龍安寺桜見ごろ2025(時期:4月上旬頃)石庭
龍安寺桜見ごろ(見頃)
龍安寺桜見ごろ(時期・ライトアップ・・・)情報を紹介しています。龍安寺の桜見ごろは例年4月上旬頃です。龍安寺は紅枝垂桜・染井吉野・山桜・八重桜・彼岸桜など約400本の桜の木が植えられ、世界的にロックガーデンとも言われる石庭の油土塀越しの紅枝垂桜・庭園の鏡容地周辺の桜などが美しいと言われています。(詳細下記参照)
【龍安寺桜見ごろ(例年時期)・2025年開花満開予測】
龍安寺の桜見ごろは例年4月上旬頃です。ただ桜の開花状況や見ごろ(満開)はその年の気候などによって多少前後することがあります。なお2025年1月下旬頃から京都の桜開花・桜満開・桜見ごろ情報を発信します。
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)
【龍安寺桜 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市右京区龍安寺御陵下町13
最寄りバス停・・・竜安寺前(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*四条河原町から龍安寺は59系統
*河原町丸太町からは59系統
*京都駅から50系統(B2乗り場)の場合、立命館大学前(徒歩約7分)
路線・時刻表・運賃チェック
*嵐電(京福電鉄)北野線の場合、最寄り駅は龍安寺駅(徒歩約7分)
【龍安寺桜見ごろ(例年時期) 概要】
龍安寺は京都を代表する桜の名所です。龍安寺の桜見ごろは例年4月上旬頃です。
龍安寺は紅枝垂桜(ベニシダレザクラ)・染井吉野(ソメイヨシノ)・山桜(ヤマザクラ)・八重桜(ヤエザクラ)・彼岸桜(ヒガンザクラ)・大島桜(オオシマザクラ)など約400本の桜の木が植えられ、世界的にロックガーデンとも言われる石庭の油土塀(あぶらどべい)越しの紅枝垂桜・庭園の鏡容地(きょうようち)周辺の桜などが美しいと言われています。
龍安寺では1588年(天正16年)旧暦2月24日に関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)が前田利家(まえだとしいえ)・蒲生氏郷(がもううじざと)らと洛北で鷹狩りを行った際に訪れ、方丈庭前の糸桜でお花見を楽しみました。豊臣秀吉は「時ならぬ 桜が枝に 降る雪は 花は遅しと 誘い来ぬらん」、前田利家は「御狩り野に 降る白雪は 花に似て なお袖さむみ 春風のふく」、蒲生氏郷は「時つかぜ 君が御狩りを 仰ぎてや 花なきころの 枝の白雪」と和歌を詠み、短冊が寺宝として残されています。豊臣秀吉は上機嫌で、住職に金椀を与え、鳥獣伐木を制する禁札を立てました。
- 石庭(国の特別名勝・史跡)は油土塀に囲まれた面積約75坪・縦約10メートル・横約25メートルの枯山水式庭園です。油土塀は最大高さ50センチの差があり、目の錯覚(遠近法)によって実際よりも広く見えます。石庭は白砂を敷いて帚目を付け、15個の石を一見無造作に配置しています。15個の石はどこから眺めても必ず1個の石が他の石に隠れるように意図的に配置され、「不完全さ」を表しているとも言われています。なお石庭は「七五三の庭」・「虎の子渡しの庭」とも言われています。
- 庭園(国の名勝)は龍安寺裏の衣笠山・朱山を借景にし、鏡容池を中心とした池泉回遊式庭園です。鏡容池はかつて灌漑用の溜池で、それを池泉にしたとも言われています。鏡容池の弁天島には関白・豊臣秀吉が鏡容池には霊力があるとして礼拝した弁財天を祀っています。
- ベニシダレザクラは花が小さいな一重咲きで、濃い紅色が特徴になっています。ベニシダレザクラは彼岸頃(3月下旬頃)に花を咲かせるエドヒガン(江戸彼岸)の園芸品種・枝垂れ品種です。エドヒガンはヤマザクラ(山桜)・カスミザクラ(霞桜)などとともに日本の固有種で、日本国内に自生するサクラ属の基本野生種とされています。
●龍安寺の歴史(創建から現在)を紹介しています。
龍安寺歴史(細川勝元・細川政元)
●龍安寺の見どころ(石庭・方丈など)を紹介しています。
龍安寺見どころ(石庭・方丈など)
●京都で人気の桜名所・見ごろを紹介しています。由緒なども確認できます。(下記リンク参照)
京都桜名所・見ごろ(嵐山・仁和寺・醍醐寺・・・)
【龍安寺 歴史・簡単概要】
龍安寺(りょうあんじ)・竜安寺は984年(永観元年)に創建され、四円寺(円教寺・円乗寺・円宗寺)に数えられた第64代・円融天皇の御願寺・円融寺があった場所です。またその後左大臣・藤原実能(ふじわらのさねよし)が山荘を営み、徳大寺を創建した場所です。龍安寺は1450年(宝徳2年)に室町幕府管領・細川勝元(ほそかわかつもと)が権大納言・徳大寺公有(とくだいじきんあり)から山荘を譲り受け、妙心寺5世・義天玄詔(ぎてんげんしょう)を開山、玄詔の師である妙心寺4世・日峰宗舜(にっぽうそうしゅん)を勧請開山として創建しました。しかし勝元が東軍総大将になった応仁の乱によって焼失し、1488年(長享2年)に勝元の子・細川政元(ほそかわまさもと)が中興の祖・特芳禅傑(とくほうぜんけつ)とともに再興し、方丈が再建・石庭が作庭されたと言われています。龍安寺には勝元夫妻と政元の墓が残されています。
*参考・・・龍安寺(拝観料・アクセス・歴史概要・見どころ・・・)ホームページ
【龍安寺桜 備考】
龍安寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
*京都の桜名所では桜の見ごろに合わせ、ライトアップを行なっているところがあります。(下記リンク参照)
京都桜ライトアップ2025(清水寺・円山公園・東寺・・・)