法金剛院(拝観料・見どころ・アクセス・歴史概要・・・)
法金剛院
法金剛院(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。法金剛院は蓮の寺と言われ、夏には約90品種もの蓮の花が咲きます。また蓮の花を象った古清水(こきよみず)焼きの香炉は重要文化財です。なお平安時代末期の浄土式庭園の遺構は日本最古の人工の滝と言われています。
【法金剛院 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市右京区花園扇野町49
最寄り駅・バス停・・・花園扇野町(徒歩約2分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*四条烏丸から法金剛院は91系統
*河原町丸太町からは93系統
路線・時刻表・運賃チェック
*JR嵯峨野線の場合、最寄り駅は花園駅(徒歩約5分)
【法金剛院 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~16:00
【法金剛院 拝観料金・料金(要確認)】
個人
大人・大学生500円、小中高生300円
団体(30人以上)
大人・大学生400円、小中高生300円
【法金剛院 歴史・簡単概要】
法金剛院(ほうこんごういん)は平安時代初期に右大臣・清原夏野(きよはらのなつの)の山荘があった場所です。法金剛院は837年(承和4年)の夏野の死後に山荘が寺院に改めたのが起源と言われています。858年(天安2年)に第55代・文徳天皇の発願によって伽藍が整備され、天安寺に名称を改めました。その後衰退し、1130年(大治5年)に第74代・鳥羽天皇の中宮で、第75代・崇徳天皇と第77代・後白河天皇の母である待賢門院(たいけんもんいん・藤原璋子(ふじわらのしょうし))の御願により、融通念仏の円覚上人(えんがくしょうにん)が再興し、最盛期には待賢門院の御所・法金剛院九体阿弥陀堂・丈六阿弥陀堂などが立ち並んでいました。しかしその後度々災害に遭い、焼失したそうです。1617年(元和3年)に現在の本堂が再建されました。なお法金剛院は平安時代後期に造仏され、丈六阿弥陀堂の本尊とも言われている丈六の本尊・阿弥陀如来坐像(重要文化財)を本堂に安置しています。
法金剛院は律宗の寺院です。
*参考・・・法金剛院(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【法金剛院 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
法金剛院の見どころは回廊式庭園です。7月上旬から8月初旬に掛けて約90品種もの蓮が咲きます。なお法金剛院は桜の名所の為、春に訪れてもいいかもしれません。
重要文化財・・・木造阿弥陀如来坐像、厨子入木造十一面観音坐像、木造地蔵菩薩立像 – 平安後期、木造僧形文殊坐像、蓮華式香炉
【法金剛院 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●桜見ごろは例年4月上旬頃です。境内や庭園などに待賢門院桜など約50本の桜の木が植えられ、桜と池泉回遊式浄土庭園・鐘楼などの光景が美しいと言われています。池の水鏡には待賢門院桜が映し出されます。
法金剛院桜見ごろ
●法金剛院のハス見ごろは例年7月上旬頃から8月上旬頃です。極楽浄土を模した池泉回遊式浄土庭園にハスが植えられ、境内の通路脇にハスの鉢が置かれます。法金剛院は蓮の寺とも言われています。
法金剛院ハス見ごろ
●紅葉見ごろは例年11月下旬頃から12月上旬頃です。池泉回遊式浄土庭園などにカエデが植えられ、紅葉と池泉回遊式浄土庭園などの光景が美しいと言われています。池の水鏡には紅葉が映し出されます。
法金剛院紅葉見ごろ
*京都には多くの桜名所があり、その桜見ごろを下記リンクから確認できます。
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2024(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【法金剛院 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-461-9428
【法金剛院 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
*京都バスの場合、四条河原町・三条京阪からは63系統、64系統、65系統、最寄りのバス停は花園駅前(徒歩約5分)
京都バス・アクセスダイヤ
【法金剛院 おすすめ散策ルート】
法金剛院からのおすすめ散策ルートは妙心寺に向かうルートです。5分ほど散策すれば、妙心寺に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。妙心寺周辺には退蔵院・龍泉庵・養源院・玉鳳院・大心院・東林院などもあり、それらも妙心寺と一緒に散策するのもいいかもしれません。なお妙心寺とは逆方向には東映太秦映画村があり、そちらを散策するのもいいかもしれません。