北野天満宮蝋梅見ごろ2025(時期:1月上旬~下旬頃)
北野天満宮蝋梅見ごろ(見頃)
北野天満宮蝋梅見ごろ(時期・イベント等)を紹介。北野天満宮には本殿(国宝)外まわりの西側、向って左側に蝋梅が植えられています。蝋梅には雲南蝋梅(ウンナンロウバイ)・素心蝋梅(ソシンロウバイ)があります。蝋梅は柔らかな黄色い花を咲かせ、甘い香りを周囲に漂わせます。(詳細下記参照)
【北野天満宮蝋梅見ごろ(例年時期)・2022年情報】
北野天満宮の蝋梅見ごろは例年1月上旬頃から1月下旬頃です。なお蝋梅の開花状況や見ごろ(満開)はその年の気候などによって多少前後することがあります。
京都蝋梅名所・見ごろ・京都梅見ごろ
【北野天満宮蝋梅 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市上京区御前通今出川上る馬喰町
最寄り駅・バス停・・・北野天満宮前(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から北野天満宮は50系統(B2乗り場)、101系統(B2乗り場)
*四条河原町からは51系統
*四条烏丸からは55系統、101系統、203系統
*河原町丸太町からは10系統
路線・時刻表・運賃チェック
*嵐電(京福電鉄)北野線の場合、最寄り駅は北野白梅町駅(徒歩約7分)
【北野天満宮蝋梅見ごろ(例年時期)・見どころ 概要】
北野天満宮は蝋梅の名所です。北野天満宮の蝋梅見ごろは例年1月上旬頃から1月下旬頃です。北野天満宮は梅の名所でもあり、梅に先だって蝋梅が見ごろを迎えます。ちなみに梅の見ごろは例年2月中旬頃から3月中旬頃です。
北野天満宮には本殿(国宝)外まわりの西側、向って左側に蝋梅が植えられています。蝋梅には雲南蝋梅(ウンナンロウバイ)・素心蝋梅(ソシンロウバイ)があります。蝋梅は柔らかな黄色い花を咲かせ、甘い香りを周囲に漂わせます。なお蝋梅は約1,500本の梅に比べると圧倒的に数が少なくなります。
雲南蝋梅は中国・雲南省が原産地で、その名称は原産地に由来しています。雲南蝋梅は樹高が2~5メートルで、花が花径約2センチです。花は外側の花被片が透き通った淡いベージュ色で、内側の花被片が濃い紫色になります。
素心蝋梅は中国が原産地で、明治時代に日本に伝わりました。素心蝋梅は樹高が2~5メートルで、花が花径約2センチです。素心蝋梅は花被片全体が黄色になります。素心蝋梅は葉の展開に先立って、花をたくさん咲かせます。
蝋梅はクスノキ目ロウバイ科ロウバイ属に属する落葉樹(落葉低木)で、中国原産です。蝋梅の名称は「本草綱目」によると半透明で鈍いツヤのある黄色い花びらがまるで蝋細工のようで、臘月(旧暦12月)に咲くことに由来すると言われています。蝋梅は江戸時代初期に朝鮮半島を経て中国から伝来し、観賞用として植栽されるようになったと言われています。ちなみに蝋梅は中国で梅・水仙・椿とともに「雪中の四花」として尊ばれています。蝋梅は早生種が12月頃、晩生種が2月頃に黄色い花を咲かせ、芳しい香りを漂わせます。なお蝋梅にはソシンロウバイ(素心蝋梅)・マンゲツロウバイ(満月蝋梅)・トウロウバイ(唐蝋梅)などの栽培品種があります。
本殿は江戸時代前期の1607年(慶長12年)に関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)の子・豊臣秀頼(とよとみひでより)が豊臣秀吉の遺命によって建立しました。本殿は桁行五間・梁間四間で、入母屋造の檜皮葺です。
●北野天満宮の歴史(創建から現在)を紹介しています。
北野天満宮歴史(菅原道真・豊臣秀吉・豊臣秀頼)
●北野天満宮の見どころ(本殿・三光門など)を紹介しています。
北野天満宮見どころ(本殿・三光門など)
【北野天満宮 歴史・簡単概要】
北野天満宮(きたのてんまんぐう)は947年(天暦元年)に西ノ京に住んでいた多治比文子(たじひのあやこ)・近江(滋賀)比良宮(ひらのみや)の神主である神良種(みわのよしたね)・北野朝日寺(東向観音寺(ひがしむかいかんのんじ))の僧である最珍(さいちん・最鎮)らが神殿を造営し、祭神・菅原道真(すがわらのみちざね)を祀ったのが起源です。903年(延喜3年)に道真が左遷された大宰府で亡くなり、942年(天慶5年)に多治比文子に宣託があり、947年(天暦元年)には良種の子・太郎丸に再び託宣があったとも言われています。その後道真左遷の原因になった左大臣・藤原時平(ふじわらのときひら)の甥・藤原師輔(ふじわらのもろすけ)が私邸を寄贈し、大規模な社殿が造営されました。987年(永延元年)に第66代・一条天皇が勅使を派遣して国家の平安を祈願する勅祭が行われ、神号「北野天満宮天神」を賜り、1004年(寛弘元年)には一条天皇が行幸し、その後皇室に崇敬されました。しかし1444年(文安元年)の文安の麹騒動(ぶんあんのこうじそうどう)で室町幕府の攻撃によって焼失して一時衰退しました。1587年(天正15年)に関白・豊臣秀吉が境内で北野大茶会(きたのだいさのえ)を行い、1607年(慶長12年)には秀吉の子・豊臣秀頼が本殿などを造営しました。
北野天満宮は菅原道真を祀った神社の総本社です。
*参考・・・京都・北野天満宮(拝観料・アクセス・歴史概要・見どころ・・・)ホームページ
【北野天満宮蝋梅 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
京都・北野天満宮(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報