上賀茂神社奈良神社・上賀茂神社見どころ(修学旅行・観光)

上賀茂神社奈良神社

●上賀茂神社奈良神社はならの小川近くに祀られている上賀茂神社の境内摂社です。奈良神社は拝殿が贄殿(にえどの)北神饌所(きたしんせんしょ)に接し、本殿がそれに隣接して建立されています。。奈良神社は料理飲食守護の神とも言われる奈良刀自神(ならとじのかみ)を祀っています。奈良神社では4月の春祭に料理業界の方が多数参拝されます。また6月の御田植祭(おたうえさい)では上賀茂神社・賀茂山口神社(沢田社)で神事が行われ、その後奈良神社前の神事橋から早苗をならの小川へ投じます。奈良神社の社名はかつて近くに楢の木が植えられていたからとも言われています。またならの小川の名称しんせん)は奈良神社に由来するとも言われています。
奈良刀自神は神饌(しんせん)を司る女神とも言われています。古代、神饌は楢の葉を綴じ合わせた皿に盛り付けて配膳され、楢が奈良になったとも言われています。また刀自には宮中の台所などで調理を勤めた女官の意味があります。
ならの小川は明神川(みょうじんがわ)が始まりです。明神川は賀茂川(かもがわ・鴨川)に設けられた明神井堰(みょうじんいせき)から取水され、上賀茂神社の御生所(みあれどころ)近くで御生川(みあれがわ)に名前を変え、上賀茂神社の境内に入ると御手洗川(みたらしがわ)に名前を変え、楼門西側で御物忌川(おものいがわ)と合流するとならの小川(楢の小川)に名前を変え、境内を出ると明神川に再び名前を変え、琵琶湖疎水(びわこそすい)分線に合流しています。ならの小川の名所は奈良社(奈良神社)近くを流れているからとも、楢の木々の中を流れているからとも言われています。
●上賀茂神社奈良神社は本殿が一間社流造(いっけんしゃながれづくり)の檜皮葺(ひわだぶき)です。拝殿が入母屋造(いりもやづくり)の檜皮葺です。
流造は神社建築の一形式です。流造は正面入口にあたる屋根の一方(前流れ)が長く延びた形式です。流造は伊勢神宮(いせじんぐう)に代表される神明造(しんめいづくり)から発展し、奈良時代末期から平安時代に成立し、全国に広がりました。流造では上賀茂神社(かみがもじんじゃ)・下鴨神社(しもがもじんじゃ)がよく知られています。流造では正面(桁行)の柱間が1間(柱2本)の場合には一間社流造、3間(柱4本)の場合には三間社流造、5間(柱6本)の場合には五間社流造になります。
檜皮葺は屋根葺手法の一形式です。檜皮葺では檜(ひのき)の樹皮を用いて屋根を葺きます。檜皮葺は日本以外では見られない日本古来の手法です。檜皮葺は飛鳥時代の668年(天智天皇7年)に滋賀県大津市の廃寺・崇福寺(すうふくじ)の諸堂が檜皮で葺かれた記録が最古の記録です。
入母屋造は切妻造と寄棟造を組み合わせた屋根の形式です。寄棟造の屋根の上に切妻造の屋根を載せた形で、切妻造の四方に庇(ひさし)がついています。京都御所の紫宸殿(ししんでん)のように切妻と寄棟の角度が一続きでないものは錣屋根(しころやね)とも言われています。日本では古くから切妻造は寄棟造よりも格式が上とも言われ、それらの組み合わせた入母屋造は最も格式が高いとも言われています。入母屋造は法隆寺(ほうりゅうじ)の金堂・唐招提寺(とうしょうだいじ)の講堂に採用されています。
上賀茂神社見どころ

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