勧修寺見どころのマトメ-修学旅行・観光の解説

勧修寺(Kaju-ji Temple)

勧修寺見どころのマトメ・解説

勧修寺見どころを簡単にまとめてポイント解説します。勧修寺は山階門跡とも言われ、見どころには明正天皇の旧殿から建立された書院(重文)・本堂(市指定有形文化財)・宸殿(市指定有形文化財)があります。また修学旅行生や観光客に人気がある氷室園(市指定名勝)・書院南庭(市指定名勝)・観音堂・仏光院などの見どころもあります。なお国宝・重要文化財・名勝・史跡などの文化財を中心に解説しています。

【貴重な書院(重要文化財)・勧修寺棚の解説】

★概要:書院は宸殿・本堂とともに通常非公開だが、特別公開時に一般公開されることがあります。は修学旅行や観光で見る価値があるスポットです。書院には門跡の御座所(ござしょ)である上段の間・対面所である次の間・門跡の私室である柳の間などがあります。上段の間に違い棚である勧修寺棚があります。書院には次の間に土佐光起(とさみつおき)筆の「近江八景図」、上段の間に土佐光起の子・土佐光成(とさみつなり)筆の「竜田川紅葉図」が飾られています。
★歴史:書院は寺伝によると1673年(延宝元年)から1675年(延宝3年)に第109代・明正天皇(めいしょうてんのう)の旧殿として造営され、1686年(貞享3年)に賜って建立されました。
★様式:書院は江戸時代前期の書院造の典型な建物と言われています。書院は屋根が入母屋造(いりもやづくり)のこけら葺(こけらぶき)です。書院は桁行正面六間・背面九間・梁間東側面五間・梁間西側面四間です。
★勧修寺棚:勧修寺棚はケヤキ(欅)の一枚板から造られ、3つの棚の内の中央が一段高く、左右対称の構造になっています。柱は床柱も含め、木曽(岐阜)で切り出された尾州ヒノキ(檜)が使われています。
★障壁画:「近江八景図」は中国の瀟湘八景図(しょうしょうはっけいず)に倣って、琵琶湖沿岸の風景が描かれています。「近江八景図」は近江八景の大和絵としては日本最大級と言われています。「竜田川紅葉図」は川を流れる紅葉の葉に銀のいぶし焼きの技法が用いられ、赤色に柘榴石(ざくろいし)をすり潰したものが使われています。

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【重要な本堂(京都市指定有形文化財)・千手観世音菩薩の解説】

★概要:本堂は御願堂とも言われています。本堂は像高5尺3寸(約160センチ)の本尊・千手観世音菩薩(せんじゅかんぜおんばさつ)立像を安置しています。千手観世音菩薩は室町時代頃に造仏され、醍醐天皇(だいごてんのう)の等身像と伝えられています。
★歴史:本堂は元々近衛家(このえけ)の建物だったが、その後第112代・霊元天皇(れいげんてんのう)の仮内侍所(かりないしどころ)になり、1672年(寛文12年)に賜って建立されました。
★様式:本堂は屋根が入母屋造の檜皮葺(ひわだぶき)です。本堂は桁行五間・梁間五間です。

【珍しい宸殿(京都市指定有形文化財)・明正天皇の旧殿の解説】

★概要:宸殿は明正天皇の旧殿を前身とし、小学校として使用された歴史もあります。宸殿には上段の間・二の間・三の間が一列に並んでいます。上段の間には床・棚・付書院があります。宸殿には山階宮晃親王(やましなのみやあきらしんのう)筆の扁額(へんがく)「明王殿」が掛けられています。
★歴史:宸殿は1697年(元禄10年)に第109代・明正天皇の旧殿を賜って建立されたと言われています。
★様式:宸殿は書院造(しょいんづくり)です。宸殿は屋根が入母屋造の桟瓦葺(さんがわらぶき)です。宸殿は桁行約17.7メートル・梁行約9.9メートルです。
★様式:宸殿は1872年(明治5年)9月に勧修小学校が開校した際、約9年間に渡って校舎として使用されました。

【人気の観音堂・観世音菩薩の解説】

★概要:観音堂は本尊・観世音菩薩像(かんぜおんぼさつ)を安置しています。観音堂は大斐閣(だいひかく)とも言われています。なお観音堂近くには月桂石・臥牛石・仙人石などが置かれています。
★様式:観音堂は1931年(昭和6年)に再建されました。
★様式:観音堂は氷室池に面して建立された楼閣(ろうかく)風の建物です。

【美しい書院南庭(京都市指定名勝)・ハイビャクシンの解説】

★概要:書院南庭には一面に樹齢約750年と言われるハイビャクシン(這柏槙)が分布しています。書院南庭は修学旅行や観光で見る価値があるスポットです。書院南庭には江戸時代前期に水戸黄門(みとこうもん)とも言われた常陸水戸藩第2代藩主・徳川光圀(とくがわみつくに・水戸光圀)が寄進したと伝わる勧修寺型燈籠(とうろう)が建立されています。
★豆知識:勧修寺型燈籠は雪見燈籠をアレンジして造られました。

【圧巻の氷室園(京都市指定名勝)・氷室池の解説】

★概要:氷室園には多くの植物が植えられ、四季折々に美しい光景を眺められます。桜・紅葉シーズンには桜・紅葉に彩られた絶景を眺められます。氷室園は修学旅行や観光で絶対に見る価値があるスポットです。氷室園は氷室池(ひむろいけ)を中心とする面積約2万平方メートルの池泉回遊式庭園です。氷室園には緑鴨洲・集仙島・方壷島・白花渚・洗珠橋・渡猿橋・木欄橋・月桂石・臥牛石・仙人石などがあります。氷室園には梅・桜・杜若・花菖蒲・睡蓮・蓮・楓などが分布しています。氷室園にはカワセミ・カルガモ・白鷺などの野鳥なども生息しています。なお氷室園には江戸時代後期に発行された「拾遺都名所図会(しゅういみやこめいしょずえ)・1786年(天明6年)刊」に氷室池十五勝が描かれています。
★歴史:氷室池はかつて現在よりも南側に広がっていたが、桃山時代に関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)が伏見街道を整備した際、南側が埋められました。
★豆知識:氷室池では平安時代の1月2日に池に張った氷を宮中に献上し、その厚さによって五穀豊穣を占っていたと言われています。

【塔頭・仏光院の解説】

★概要:仏光院は勧修寺の塔頭(たっちゅう)です。仏光院は1951年(昭和26年)に大石順教が建立しました。

【勧修寺 備考(参考リンク・・・)】
*参考・・・勧修寺(見どころ・アクセス・・・)wikipedia

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