東寺小子房庭園・東寺見どころ(修学旅行)

東寺小子房庭園

●東寺小子房庭園・澄心苑(ちょうしんえん)は境内西側に建立されている小子房にあります。澄心苑は7代目小川治兵衛(おがわじへえ)が作庭しました。澄心苑の奥には真言宗の宗祖である弘法大師・空海が高野山に向かう際、大師堂(御影堂・不動堂)の不動明王が見送ったという伝承が残されている蓮花門があります。不動明王の足下や歩んできた跡に蓮花が咲いたとも言われ、蓮花門の名称の由来になっています。
7代目小川治兵衛は幕末(江戸時代末期)の1860年(万延元年)5月25日に山城国乙訓郡神足村(京都府長岡京市)に生まれました。1877年(明治10年)に江戸時代中期の宝暦年間(1751年~1764年)から続く植木屋治兵衛・小川植治(おがわうえじ)の養子になり、1879年(明治12年)に七代目小川治兵衛を襲名しました。明治時代初期に京都東山・南禅寺(なんぜんじ)界隈の別荘地で、東山を借景に琵琶湖疏水(びわこそすい)を利用した近代的日本庭園群(南禅寺界隈疏水園池群)を作庭しました。なお7代目小川治兵衛はいずれも国の名勝に指定されている平安神宮(へいあんじんぐう)・円山公園(まるやまこうえん)・山縣有朋(やまがたありとも)別邸の無鄰庵(むりんあん)・西園寺公望(さいおんじきんもち)別邸の清風荘(せいふうそう)・市田弥一郎(いちだやいちろう)邸の対龍山荘(たいりゅうさんそう)・慶雲館(けいうんかん)庭園・旧古河(きゅうこが)庭園などを作庭しました。また京都御苑(きょうとぎょえん)・京都御所(きょうとごしょ)・修学院離宮(しゅがくいんりきゅう)・桂離宮(かつらりきゅう)・二条城(にじょうじょう)・清水寺(きよみずでら)・南禅寺・妙心寺(みょうしんじ)・法然院(ほうねんいん)・青蓮院(しょうれんいん)・仁和寺(にんなじ)などの庭園などを作庭・修景もしました。
小子房は1934年(昭和9年)の真言宗の宗祖である弘法大師・空海の千百年御遠忌に再建されました。小子房は総木曾檜造で、勅使(ちょくし)の間・牡丹(ぼたん)の間・瓜(うり)の間・枇杷(びわ)の間・鷲(わし)の間・雛鶏(ひなどり)の間の6室があります。襖絵や壁画は堂本印象(どうもといんしょう)が描きました。勅使の間には金色の地に極彩色で描かれた「渓流に鶴(けいりゅうにつる)」・「日輪山嶽図(にちりんさんがくず)」があります。なお小子房は鎌倉時代に第91代・後宇多天皇が真言密教の修行道場として建てたのが起源とも言われています。その後天皇を迎える特別な場所とされ、かつて南北朝時代に室町幕府初代将軍・足利尊氏(あしかがたかうじ)が光厳上皇(北朝初代・光厳天皇)奉じて京都に入った際、洛中での戦いが治まるまでの間、小子房は光厳上皇の御所になりました。
東寺見どころ

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