宝厳院の紅葉見ごろ2025(時期:11月中旬~11月下旬頃)
宝厳院の紅葉見ごろ・アクセス・概要
宝厳院の紅葉見ごろ(時期・ライトアップ・・・)情報を紹介しています。宝厳院の紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。宝厳院では獅子吼の庭や玄関門周辺などにイロハモミジ・ヤマモミジなどが分布し、紅葉と獅子吼の庭との光景が美しいと言われています。紅葉見ごろにライトアップを行っています。(要確認)(詳細下記参照)
【宝厳院の紅葉見ごろ(例年時期)・2025年予測】
宝厳院の紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。ただ紅葉の時期や見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。なお2025年9月上旬頃から京都の紅葉見ごろ情報を情報発信します。
京都紅葉見ごろ2025
【宝厳院紅葉 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市右京区嵯峨天竜寺芒ノ馬場町68
最寄り駅・バス停・・・嵐山天龍寺前(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から宝厳院は28系統(D3乗り場)
*四条河原町からは11系統
路線・時刻表・運賃チェック
*JR嵯峨野線の場合、最寄り駅は嵯峨嵐山駅(徒歩約10分)
*嵐電(京福電鉄)嵐山線の場合、最寄り駅は嵐山駅(徒歩約5分)
*阪急電鉄嵐山線の場合、最寄り駅は嵐山駅(徒歩約17分)
【宝厳院紅葉見ごろ(例年)・見どころ】
宝厳院は京都を代表する紅葉の名所です。宝厳院の紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。ちなみに標高は約43メートルです。
宝厳院twitterで紅葉状況をチェック
宝厳院では紅葉名所である嵐山を借景にした借景回遊式山水庭園・獅子吼の庭(ししくのにわ)や玄関門周辺などにイロハモミジ・ヤマモミジなど約200本のモミジやイチョウ・ドウダンツツジなどが分布し、紅葉と岩や苔などがある獅子吼の庭・玄関門周辺などの光景が美しいと言われています。無畏庵(茶庵)では建物前に広がる紅葉を楽しむことができます。宝厳院では秋に錦の織物のように美しい錦秋が訪れ、獅子吼の庭はフォトジェニックなスポットになります。なお特別拝観期間中に無畏庵・本堂にお茶席が設けられ、お茶を味わうこともできます。(要確認)獅子吼の庭では散策しながら紅葉狩りを楽しむことができ、紅葉と緑の苔のコントラストを楽しむことができます。獅子吼の庭では紅葉と滝を登り切った鯉魚が龍になるという伝説を登龍門で表す瀧門瀑・2億年前の海底に堆積した微生物などが水圧で圧縮されてできた碧岩・高さ約3メートルの巨大な獅子岩・小川に架けられた橋などの光景が素晴らしいと言われています。獅子吼の庭では庭紅葉を楽しむができます。玄関門周辺では紅葉のトンネルが現れます。築地堀に続く冠木門は中村吉右衛門主演の「鬼平犯科帳」などで料理屋の玄関などのロケ地に使われています。玄関門周辺では太陽の光に美しく照り輝く照紅葉や晩秋に散り紅葉を楽しめます。
宝厳院では紅葉見ごろにライトアップを行っています。(要確認)紅葉ライトアップでは昼間と異なり、幻想的・神秘的な光景を楽しむことができます。紅葉ライトアップ期間は11月下旬をメインとする約3週間行われ、比較的長く楽しむことができます。宝厳院が建立されている嵐山・嵯峨野エリアでは紅葉ライトアップを行っている紅葉名所が少なく、宝厳院は貴重な存在になっています。嵐山の夜も楽しみましょう。
宝厳院紅葉ライトアップ
宝厳院は紅葉名所が数多くある嵐山・嵯峨野エリアにあることもあり、紅葉シーズンは本山である天龍寺(てんりゅうじ)と同様に混雑します。天龍寺も紅葉名所の為、一緒に紅葉狩りを楽しみましょう。
- 獅子吼の庭は室町時代に2度明(みん・中国)に渡った臨済宗の禅僧で、妙智院(みょうちいん)の住職・策彦周良禅師(さくげんしゅうりょうぜんじ)が作庭しました。獅子吼の庭は本坊・天龍寺の開山である夢窓国師(むそうこくし)・夢窓疎石(むそうそせき)が最晩年に作庭したと言われている天龍寺・曹源池庭園(そうげんちていえん)と同じく、「鯉が三段の滝を登って将に龍に化す様」という登竜門の故事に関係する「龍門瀑(りゅうもんばく)」の表現が引き継がれているそうです。ちなみに「獅子吼」はお釈迦様が説法する様子を獅子の吼える様子に例えたものです。獅子吼の庭には三尊石・獣石・碧岩・獅子岩・響岩・豊丸垣などが配されています。なお獅子吼の庭は1799年(寛政11年)に読本作者・秋里籬島(あきさとりとう)が刊行した「都林泉名勝図会(みやこりんせんめいしょうずえ)」に名庭として紹介されています。獅子吼の庭は宝厳院一の紅葉スポットで、インスタ映えスポットです。
- 嵐山は淀川水系の一級河川・桂川に架かる渡月橋の西、京都府京都市西京区にある標高約382メートルの山です。嵐山は国の史跡・国の名勝に指定されています。また嵐山は「日本さくら名所100選」・「日本の紅葉の名所100選」に選ばれています。嵐山は京都随一の紅葉名所です。
【宝厳院 歴史・簡単概要】
宝厳院は1461年(寛正2年)に室町幕府第2代管領・細川頼之が天龍寺開山である夢窓国師・夢窓疎石の三世の法孫・聖仲永光を開山として創建したのが起源と言われています。その後応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))の兵火によって焼失し、天正年間(1573年~1591年)に再興されました。明治時代の河川工事により、寺域が買い上げられ、天龍寺の塔頭・弘源寺内に移り、2002年(平成14年)には天龍寺方丈南側に移りました。宝厳院はかつて天龍寺の塔頭・妙智院の旧地で、妙智院の庭園は江戸時代に「都林泉名勝図会」に紹介された名園でした。なお天龍寺は1339年(延元4年・暦応2年)に室町幕府初代将軍・足利尊氏が後醍醐天皇を弔う為、夢窓国師・夢窓疎石を開山として創建しました。
*参考・・・宝厳院(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【宝厳院紅葉 備考】
京都紅葉名所・宝厳院(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報
★京都の紅葉名所では紅葉の見ごろに合わせ、ライトアップを行なっているところがあります。(下記リンク参照)
京都紅葉ライトアップ2025