龍安寺(拝観料・見どころ・歴史概要・アクセス・・・)

龍安寺
龍安寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。龍安寺(竜安寺)は枯山水の方丈石庭で有名ですが、石庭を囲む油土塀の高さを変え、目の錯覚(遠近法)によって石庭が実際よりも広く見えるトリックが施されています。なお油土塀には最大50センチの高さの違いがあるそうです。
【龍安寺 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市右京区龍安寺御陵下町13
【龍安寺 アクセス(市バス)】
最寄りバス停・・・竜安寺前(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*四条河原町から龍安寺は59系統
*河原町丸太町からは59系統
*京都駅から50系統(B2乗り場)の場合、立命館大学前(徒歩約7分)
路線・時刻表・運賃チェック
【龍安寺 アクセス(電車)】
*嵐電(京福電鉄)北野線の場合、最寄り駅は龍安寺駅(徒歩約7分)
【龍安寺 拝観時間・時間(要確認)】
8:00~17:00(3/1~11/30)
8:30~16:30(12/1~2/末日)
年中無休
【龍安寺 拝観料金・料金(要確認)】
大人・高校生500円、小・中学生300円
【龍安寺 歴史・簡単概要】
龍安寺(りょうあんじ)・竜安寺は984年(永観元年)に創建され、四円寺(円教寺・円乗寺・円宗寺)に数えられた第64代・円融天皇の御願寺・円融寺があった場所です。またその後左大臣・藤原実能(ふじわらのさねよし)が山荘を営み、徳大寺を創建した場所です。龍安寺は1450年(宝徳2年)に室町幕府管領・細川勝元(ほそかわかつもと)が権大納言・徳大寺公有(とくだいじきんあり)から山荘を譲り受け、妙心寺5世・義天玄詔(ぎてんげんしょう)を開山、玄詔の師である妙心寺4世・日峰宗舜(にっぽうそうしゅん)を勧請開山として創建しました。しかし勝元が東軍総大将になった応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))の兵火によって焼失し、1488年(長享2年)に勝元の子・細川政元(ほそかわまさもと)が中興の祖・特芳禅傑(とくほうぜんけつ)とともに再興し、方丈が再建・石庭が作庭されたと言われています。龍安寺には勝元夫妻と政元の墓が残されています。なお龍安寺は1994年(平成6年)世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(古都京都の文化財)のひとつに登録されました。
龍安寺は臨済宗妙心寺派大本山・妙心寺の塔頭です。
龍安寺歴史年表
*参考・・・龍安寺(拝観料・アクセス・歴史概要・見どころ・・・)ホームページ
【龍安寺 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
龍安寺の見どころは枯山水の方丈石庭や「吾唯知足」(われ、ただ足るを知る)の4字が刻まれている知足の蹲踞(つくばい)です。石庭の15個の石はどこから眺めても、必ず1個の石は他の石に隠れるように設計されているそうです。なお龍安寺は桜や紅葉の名所の為、春や秋に訪れてもいいかもしれません。
龍安寺見どころ(石庭・方丈など)
重要文化財・・・方丈、太平記
特別名勝・史跡・・・石庭(方丈庭園)
●方丈は寛永年間に1606年(慶長11年)に建立された妙心寺の塔頭・西源院(せいげんいん)の方丈を移して再建されました。
●石庭は寺伝によると室町時代後期(戦国時代)の1499年(明応8年)に方丈が建立され、その際に作庭されたとも、龍安寺が中興された応仁の乱後に作庭されたとも言われています。石庭に一見無造作に置かれたように見える15個の石はどこから眺めても必ず1個の石が他の石に隠れるように意図的に配置されています。
【龍安寺 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●桜見ごろは例年4月上旬頃です。染井吉野・枝垂桜など約400本の桜の木が植えられ、世界的にロックガーデンとも言われる石庭の油土塀(あぶらどべい)越しに紅枝垂桜を見ることができます。
龍安寺桜見ごろ
●紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。山内にモミジ・桜などが植えられ、庭園(名勝)の鏡容池(きょうようち)などの光景が美しいと言われています。
龍安寺紅葉見ごろ
*京都には多くの桜名所があり、その桜見ごろを下記リンクから確認できます。
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2025(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【龍安寺 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-463-2216
【龍安寺 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
●朱印場(御朱印授与所)は庫裏にあります。御朱印には「石庭」があります。(要確認)
【龍安寺 おすすめ散策ルート】
龍安寺からのおすすめ散策ルートは「きぬかけの道」沿いにあり、龍安寺と同じく、いすれも世界遺産である金閣寺(鹿苑寺)・仁和寺を散策するルートです。3か所の世界遺産を回れば、京都観光・旅行を十分に楽しむことができます。ただ龍安寺を挟み、金閣寺(鹿苑寺)と仁和寺は逆方向にある為、どちらかを一方まで散策し、もう一方はバスを使った方がいいいかもしれません。