宝泉院(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)紅葉名所

宝泉院
宝泉院(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。宝泉院には樹齢700年の「五葉の松」があり、京都市指定の天然記念物に指定されています。また盤桓園には樹齢300年の沙羅双樹の木もあります。なお書院の廊下の天井は伏見城の遺構で、血天井と言われています。
【宝泉院 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市左京区大原勝林院町187
最寄り駅・バス停・・・大原(徒歩約15分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から宝泉院は17系統(C3乗り場)、18系統(C3乗り場)
*四条河原町・三条京阪からは17系統
*四条烏丸からは17系統
京都バス・アクセスダイヤ
【宝泉院 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~17:00 受付16:30終了
【宝泉院 拝観料金・料金(要確認)】
個人
大人・大学生800円、中高生700円、小学生600円
団体(30人以上)
大人・大学生720円、中高生630円、小学生540円
【宝泉院 歴史・簡単概要】
宝泉院(ほうせんいん)は1012年(長和2年)に勝林院(しょうりんいん)の僧坊のひとつとして創建されました。ちなみに勝林院は835年(承和2年)に第3代天台座主である慈覚大師(じかくだいし)・円仁(えんにん)が天台声明の根本道場として比叡山に創建し、1013年(長和2年)に天台宗の僧・寂源(じゃくげん)が現在の場所に移したと言われています。勝林院には江戸時代に宝泉院(法泉坊)以外にも実光坊(実光院)・理覚坊・普暁坊の3つの僧房があったが、現在は宝泉院・実光院しか残っていません。ちなみに実光院は宝泉院とともに創建されたとも言われています。その後1502年(文亀2年)に書院が再建され、廊下の天井は1600年(慶長5年)に東軍・徳川家の家臣・鳥居元忠(とりいもとただ)らが西軍・石田三成に破れて自刃した血天井と言われています。
宝泉院は天台宗の寺院です。
*参考・・・宝泉院(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【宝泉院 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
宝泉院の見どころは盤桓園(額縁庭園)と鶴亀庭園です。鶴亀庭園には樹齢300年の沙羅双樹があります。なお宝泉院は紅葉の名所の為、秋に訪れてもいいかもしれません。
【宝泉院 行事・イベント(要確認)】
●紅葉ライトアップは例年紅葉が見ごろを迎える時期に行われています。秋の夜灯りと称し、庭園などがライトアップされます。僧侶による声明が聞けたり、お香が香る客殿で水琴窟の音を聞いたりすることができます。
宝泉院紅葉ライトアップ
【宝泉院 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●桜見ごろは例年4月中旬頃です。額縁庭園とも言われる庭園・盤桓園に里桜が植えられ、里桜と盤桓園などの光景が美しいと言われています。樹齢700年以上の五葉の松(京都市天然記念物)も植えられています。
宝泉院桜見ごろ
●紅葉見ごろは例年11月中旬頃です。額縁庭園とも言われる庭園・盤桓園などにイロハモミジ・イタヤモミジ・ニシキモミジなどが植えられ、紅葉と青々とした竹林とのコントラストが美しいと言われています。額縁庭園からの眺めは絵画にも例えられています。
宝泉院紅葉見ごろ
*京都には多くの桜名所があり、その桜見ごろを下記リンクから確認できます。
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2025(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【宝泉院 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-744-2409
【宝泉院 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
【宝泉院 おすすめ散策ルート】
宝泉院からのおすすめ散策ルートは三千院・浄蓮華院・蓮成院・来迎院を経由し、音無の滝に向かうルートです。40分ほど散策すれば、大原の自然を感じならが音無の滝に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお宝泉院の西側には平清盛の娘で、高倉天皇の中宮でもあり、安徳天皇の生母でもあった建礼門院徳子が入寺した寂光院もある為、そちらを散策するのもいいかもしれません。