東福寺見所ランキング|三門など人気スポット解説

京都紅葉見ごろ・東福寺

東福寺見所ランキング|三門・通天モミジと通天橋・禅堂などの解説

東福寺は紅葉の名所として有名で、京都を代表する人気の観光名所です。このページでは観光や修学旅行で東福寺を訪れた際に絶対に見るべき三門・通天モミジと通天橋・禅堂などの魅力・歴史・構造・由来などを丁寧にまとめて解説します。見所ランキングは1位が三門(国宝)、2位が通天モミジと通天橋、3位が禅堂(重要文化財)、番外が東司です。(詳細下記参照)

東福寺見どころ一覧

【三門(国宝)の見所紹介|足利義持再建】

三門は室町時代前期に再建され、600年以上の歴史を誇り、国宝に指定されて歴史的価値があります。東福寺の象徴である三門は禅寺の三門として日本最古と言われる人気の観光スポットです。三門は高さ約22メートルで、近付いて拝観するのがおすすめです。近付くと高さ・大きさを実感することができます。また特別公開の際に楼上から拝観するのもおすすめです。楼上からは洛南(京都市南部)一帯を一望できます。なお三門は悟りに至る三つの関門(空門(くうもん)・無相門(むそうもん)・無願門(むがんもん))を表しています。
●三門は1405年(応永12年)に室町幕府4代将軍・足利義持(あしかがよしもち)が再建しました。その後1596年(慶長元年)に慶長伏見地震(けいちょうふしみじしん)で損傷し、関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)が四隅に柱を取り付けて補修し、柱は太閤柱(たいこうばしら)とも言われています。なお三門は1897年(明治30年)12月28日に国の重要文化財、1952年(昭和27年)3月29日に国宝に指定されました。
●三門は五間三戸二階二重門(ごけんさんこにかいにじゅうもん)です。三門は禅宗様(ぜんしゅうよう)で、柱・梁(はり)・屋根などに大仏様(だいぶつよう・天竺様(てんじゅくよう))、上層屋根の垂木(たるき)の配置に和様(わよう)が見られます。屋根は入母屋造(いりもやづくり)の本瓦葺(ほんがわらぶき)、両脇の山廊は切妻造(きりづまづくり)の本瓦葺です。
●三門は二階に釈迦如来(しゃかにょらい)・十六羅漢(じゅうろくらかん)を安置しています。二階に臨済宗(りんざいしゅう)の画僧・吉山明兆(きつさんみんちょう・兆殿司(ちょうでんす))が極彩色で描いた半人半鳥の迦陵頻伽(かりょうびんが)などの壁画があります。なお三門には足利義持が書いた扁額「妙雲閣(みょううんかく)」も掲げられています。
★三門(妙雲閣)は選仏場(禅堂)・潮音堂(法堂)・栴檀林(せんだんりん)・思遠池(しおんち)・成就宮(五社明神社)・通天橋・千松林・甘露井(かんろい)・洗玉澗(せんぎょくかん)とともに東福寺十境に数えられました。

