるそうです。
●南東の八坂神社(または伏見稲荷大社)は北東の吉田神社・北西の北野天満宮・南西の壬生寺とともに四方参りのひとつとされています。四方参りは千年ほど前から節分に行われ、4つの寺社をめぐって、邪気を祓い、福を招きます。
八坂神社見どころ(本殿・西楼門など)
【八坂神社 歴史・簡単概要】
八坂神社は656年(斉明天皇2年)に高麗(高句麗)から来日した調進副使・伊利之使主が新羅・牛頭山に座した素戔嗚尊=牛頭天王を山城八坂郷に奉斎したのが起源とも、876年(貞観18年)に南都(奈良)の僧・円如が堂(観慶寺)を建立して薬師千手等の像を奉安し、その後天神(祇園神)が東山の麓・祇園林に垂跡したのが起源とも言われています。また829年(天長6年)に参議・紀百継が山城八坂郷丘一処を賜り、神の祭祀を行ったのが感神院の起源とも言われています。その後869年(貞観11年)に流行した疫病を鎮める御霊会が神泉苑で行われたのが祇園祭の起源と言われ、970年(天禄元年)からは毎年御霊会が行われるようになりました。
*参考・・・京都・八坂神社(拝観料・アクセス・歴史概要・見どころ・・・)ホームページ
【八坂神社節分祭 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
節分祭では常磐新殿喫茶室で厄除けぜんざいを食べることもできます。(要確認)
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