勧修寺の見どころ解説-修学旅行・観光で見逃し防止

勧修寺

勧修寺の見どころ解説

勧修寺の見どころを解説します。簡単にポイントをまとめて解説。見どころには明正天皇の旧殿から建立された書院(重文)・本堂(御願堂)・宸殿(明正殿)・観音堂・書院南庭・氷室園(京都市指定名勝)などがあります。なお勧修寺見どころを全解説では修学旅行・観光を満喫できるように文化財(国宝・重要文化財・名勝・史跡)を中心に簡単にポイントをまとめて解説しています。(個別解説下記参照)

【勧修寺の歴史・簡単概要】

勧修寺は900年(昌泰3年)に第60代・醍醐天皇が生母・藤原胤子の追善の為、胤子の同母兄弟である右大臣・藤原定方に命じ、胤子の祖父・宮道弥益の邸跡を法相宗の僧・承俊律師を開山として寺院に改めたのが起源と言われています。勧修寺の名称は胤子の父・藤原高藤の諡号に由来しています。その後905年(延喜5年)に定額寺に列せられ、南北朝時代に第93代・後伏見天皇の第7皇子・寛胤法親王が勧修寺15世になり、宮門跡寺院になりました。応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))などによって焼失して衰退し、1682年(天和2年)に第112代・霊元天皇の皇子・済深法親王が入寺し、皇室・徳川家の援助によって復興されました。
勧修寺歴史(起源・・・)

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★勧修寺の見どころ個別解説

【書院の解説-勧修寺】★★★修学旅行・観光の見どころ

勧修寺で絶対に見逃せない、必ず見るべき存在が書院です。書院は明正天皇の旧殿が前身とする勧修寺の最大のハイライト・目玉です。書院は勧修寺棚や書院南庭(京都市指定名勝)も魅力になっています。書院は宸殿・本堂とともに通常非公開だが、特別公開時に一般公開されることがあります。

  • 概要・・・書院(重要文化財)には門跡の御座所(ござしょ)である上段の間・対面所である次の間・門跡の私室である柳の間などがあります。上段の間に違い棚である勧修寺棚があります。書院には次の間に土佐光起(とさみつおき)筆の「近江八景図」、上段の間に土佐光起の子・土佐光成(とさみつなり)筆の「竜田川紅葉図」が飾られています。
  • 歴史・・・書院は寺伝によると1673年(延宝元年)から1675年(延宝3年)に第109代・明正天皇(めいしょうてんのう)の旧殿として造営され、1686年(貞享3年)に賜って建立されました。
  • 様式・・・書院は江戸時代前期の書院造の典型な建物と言われています。書院は入母屋造(いりもやづくり)のこけら葺(こけらぶき)です。書院は桁行正面六間・背面九間・梁間東側面五間・梁間西側面四間です。
  • 勧修寺棚・・・勧修寺棚はケヤキ(欅)の一枚板から造られ、3つの棚の内の中央が一段高く、左右対称の構造になっています。柱は床柱も含め、木曽(岐阜)で切り出された尾州ヒノキ(檜)が使われています。
  • 障壁画・・・「近江八景図」は中国の瀟湘八景図(しょうしょうはっけいず)に倣って、琵琶湖沿岸の風景が描かれています。「近江八景図」は近江八景の大和絵としては日本最大級と言われています。「竜田川紅葉図」は川を流れる紅葉の葉に銀のいぶし焼きの技法が用いられ、赤色に柘榴石(ざくろいし)をすり潰したものが使われています。

【本堂の解説-勧修寺】★修学旅行・観光の見どころ

勧修寺で見逃せないのが本堂です。本堂は御願堂とも言われていました。

  • 概要・・・本堂(京都市指定有形文化財)は像高5尺3寸(約160センチ)の本尊・千手観世音菩薩(せんじゅかんぜおんばさつ)立像を安置しています。千手観世音菩薩は室町時代頃に造仏され、醍醐天皇(だいごてんのう)の等身像と伝えられています。
  • 歴史・・・本堂は元々近衛家(このえけ)の建物だったが、その後第112代・霊元天皇(れいげんてんのう)の仮内侍所(かりないしどころ)になり、1672年(寛文12年)に賜って建立されました。
  • 様式・・・本堂は入母屋造の檜皮葺(ひわだぶき)です。本堂は桁行五間・梁間五間です。