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【通天モミジ・通天橋の見所紹介|紅葉名所】

通天モミジ(唐楓)は鎌倉時代に南宋(中国)から伝えられ、750年以上の歴史があると言われています。通天橋は650年近い歴史があります。通天モミジ・通天橋は京都を代表する紅葉名所で、人気の観光スポットです。通天モミジは通天橋が架けられている渓谷・洗玉澗(せんぎょくかん)を中心に約2,000本が分布し、通天橋の上から通天モミジを拝観するのがおすすめです。通天モミジは葉先が3つに分かれ、黄金色に色付く珍しさから「秋のすゑ」「洛陽の奇観」とも言われています。通天モミジと通天橋は通天橋の西側に架けられている臥雲橋(がうんきょう)から眺めるのもおすすめです。東福寺では例年11月中旬頃から11月下旬頃に紅葉が見ごろを迎え、見ごろに拝観時間を早める看楓特別拝観(かんぷうとくべつこうかい)が行われたり、ライトアップ・夜間拝観が行われたりします。ライトアップでは昼間と違う幻想的な光景が見られます。
●通天モミジは1241年(仁治2年)に東福寺開山である聖一国師(しょういちこくし)・円爾(えんに)が宋(中国)から伝えたと言われています。その後1869年(明治2年)に東福寺288世・海州楚棟(かいしゅうそとう)が一度全て伐採しました。東福寺はかつて桜の名所だったが、臨済宗の画僧・吉山明兆(きつさんみんちょう・兆殿司(ちょうでんす))が桜見物の遊興の地になることを危惧して伐採し、東福寺には桜の木ほとんど植えられていないそうです。なお通天モミジの名称は通天橋に由来しています。
●通天橋は1380年(天授6年・康暦2年)に相国寺(しょうこくじ)2世・春屋妙葩(しゅんおくみょうは)が洗玉澗を渡る僧侶の労苦を救う為に架けたと言われています。通天橋は1959年(昭和34年)に台風で崩壊し、1961年(昭和36年)に再建されました。通天橋は屋根付きの廊下で、橋脚が鉄筋コンクリート造です。なお通天橋は臥雲橋・偃月橋(えんげつきょう)とともに東福寺三名橋に数えられています。

【禅堂(重要文化財)の見所紹介|日本最古の禅堂】

禅堂は南北朝時代に再建され、650年以上の歴史を誇り、重要文化財に指定されて歴史的価値があります。禅堂は日本最古の禅堂と言われる人気の観光スポットです。禅堂は近付いて拝観するのがおすすめです。禅堂は南北約42メートル・東西約22メートルの日本最大の禅堂で、近付くと大きさを実感することができます。かつて400人以上の僧侶が集団生活を行いながら修行したと言われ、往時の姿を想像できます。
●禅堂は1347年(正平2年・貞和3年)に再建されました。なお禅堂は1898年(明治31年)12月28日に国の重要文化財に指定されました。
●禅堂は屋根が切妻造の本瓦葺で、二階建てに見える一重もこし(裳階)付です。南北朝時代の豪壮な姿に残されています。
●禅堂には聖一国師・円爾の師で、宋(中国)の禅僧・無準師範(ぶじゅんしばん)の扁額「選仏場(せんぶつじょう)」が掲げられ、選仏堂(せんぶつじょう)とも言われています。また禅堂では僧侶が修業し、僧堂とも言われました。

【室町時代に建立され、600年以上の歴史がある東司(重要文化財)の見所紹介|】

東司は室町時代前期に建立され、600年以上の歴史を誇り、重要文化財に指定されて歴史的価値があります。東司は日本最古のトイレと言われる人気の観光スポットです。東司は近付いて拝観するのがおすすめです。東司は桁行約35メートル・梁間約14メートルの日本最大の東司で、近付くと大きさを実感することができます。東司は中央の通路をはさんで左右に円筒の壺が埋められ、一度に100人が用を足すことができたことから百雪隠(ひゃくせっちん)・百人便所とも言われました。東司は浴室・食堂(じきどう)とともに私語を謹む三黙堂とされ、用を足すのも修行とされ、手順が事細かに定められていたそうです。
●東司は室町時代前期(1333年~1392年)に建立されました。なお東司は1902年(明治35年)7月31日に国の重要文化財に指定されました。
●東司は禅宗様で、屋根が切妻造の本瓦葺です。
●東司には法要などの際に法堂・仏殿の東側に並ぶ東序に属する都寺(つうす)・監寺(かんす)・副寺(ふうす)など僧侶が使用するトイレの意味があり、東浄(とうちん)とも言われています。ちなみに首座(しゅそ)・書記(しょき)・蔵主(ぞうす)などは西側に並び西序(せいじょ)と言われます。

【東福寺見所ランキング完全ガイド 備考】
*参考・・・東福寺(見所・アクセス・・・)ホームページ

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