法金剛院ハス見ごろ2024(7月上旬~8月上旬頃)

法金剛院ハス

法金剛院ハス見ごろ(見頃)

法金剛院ハス見ごろ(時期・イベント・・・)を紹介しています。法金剛院では極楽浄土を模した池泉回遊式浄土庭園にハスが植えられ、境内の通路脇にハスの鉢が置かれます。ハスは酔妃蓮・法金剛院蓮・天竺蓮・大賀蓮など約90種で、白・赤・黄・薄緑色などの花を咲かせます。(詳細下記参照)

【法金剛院ハス見ごろ(例年時期)】
法金剛院のハス見ごろは例年7月上旬頃から8月上旬頃です。なおハスの見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。
京都ハス名所・見ごろ

【法金剛院ハス見ごろ アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市右京区花園扇野町49
最寄り駅・バス停・・・花園扇野町(徒歩約2分)

アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*四条烏丸から法金剛院は91系統
*河原町丸太町からは93系統
路線・時刻表・運賃チェック

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【法金剛院ハス見ごろ(例年時期)・見どころ 簡単概要】
法金剛院は京都を代表するハス(蓮)の名所です。法金剛院は蓮の寺とも言われ、関西花の寺第13番霊場になっています。法金剛院のハス見ごろは例年7月上旬頃から8月上旬頃です。
法金剛院では極楽浄土を模した池泉回遊式浄土庭園にハスが植えられ、境内の通路脇にハスの鉢が置かれます。ハスは花弁がほんのり桃色の酔妃蓮(すいひれん)・法金剛院蓮・天竺蓮(てんじゅくはす)・大賀蓮(おおがはす)・誠蓮(まことはす)・即非蓮(そくひれん)・王子蓮(おうじはす)など約90種で、白・赤・黄・薄緑色などの花を咲かせます。ハスの花は早朝に咲き、昼頃には閉じます。法金剛院ではハスが見ごろを迎える時期に拝観時間が早められます。(要確認)
池泉回遊式浄土庭園は中の島として鶴島がある苑池を中心とした庭園です。池泉回遊式浄土庭園には日本最古の人工滝とされる青女の瀧(せいじょのたき)があり、国の特別名勝に指定されています。池泉回遊式浄土庭園は第74代・鳥羽天皇の中宮で、第75代・崇徳天皇、第77代・後白河天皇の母である待賢門院(藤原璋子)が極楽浄土を求めて作庭し、青女の瀧は作庭の名手・林賢(りんけん)と仁和寺の僧侶・徳大寺静意(だいとくじじょうい)が造ったと言われています。林賢が造った青女の瀧は素晴らしいと絶賛されていたが、待賢門院が5、6尺高く改修するように命じ、1133年(長承2年)に徳大寺静意が高く直したと言われています。待賢門院没後に娘・上西門院(統子内親王)が整備したが、その後の天災や兵火で大池も青女の瀧に埋まり、1968年(昭和43年)に発掘調査が行われ、1970年(昭和45年)に青女の瀧などが復元されました。池泉回遊式浄土庭園には周囲にモミジ・アカマツ・サクラ・ツバキ・アジサイ・センリョウ、池にはハナショウブ・ハスなどが植えられています。
ハス(蓮)はインド原産のハス科の多年性水生植物です。ハスは古くに中国から渡来し、食用のレンコン(蓮根)や観賞用のハナハス(花ハス)として、日本各地の池・沼・水田などで栽培されるようになりました。ハスは花托(かたく)の形状が蜂の巣に似ていることから古くは「はちす」と言われていました。ハスの花は蓮華(れんげ)と言われ、その名称は仏教とともに中国から伝来したとも言われています。如来像の台座には蓮華をかたどった蓮華座になっています。ハスは泥水の中から清浄な美しい花を咲かせることから仏の知恵や慈悲の象徴とされています。またハスは泥より出でて、泥に染まらずと称され、清らかさや聖性の象徴ともされています。ちなみに極楽浄土の池には「阿弥陀経(あみだきょう)」によると青・黄・赤・白色の車輪のような大きなハスの花が咲いていると言われているそうです。ハスは夏に水上に花茎を伸ばし、紅・淡紅・ピンク色・白色などの花を咲かせます。ハスの花は径10~25センチ、花弁が20数枚で、芳香があります。なおハスの花は早朝に咲き、昼頃には閉じます。

【法金剛院 歴史・簡単概要】
法金剛院(ほうこんごういん)は平安時代前期の830年(天長7年)に右大臣(うだいじん)・清原夏野(きよはらのなつの)が山荘を造営し、清原夏野没後に山荘が寺に改めたのが起源です。法金剛院は当初双丘寺(ならびおかでら)と称していました。珍花奇花を植え、第52代・嵯峨天皇(さがてんのう)、第53代・淳和天皇(じゅんなてんのう)、第54代・仁明天皇(にんみょうてんのう)が行幸したと言われています。858年(天安2年)に第55代・文徳天皇(もんとくてんのう)の発願によって大伽藍が建立され、名称を天安寺に改めました。しかしその後焼失して衰退し、平安時代後期の1130年(大治5年)に第74代・鳥羽天皇(とばてんのう)の中宮で、第75代・崇徳天皇(すとくてんのう)、第77代・後白河天皇(ごしらかわてんのう)の母である待賢門院(たいけんもんいん)が極楽浄土を求めて再興し、九体阿弥陀堂(くたいあみだどう)・丈六阿弥陀堂(じょうろくあみだどう)などを建立し、名称を法金剛院に改めました。ただその後も度々災害に見舞われたり、焼失したりしたそうです。なお1971年(昭和46年)に庭園が名勝に指定されました。
法金剛院は律宗の寺院です。
*参考・・・法金剛院(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ

【法金剛院ハス見ごろ 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
法金剛院(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報

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