橋寺放生院(拝観料・見どころ・アクセス・歴史概要・・・)
橋寺放生院
橋寺放生院(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。橋寺放生院ゆかりの宇治橋は江戸時代に橋寺放生院の境内から掘り出された「宇治橋断碑(うじばしだんぴ・重要文化財)」によると646年(大化2年)に奈良元興寺(がんごうじ)の僧・道登(どうとう)が初めて淀川水系の一級河川・宇治川(淀川)に架けたとも言われています。
【橋寺放生院 アクセス・マップ】
場所・・・京都府宇治市宇治蓮華116
最寄り駅・バス停・・・JR宇治駅(徒歩約7分)、京阪宇治駅(徒歩約3分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から橋寺放生院はJR奈良線
*祇園四条駅からは京阪電鉄本線・宇治線
【橋寺放生院 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~16:00(11/1~3/31)
9:00~17:00(4/1~10/31)
【橋寺放生院 拝観料金・料金(要確認)】
本堂300円、宇治橋断碑200円、小学生以下無料
宇治橋断碑は要予約
【橋寺放生院 歴史・簡単概要】
橋寺放生院(はしでらほうじょういん)・放生院常光寺(ほうじょういんじょうこうじ)は起源が明確ではありません。橋寺放生院は寺伝によると渡来人氏族・秦河勝(はたのかわかつ)が聖徳太子の発願により、宇治川に宇治橋を架けた際、604年(推古12年)に創建されたとも言われています。ちなみに橋寺の名称はかつて宇治橋を管理し、宇治橋の守り寺とも言われたことに由来するそうです。その後1281年(弘安4年)に真言律宗の宗祖・興正菩薩叡尊上人(こうしょうぼさつえいそんしょうにん)が中興しました。興正菩薩叡尊上人は仏教の教えのひとつ不殺生戒(ふせっしょうかい)に基づき、捕まえた生き物を殺さずに放流する放生会(ほうじょうえ)を行ったことから放生院と言われるようになったそうです。しかし1479年(文明11年)に兵火、1631年(寛永8年)には火災に見舞われました。その後1791年(寛政3年)に宇治橋断碑が境内から掘り出されました。なお橋寺放生院は本尊・地蔵菩薩立像を安置しています。
橋寺放生院は真言律宗の寺院です。
*参考・・・橋寺放生院(アクセス・歴史・・・)wikipedia
【橋寺放生院 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
橋寺放生院の見どころは重要文化財で、日本三古碑(多賀城碑・多胡碑・那須国造碑)のひとつとも言われる宇治橋断碑です。また宇治橋断碑と同じく重要文化財で、1286年(弘安9年)に興正菩薩叡尊上人が宇治川の中洲・塔ノ島に建立し、その後1756年(宝暦6年)に橋寺放生院に移された浮島十三重塔も見どころです。
重要文化財・・・浮島十三重塔(石造)、木造地蔵菩薩立像、木造不動明王立像、宇治橋断碑
【橋寺放生院 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●酔芙蓉見ごろは例年9月中旬頃から10月上旬頃です。境内に酔芙蓉が植えられ、朝白かった花が午後になると徐々にピンクから赤く色が変わります。酔芙蓉と橋かけ観音・水子子育地蔵菩薩・石塔などが建立されている境内などの光景が美しいと言われています。
橋寺放生院酔芙蓉見ごろ
【橋寺放生院 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・0774-21-2662
【橋寺放生院 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
【橋寺放生院 おすすめ散策ルート】
橋寺放生院からのおすすめ散策ルートは南側の宇治上神社・宇治神社に向かうルートです。10分ほど散策すれば、世界遺産である宇治上神社・宇治神社に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお宇治川の東岸には宇治上神社と同じく世界遺産である平等院があり、そちらを散策するのもいいかもしれません。橋寺放生院近辺には2つの世界遺産があります。