八坂神社神馬舎・八坂神社見どころ(修学旅行・観光)

八坂神社神馬舎

●八坂神社神馬舎は2020年(令和2年)12月23日に国の重要文化財に指定されました。
●八坂神社神馬舎は本殿(国宝)の北側に建立されています。神馬舎は1928年(昭和3年)に建立されました。神馬舎には木製の神馬2頭(白馬・赤馬)が安置されています。八坂神社には古くから神馬が奉納され、平安時代中期頃の920年(延喜20年)に朝廷が奉幣や走馬奉納の記録に残されています。祇園祭還幸祭の翌日に行われていた祇園臨時祭(6月15日)や年始などに朝廷・将軍家などから神馬が奉納されていたそうです。正月7日に青馬(白馬)を見ると邪気を祓うとされていました。ちなみに八坂神社では1875年(明治8年)まで境内に生きた神馬が飼われていました。
馬は神が人間世界にやってくる際の乗り物とされ、神馬(じんめ・しんば・かみうま)・神駒(かみこま)などと言われていました。神馬は神聖視され、多くが白馬で、伊勢神宮・賀茂社(上賀茂神社・下鴨神社)などでは一般の馬と区別され、特別に飼育されていました。馬は祈願の為に神社に飾り付けて奉納されました。奈良時代後期の770年(宝亀元年)8月に朝廷が伊勢神宮(いせじんぐう)・八幡宮(はちまんぐう)などに奉幣した際、伊勢神宮に赤毛馬1頭、八幡宮・若狭彦神(わかさひこのかみ)に各鹿毛馬1頭を奉納したことが記録に残されています。ちなみに馬は祈雨の場合には黒毛、祈晴の場合には赤毛などその目的によって毛色が異なっていました。ちなみに絵馬は馬の奉納に代り、馬の絵を描いて奉納したことに由来しています。
正月7日(1月7日)は人日(じんじつ)の節句とされ、宮中では天皇などが白馬を見る習慣があったことから白馬(あおうま)の節句とも言われています。馬は陽の生き物、青は春を表す青陽とされ、白馬は縁起のいい生き物と考えられていたそうです。
●八坂神社神馬舎は桁行三間・梁間三間で、切妻造(きりづまづくり)の桟瓦葺(さんがわらぶき)です。
切妻造は屋根の最頂部の棟(むね)から両側に葺き下ろし、その両端を棟と直角に切った屋根の形式です。切妻造は本を開いて伏せたような形で、平行な面を平(ひら)、棟と直角な面を妻(つま)と言います。切妻造は古くは真屋(まや)とも言われ、伊勢神宮(いせじんぐう)・出雲大社(いづもたいしゃ)などの社殿に採用されています。ちなみに四方向に傾斜する屋根面を持つ寄棟造(よせむねづくり)よりも格式が上とも言われています。
桟瓦葺は平瓦と丸瓦を一体化させた波型の桟瓦を使用して屋根を葺く方法です。ちなみに本瓦葺は平瓦と丸瓦を交互に組み合わせて屋根を葺く方法です。瓦葺は飛鳥時代に中国・朝鮮半島から寺院建築の技術とともに伝来しました。瓦葺は檜皮葺(ひわだぶき)・茅葺(かやぶき)・板葺(いたぶき)などに比べ耐水性・耐火性に優れ、台風の多い日本に適していました。
八坂神社見どころ八坂神社七不思議

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