【宸殿の解説-勧修寺】★★修学旅行・観光の見どころ

勧修寺で見逃せない、見るべき存在が宸殿です。宸殿は明正天皇の旧殿を前身とする勧修寺のハイライトです。宸殿は小学校として使用された歴史も持っています。

  • 概要・・・宸殿(京都市指定有形文化財)には上段の間・二の間・三の間が一列に並んでいます。上段の間には床・棚・付書院があります。宸殿には山階宮晃親王(やましなのみやあきらしんのう)筆の扁額(へんがく)「明王殿」が掛けられています。
  • 歴史・・・宸殿は1697年(元禄10年)に第109代・明正天皇の旧殿を賜って建立されたと言われています。
  • 様式・・・宸殿は書院造(しょいんづくり)です。宸殿は入母屋造の桟瓦葺(さんがわらぶき)です。宸殿は桁行約17.7メートル・梁行約9.9メートルです。
  • 様式・・・宸殿は1872年(明治5年)9月に勧修小学校が開校した際、約9年間に渡って校舎として使用されました。

【観世音菩薩を祀る観音堂の解説-勧修寺】

  • 概要・・・観音堂は本尊・観世音菩薩像(かんぜおんぼさつ)を安置しています。観音堂は大斐閣(だいひかく)とも言われています。なお観音堂近くには月桂石・臥牛石・仙人石などが置かれています。
  • 様式・・・観音堂は1931年(昭和6年)に再建されました。
  • 様式・・・観音堂は氷室池に面して建立された楼閣(ろうかく)風の建物です。

【書院南庭・ハイビャクシンの解説-勧修寺】

  • 概要・・・書院南庭(京都市指定名勝)には一面に樹齢約750年と言われるハイビャクシン(這柏槙)が分布しています。書院南庭には江戸時代前期に水戸黄門(みとこうもん)とも言われた常陸水戸藩第2代藩主・徳川光圀(とくがわみつくに・水戸光圀)が寄進したと伝わる勧修寺型燈籠(とうろう)が建立されています。
  • 豆知識・・・勧修寺型燈籠は雪見燈籠をアレンジして造られました。

【氷室園の解説-勧修寺】★★修学旅行・観光の見どころ

勧修寺で見逃せない、見るべき存在が氷室園です。氷室園は多くの植物が植えられ、四季折々に美しい光景を眺めることができる勧修寺のハイライトです。春の桜シーズン、秋の紅葉シーズンが特に絶景を眺められると言われています。氷室園はインスタ映えします。

  • 概要・・・氷室園(京都市指定名勝)は氷室池(ひむろいけ)を中心とする面積約2万平方メートルの池泉回遊式庭園です。氷室園には緑鴨洲・集仙島・方壷島・白花渚・洗珠橋・渡猿橋・木欄橋・月桂石・臥牛石・仙人石などがあります。氷室園には梅・桜・杜若・花菖蒲・睡蓮・蓮・楓などが分布しています。氷室園にはカワセミ・カルガモ・白鷺などの野鳥なども生息しています。なお氷室園には江戸時代後期に発行された「拾遺都名所図会(しゅういみやこめいしょずえ)・1786年(天明6年)刊」に氷室池十五勝が描かれています。
  • 歴史・・・氷室池はかつて現在よりも南側に広がっていたが、桃山時代に関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)が伏見街道を整備した際、南側が埋められました。
  • 豆知識・・・氷室池では平安時代の1月2日に池に張った氷を宮中に献上し、その厚さによって五穀豊穣を占っていたと言われています。

【塔頭・仏光院の解説-勧修寺】

  • 概要・・・仏光院は勧修寺の塔頭(たっちゅう)です。仏光院は1951年(昭和26年)に大石順教が建立しました。

【勧修寺 備考(参考リンク・・・)】
*参考・・・勧修寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)wikipedia

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