聖護院(拝観料・見どころ・アクセス・歴史概要・・・)
聖護院
聖護院(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。聖護院は1788年(天明8年)と1854年(安政元年)の内裏炎上の際、光格天皇と孝明天皇の仮宮が一時的に置かれ、皇室との関係が深かった。また聖護院は修験道廃止令が発布されまでは修験道とも結び付いていました。
【聖護院 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市左京区聖護院中町15
最寄り駅・バス停・・・熊野神社前(徒歩約3分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から聖護院は206系統(D2乗り場)
*四条河原町からは31系統、201系統、203系統
*四条烏丸からは31系統、201系統、203系統
*河原町丸太町からは204系統
路線・時刻表・運賃チェック
*京阪電鉄鴨東線の場合、最寄り駅は神宮丸太町駅(徒歩約7分)
【聖護院 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~16:30
宸殿・書院・仏様・・・10:00~、14:00~
拝観には事前の申込みが必要です。
【聖護院 拝観料金・料金(要確認)】
個人
宸殿・書院・仏様・・・大人600円、中・高生500円
団体(15名以上)
宸殿・書院・仏様・・・大人500円
【聖護院 歴史・簡単概要】
聖護院(しょうごいん)・聖護院門跡は1090年(寛治4年)に白河上皇(第72代・白河天皇)が熊野三山を参詣する熊野御幸の際、先達を務めた増誉大僧正(ぞうよだいそうじょう)が寺院を賜り、聖体護持の二字から聖護院としたのが起源と言われています。増誉大僧正は奈良・大峰修行を行った天台第5代座主で、天台寺門宗の宗祖である智証大師(ちしょうだいし)・円珍(えんちん)の後を継いで大峰修行を行い、熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社を統轄する初代熊野三山検校職(くまのさんざんけんぎょう)に任命されたそうです。その後第77代・後白河天皇の皇子・静恵法親王(じょうえほっしんのう)が入寺して門跡寺院になりました。しかし応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))の兵火によって焼失し、洛北岩倉に移ったが、再び火災に見舞われたことから烏丸今出川に移りました。その後1675年(延宝3年)の延宝の大火でも延焼し、1676年(延宝4年)に現在の旧地に戻りました。
聖護院は本山修験宗の総本山です。
*参考・・・聖護院(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【聖護院 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
聖護院の見どころは重要文化財である書院と聖護院旧仮皇居です。
重要文化財・・・書院、絹本著色熊野曼荼羅図、木造智証大師、木造不動明王立像、光格天皇宸翰 神変大菩薩号勅書、後陽成院宸翰消息、円珍入唐求法目録1巻、如意輪心中心真言観1通、智証大師像造立願文1通など
【聖護院 行事・イベント(要確認)】
●寒中托鉢修行は例年1月8日から14日まで行われています。寒中托鉢修行は山修行が行われない冬の時期に山伏が心身鍛錬の為に行っています。京都市内の信者宅約5千軒回り、般若心経を唱え、1年間の無病息災・家内安全を祈願します。
聖護院寒中托鉢修行
●節分会は例年節分とその前日に行われています。節分会では年男・福女などによる追儺式・山伏福豆まきが行われます。また厄除開運採燈大護摩供も行われます。なお本尊・不動明王像も公開され、本尊の前まで近づくことができます。
聖護院節分会
*京都には節分に行事・イベントを行う寺院・神社などがあり、その行事・イベントを下記リンクから確認できます。
京都節分祭・豆まき
【聖護院 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●桜見ごろは例年3月下旬頃から4月上旬頃です。山門脇に枝垂桜が植えられ、枝垂桜と山門などの光景が美しいと言われています。枝垂桜は枝ぶりが見事で、地面近くまで枝を伸ばしています。
聖護院桜見ごろ
*京都には多くの桜名所があり、その桜見ごろを下記リンクから確認できます。
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)
【聖護院 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-771-1880
【聖護院 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
【聖護院 おすすめ散策ルート】
聖護院からのおすすめ散策ルートは鴨川を渡り、京都御所・仙洞御所・京都御苑に向かうルートです。聖護院は皇室との関係が深かったこともあり、歴史を考えながら京都観光・旅行を楽しむことができます。ただ京都御所などの拝観には事前の申込みが必要です。なお聖護院の南には平安神宮・国立近代美術館・市立美術館・市立動物園もあり、それらを散策するのもいいかもしれません。