二尊院(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)紅葉名所
二尊院
二尊院(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。二尊院は嵐山にも近く、紅葉(もみじ)の名所として広く知られ、総門を入った広い参道は「紅葉の馬場(もみじのばば)」と言われています。なおその総門は伏見城の遺構(薬医門(やくいもん))と言われています。
【二尊院 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27
最寄り駅・バス停・・・嵯峨釈迦堂前(徒歩約10分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から二尊院は28系統(D3乗り場)
*四条烏丸からは91系統
路線・時刻表・運賃チェック
*JR山陰本線の場合、最寄り駅は嵯峨嵐山駅(徒歩約19分)
*嵐電(京福電鉄)嵐山線の場合、最寄り駅は嵐山駅(徒歩約15分)
【二尊院 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~16:30
【二尊院 拝観料金・料金(要確認)】
個人
大人・大学生・高校生・中高生500円、小学生以下0円
団体(30名以上)
大人・大学生・高校生・中高生300円、小学生以下0円
【二尊院 歴史・簡単概要】
二尊院(にそんいん)・小倉山二尊教院華台寺(おぐらやまにそんきょういんけだいじ)は承和年間(834年~848年)に第3代天台座主である慈覚大師(じかくだいし)・円仁(えんにん)が第52代・嵯峨天皇の勅願によって創建したと言われています。ちなみに二尊院の名称は鎌倉時代に造仏された本尊である「発遣の釈迦(重要文化財)」と「来迎の阿弥陀(重要文化財)」の二如来像に由来しています。二尊院は平安時代に小倉百人一首の撰者・藤原定家(ふじわらのていか)の山荘・時雨亭(しぐれてい)があった場所とも言われています。鎌倉時代初期に浄土宗の開祖・法然上人(ほうねんしょうにん)が住して法を説き、法然上人の高弟で、二尊院3世・湛空上人(たんくうしょうにん)らが再興したと言われています。1227年(嘉禄3年)の嘉禄の法難では法然上人の遺骸を天台宗の僧兵から守る為、法然廟所から移されたと言われています。応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))の兵火によって焼失し、1521年(永正18年)に三条西実隆(さんじょうにしさねたか)が本堂・唐門を再建しました。なお二尊院は南北朝時代から明治維新まで「黒戸四ヶ院(遣迎院・廬山寺・般舟院)」の一寺として、京都御所内の仏殿である御黒戸(おくろど)を守りました。
二尊院は天台宗の寺院です。
*参考・・・二尊院(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【二尊院 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
二尊院の見どころは紅葉です。また二尊院の奥には小倉百人一首ゆかりのある藤原定家の時雨亭跡と伝わる場所があり、それを見るのもいいかもしれません。なお二尊院は桜の名所でもあり、見どころです。
重要文化財・・・木造釈迦如来立像・阿弥陀如来立像、絹本著色逍遥院実隆像・称名院公条像、絹本著色浄土五祖像、絹本著色十王像、絹本著色釈迦三尊像、絹本著色法然上人像、法然上人七箇条制法、法門名義
【二尊院 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●春に桜の馬場とも言われる総門から本堂まで続く約100メートルの参道などに二尊院普賢象桜・染井吉野・枝垂桜などが植えられ、桜と参道・総門・本堂などの光景が美しいと言われています。
二尊院桜見ごろ
●紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。小倉百人一首にも詠われ、紅葉の名所である小倉山の麓に創建され、総門を入った約100メートルの参道が紅葉の馬場とも謳われる光景が美しいと言われています。
二尊院紅葉見ごろ
*京都には多くの桜名所があり、その桜見ごろを下記リンクから確認できます。
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2024(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【二尊院 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-861-0687
【二尊院 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
*京都バスの場合、京都駅からは72系統(C6乗り場)、四条河原町・三条京阪からは61系統、62系統、64系統、最寄りのバス停は嵯峨小学校前(徒歩約15分)
京都バス・アクセスダイヤ
嵐山花灯路
【二尊院 おすすめ散策ルート】
二尊院からのおすすめ散策ルートは常寂光寺・野宮神社を経由し、世界遺産である天龍寺に向かうルートです。ルートの周辺には落柿舎・竹林の道(竹林の小径)などもあり、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお天龍寺から数分行ったところには桂川に架かる渡月橋や嵐山もあり、それらを散策するのもいいかもしれません。ただ渡月橋や嵐山は人気の観光スポットの為、人が多いのが難点かもしれません。