法界寺見どころ-阿弥陀堂・本堂・正門・庭園・日野の裸踊り

法界寺

法界寺見どころ-修学旅行・観光ポイント

法界寺の見どころには阿弥陀如来坐像を安置する阿弥陀堂(国宝)、伝燈寺の本堂が移築され、薬師如来を安置する本堂(重要文化財)、正門で、出入口である山門があります。また庭園・日野の裸踊り等も見逃せません。なお修学旅行や観光で見るべき文化財の概要・歴史・様式・豆知識などを解説しています。

【定朝様の阿弥陀如来坐像を安置する阿弥陀堂(国宝)】

  • 概要:阿弥陀堂は極楽浄土の具象化した典型的な阿弥陀堂建築と言われています。阿弥陀堂は内陣に11世紀末頃(平安時代後期)に造仏された定朝(じょうちょう)様の本尊・阿弥陀如来(あみだにょらい)坐像(国宝)を安置しています。阿弥陀如来坐像は像高約2.8メートルで、平安時代後期には阿弥陀如来坐像の周りを念仏を唱えながら回ったそうです。阿弥陀堂は丈六堂とも言われていたそうです。
  • 歴史:阿弥陀堂は1221年(承久3年)に後鳥羽上皇(第82代・後鳥羽天皇(ごとばてんのう))による承久の乱(じょうきゅうのらん)によって焼失し、嘉禄年間(1225年~1226年)~嘉禎年間(1235年~1237年)に再建されたと言われています。ちなみに阿弥陀堂は平安時代後期に阿弥陀信仰(あみだしんこう)が高まり、末法思想(まっぽうしそう)が広がったことから建立されたと言われています。
  • 様式:阿弥陀堂は一見二階建てに見える裳階(もこし)付きで、屋根が宝形造(ほうけいづくり)の檜皮葺(ひわだぶき)です。阿弥陀堂は五間四方の堂で、典型的な方形阿弥陀堂建築のひとつです。
  • 壁画:阿弥陀堂は長押上の小壁やその上部の壁に壁画(重要文化財)があります。壁画は板壁でなく、土壁に描かれた稀少なものです。壁画は1949年(昭和24年)の奈良・法隆寺(ほうりゅうじ)の金堂壁画の焼失後、完全な壁画としては日本最古と言われています。
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【伝燈寺の本堂が移築され、本尊・薬師如来を安置する本堂(重要文化財)】

  • 概要:本堂は奈良斑鳩・伝燈寺の本堂を前身としています。本堂は須弥壇(しゅみだん)上の厨子(ずし)に平安時代作と言われている薬師如来(やくしにょらい)立像(重要文化財)を安置しています。薬師如来立像は京の七薬師に数えられ、祈願すると女性の乳の出がよくなる言われ、乳薬師とも言われています。なお本堂は薬師堂とも言われています。
  • 歴史:本堂は1456年(康正2年)に奈良斑鳩・伝燈寺(でんとうじ)の本堂として建立され、1904年(明治37年)に法界寺に移築されました。なお伝燈寺は奈良・龍田神社(たつたじんじゃ)の神宮寺(じんぐうじ)だったが、現在は廃絶しました。
  • 様式:本堂は屋根が寄棟造(よせむねづくり)の本瓦葺(ほんがわらぶき)です。
  • 豆知識:本堂では乳の出がよくない母親が参籠し、乳米(ちごめ)と言われている白米を貰い、毎日3粒ずつ粥に混ぜて炊いて食べ、乳の出がよくなるとお礼に1升の米を納めたと言われています。

【正門で、出入口である山門】

  • 概要:山門は法界寺の正門で、出入口です。
  • 歴史:山門は17世紀頃(江戸時代前期~中期)に建立されたと言われています。
  • 様式:山門は薬医門(やくいもん)で、屋根が切妻造(きりづまづくり)です。

【江戸時代中期に鋳造された梵鐘を釣る鐘楼】

  • 概要:鐘楼(しょうろう)は1712年(正徳2年)に鋳造された梵鐘(ぼんしょう)を釣っています。
  • 歴史:鐘楼は1847年(弘化4年)に建立されました。

【極楽浄土を表すと言われる宝池がある庭園(京都市指定史跡)】

  • 概要:庭園には極楽浄土(ごくらくじょうど)を表すと言われる宝池(ほうち)があります。

【日野の裸踊り(京都市登録無形民俗文化財)】

  • 概要:日野の裸踊り(ひののはだかおどり)は例年1月14日の夜に行われています。日野の裸踊りは修正会(1月7日から14日)の最終日・結願の夜に行われます。日野の裸踊りでは精進(しょうじん)・潔斎(けっさい)した下帯一つの男達が2組に分かれ、阿弥陀堂の周囲で揉み合い、頭の上で合掌して「頂礼(ちょうらい)頂礼」と声を出します。日野の裸踊りでは天下泰平・五穀豊穣を祈願します。

【法界寺 備考(参考リンク・・・)】
*参考・・・法界寺(見どころ・アクセス・・・)

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