六道珍皇寺六道まいり2025年8月7日~10日(日程時間・・・)
六道珍皇寺六道まいり
六道珍皇寺六道まいり(精霊迎え・お精霊さん迎え)(日程・時間・・・)を紹介しています。六道まいりは例年8月7日から10日に行われています。六道まいりでは先祖の霊を報恩供養(ほうおんくよう)する盂蘭盆(うらぼん)前に六道珍皇寺に参詣し、十万億土の冥界にも響き渡ると言われている迎え鐘(梵鐘)を撞き、先祖の霊を迎えます。(詳細下記参照)
【六道珍皇寺六道まいり2025 日程時間(要確認)】
六道珍皇寺六道まいり2025は2025年(令和7年)8月7日(木曜日)~10日(日曜日)6:00~22:00に行われます。(現在確認中・要注意)
*参考・・・六道珍皇寺ホームページ
【六道珍皇寺六道まいり アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市東山区大和大路通四条下ル4丁目小松町595
最寄り駅・バス停・・・清水道(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から六道珍皇寺は100系統(D1乗り場)、110系統(D1乗り場)、206系統(D2乗り場)
*四条河原町からは207系統
*四条烏丸からは207系統
*堀川丸太町からは202系統
路線・時刻表・運賃チェック
*京阪電鉄本線の場合、最寄り駅は清水五条駅(徒歩約15分)
*阪急電鉄京都線の場合、最寄り駅は京都河原町駅(徒歩約20分)
【六道珍皇寺六道まいり 歴史・簡単概要】
六道珍皇寺六道まいり(精霊迎え・お精霊さん迎え)は六道珍皇寺がある場所がかつて化野(あだしの)・蓮台野(れんだいの)とともに京の三大墓地(三大墳墓地・三大葬送地)と言われた鳥辺野(とりべの)の入口で、現世と冥土の境である六道の辻と言われたことに由来しています。六道の辻は精霊が盂蘭盆(うらぼん)前に冥土から帰ってくる際に必ず通ると信じられていたそうです。なお六道珍皇寺には小野篁(おののたかむら)が閻魔庁の第二の冥官として、夜毎冥土に通ったとされる「冥土通いの井戸」もあります。
六道まいりでは先祖の霊を報恩供養(ほうおんくよう)する盂蘭盆前に六道珍皇寺に参詣し、十万億土の冥界にも響き渡ると言われている迎え鐘(梵鐘)を撞き、先祖の霊を迎えます。ちなみに京都では盂蘭盆は8月13日に始まり、16日に終わるとされ、六道まいりは8月7日から10日までに行う風習になっています。なお六道まいりでは先ず先祖の霊が槙の葉に乗って冥土から帰ってくるとされていることから高野槙(こうやまき)を購入します。次に水塔婆(みずとうば)に先祖の戒名・俗名などを書いてもらいます。その後迎え鐘を撞き、水塔婆を線香で浄めます。最後に水塔婆を高野槙で水回向を行って納めます。
六道は地獄道(じごくどう)・餓鬼道(がきどう)・畜生道(ちくしょうどう)・修羅道(しゅらどう)・人間道(にんげんどう)・天道(てんどう)のことで、人は因果応報により、死後六道を輪廻転生すると言われています。
【六道珍皇寺 歴史・簡単概要】
六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)・六道さんは起源が明確ではありません。六道珍皇寺は奈良時代末期または平安時代初期の延暦年間(782年~805年)に真言宗の開祖である弘法大師(こうぼうだいし)・空海(くうかい)の師で、大安寺(だいあんじ)住持・慶俊(けんしゅん)が創建し、愛宕寺(おたぎでら)と言われたのが起源とも言われています。また六道珍皇寺は弘法大師・空海が創建したとも、公卿・文人で、閻魔王宮の役人(閻魔庁における第二の冥官)とも言われた小野篁(おののたかむら)が創建したとも言われています。更に六道珍皇寺は鳥部氏(とりべし)が創建し、鳥部寺とも言われた宝皇寺(ほうこうじ)の後身とも、平安時代前期の836年(承和3年)に豪族・山代淡海(やましろのおおえ)らが国家鎮護の道場として創建したとも言われています。(諸説あり)平安時代・鎌倉時代に東寺真言宗の総本山・東寺(教王護国寺(きょうおうごこくじ))に属していたが、中世の兵火によって荒廃したと言われています。その後南北朝時代の1364年(正平19年・貞治3年)に建仁寺(けんにんじ)住持・聞渓良聡(もんけいりょうそう)が再興し、真言宗から臨済宗に改められました。六道珍皇寺は明治時代に建仁寺に一時併合されたが、1910年(明治43年)に独立しました。なお六道珍皇寺がある場所は葬送地である鳥辺野の入口で、現世との境と考えられ、「六道の辻」と言われていました。
六道珍皇寺は臨済宗建仁寺派の寺院です。
*参考・・・六道珍皇寺(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【六道珍皇寺六道まいり 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
六道まいりでは期間中に薬師如来(重要文化財)や地獄絵などの寺宝も公開されます。(要確認)
六道珍皇寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
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