
仁和寺
仁和寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。京都駅からの仁和寺アクセスではバス・タクシーがおすすめです。仁和寺に最も近い駅は嵐電(京福電鉄)北野線・御室仁和寺駅だが、京都駅からは直結していません。その為お急ぎの場合にはタクシー、時間に余裕がある場合にはバスがおすすめです。ちなみにJR山陰本線・花園駅は御室仁和寺駅よりも更に遠くなります。(下記参照)
【仁和寺 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市右京区御室大内33
【仁和寺 アクセス(市バス)】
最寄りバス停・・・御室仁和寺(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から仁和寺は26系統(D3乗り場)
*四条河原町からは59系統
*四条烏丸からは26系統
*河原町丸太町からは10系統、59系統
路線・時刻表・運賃チェック
【仁和寺 アクセス(電車)】
*JR嵯峨野線の場合、最寄り駅は花園駅(徒歩約15分)
*嵐電(京福電鉄)北野線の場合、最寄り駅は御室仁和寺駅(徒歩約5分)
【仁和寺 アクセス(タクシー)】
*京都駅からの場合、渋滞などがなければ30分ほどで到着します。ちなみに距離は約10キロです。
*花園駅からの場合、渋滞などがなければ5分ほどで到着します。
【仁和寺 アクセス(自動車)】
*桜の時期には混雑が予想でき、おすすめできません。バス・電車・タクシーなどの公共交通機関がおすすめです。なお仁和寺東側に有料駐車場あり。
【仁和寺 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~17:00(3/1~11/30) 受付30分前終了
9:00~16:30(12/1~2/末日) 受付30分前終了
年中無休
【仁和寺 拝観料金・料金(要確認)】
個人
御殿・・・大人高校生500円、中学生小学生300円
霊宝館・・・大人500円、高校生中学生300円、小学生無料
茶室(遼廓亭・飛濤亭)・・・1000円
伽藍特別入山・・・大人高校生500円、中学生小学生200円
団体(30名以上)
御殿・・・大人高校生450円、中学生小学生250円
霊宝館・・・大人450円、高校生中学生270円、小学生無料
茶室(遼廓亭・飛濤亭)・・・1000円
伽藍特別入山・・・大人高校生450円、中学生小学生180円
【仁和寺 歴史・簡単概要】
仁和寺(にんなじ)は886年(仁和2年)に第58代・光孝天皇が西山御願寺(にしやまごがんじ)を創建することを発願したのが起源です。しかし翌887年(仁和3年)に第58代・光孝天皇が完成を見ずに崩御し、888年(仁和4年)に第59代・宇多天皇が父・光孝天皇の遺志を引き継いで創建し、周忌御斎会(しゅうきございえ)を行いました。仁和寺は当初西山御願寺と言われていたが、その後年号寺・仁和寺に名称を改められました。897年(寛平9年)に第59代・宇多天皇は第60代・醍醐天皇に譲位し、899年(昌秦2年)に東寺一長者・益信(やくしん)を戒師として落髪して仁和寺1世になりました。その後904年(延喜4年)に宇多法皇は僧房・御室(御座所)を建てて住み、御室御所(おむろごしょ)と言われるようになり、931年(承平1年)に宇多法皇が崩御しました。なお仁和寺は1994年(平成6年)世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(古都京都の文化財)のひとつに登録されました。
仁和寺は真言宗御室派の総本山です。
仁和寺歴史年表
*参考・・・仁和寺(拝観料・アクセス・歴史概要・見どころ・・・)ホームページ
【仁和寺 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
仁和寺の見どころは国宝の金堂と御室桜(おむろざくら)と言われる桜・オムロアリアケです。桜は江戸時代の儒学者である貝原益軒の京城勝覧(けいじょうしょうらん)に「洛中洛外にて第一とす」と絶賛し、日本さくら名所100選にも選定されています。
仁和寺見どころ(金堂・五重塔など)
国宝・・・金堂、阿弥陀如来及両脇侍像、薬師如来坐像、絹本著色孔雀明王像、後嵯峨天皇宸翰消息
重要文化財・・・二王門、五重塔、絹本著色聖徳太子像、絹本著色僧形八幡神影向図、紙本白描及著色密教図像、紙本墨画高僧像など
名勝・・・御室桜(おむろざくら)
●金堂は寛永年間に1613年(慶長18年)に造営された京都御所の紫宸殿(ししんでん)を移して仏堂に改めました。金堂は現存する紫宸殿の最古の遺構と言われています。
●五重塔は1644年(寛永21年)に建立されました。五重塔は高さ約36メートルで、塔身の高さは約32.7メートルです。
●御室桜は御室桜は遅咲きで、例年4月中旬頃に見ごろを迎えます。なお名称は904年(延喜4年)宇多法皇が山内に御室(御座所)を設けたことに由来しています。
【仁和寺 行事・イベント(要確認)】
●土砂加持法要は例年2月下旬から3月上旬に行われています。土砂加持法要は光明真言(こうみょうしんごん)を唱え、加持した土砂の功力により、滅罪・得楽などを得る仏事です。加持土砂を購入することができます。
仁和寺土砂加持法要
●御室花まつりは例年3月下旬頃から5月上旬頃に行われています。3月下旬頃~4月上旬頃に御室ツツジ、4月上旬頃~4月中旬頃に御室桜(オムロアリアケ)、4月下旬頃~6月下旬頃に御室もみじ(新緑)を楽しめます。
仁和寺御室花まつり
【仁和寺 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●桜見ごろは例年4月中旬頃です。御室桜(国の名勝)と言われるオムロアリアケが約200本植えられ、桜ライトアップが行われています。御室桜は樹高が低く、「花(鼻)が低い」ことから「お多福桜」とも言われています。
仁和寺桜ライトアップ
●紅葉見ごろは例年11月中旬頃~11月下旬頃です。山内にモミジ・サクラなどが植えられ、紅葉ライトアップが行われています。二王門(重要文化財)から中門(重要文化財)を経由し、金堂(国宝)に繋がる参道で行われます。
仁和寺紅葉ライトアップ
*京都には多くの桜名所があり、その桜見ごろを下記リンクから確認できます。
京都桜見ごろ2024(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2023(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【仁和寺 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-461-1155
【仁和寺 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
●納経所(御朱印所)は金堂(国宝)前にあります。納経所では御朱印を授与しています。御朱印には「阿弥陀如来」・「旧御室御所」・「勢至菩薩」・「弘法大師」・「水掛不動尊」や期間限定の「薬師如来」などがあります。ちなみに二王門の左手にある御殿の拝観受付でも御朱印を授与しています。なおお守り・御朱印帳・お香なども授与しています。(オンラインストアあり)
*茶室(遼廓亭・飛濤亭)は5名以上で、7日前までに予約が必要です。(要確認)
【仁和寺 おすすめ散策ルート】
仁和寺からのおすすめ散策ルートは「きぬかけの道」沿いにあり、仁和寺と同じく、いすれも世界遺産である龍安寺・金閣寺(鹿苑寺)を散策するルートです。1時間ほど「きぬかけの道」を散策すれば、3か所の世界遺産を回ることができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお仁和寺は桜の名所の為、桜が見頃になる春に散策するのがいいかもしれません。