宝厳院(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)紅葉名所
宝厳院
宝厳院(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。宝厳院がある場所は以前天龍寺の塔頭・妙智院があったが、大正時代に別荘になりました。その別荘は新本堂ができるまでの間、仮本堂として使われ、現在は建造物としての価値が認められて書院になっています。
【宝厳院 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市右京区嵯峨天竜寺芒ノ馬場町68
最寄り駅・バス停・・・嵐山天龍寺前(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から宝厳院は28系統(D3乗り場)
*四条河原町からは11系統
*四条烏丸からは11系統
*河原町丸太町からは93系統
路線・時刻表・運賃チェック
*JR嵯峨野線の場合、最寄り駅は嵯峨嵐山駅(徒歩約10分)
*嵐電(京福電鉄)嵐山線の場合、最寄り駅は嵐山駅(徒歩約5分)
【宝厳院 拝観時間・時間(要確認)】
通常非公開
春・秋の特別公開・・・9:00~17:00
【宝厳院 拝観料金・料金(要確認)】
通常非公開
春・秋の特別公開・・・大人・大学生・高校生500円、中学生・小学生300円
【宝厳院 歴史・簡単概要】
宝厳院(ほうごんいん)は1461年(寛正2年)に室町幕府第2代管領・細川頼之(ほそかわよりゆき)が天龍寺開山である夢窓国師(むそうこくし)・夢窓疎石(むそうそせき)の三世の法孫・聖仲永光(せいちゅうえいこう)を開山として創建したのが起源と言われています。その後応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))の兵火によって焼失し、天正年間(1573年~1591年)に再興されました。しかし明治時代の河川工事により、寺域が買い上げられ、天龍寺の塔頭・弘源寺(こうげんじ)内に移り、2002年(平成14年)には天龍寺方丈南側に移りました。宝厳院はかつて天龍寺の塔頭・妙智院(みょうちいん)の旧地で、妙智院の庭園は江戸時代に「都林泉名勝図会(みやこりんせんめいしょうずえ)」に紹介された名園でした。なお天龍寺(てんりゅうじ)は1339年(延元4年・暦応2年)に室町幕府初代将軍・足利尊氏が後醍醐天皇を弔う為、夢窓国師(むそうこくし)・夢窓疎石(むそうそせき)を開山として創建しました。天龍寺は当初元号から暦応資聖禅寺と称したが、その後足利尊氏が弟・直義(ただよし)が見たという大堰川から天に昇る金龍の夢から天龍資聖禅寺に改められました。
宝厳院は臨済宗天龍寺派・天龍寺の塔頭です。
*参考・・・宝厳院(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【宝厳院 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
宝厳院の見どころは借景回遊式山水庭園「獅子吼の庭」です。獅子の形をした獅子岩から破岩の松が生えています。なお宝厳院は紅葉の名所の為、秋に訪れてもいいかもしれません。
天龍寺見どころ(庭園・法堂など)
【宝厳院 行事・イベント(要確認)】
●紅葉ライトアップは例年紅葉が見ごろを迎える時期に行われています。嵐山の景観を匠に取り入れた借景回遊式山水庭園・獅子吼の庭などがライトアップされます。昼間と違って、夜間の静寂と艶やかな紅葉が幻想的な景観を醸し出すそうです。
宝厳院紅葉ライトアップ
【宝厳院 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●紅葉見ごろは例年11月中旬頃から11月下旬頃です。紅葉の名所である嵐山を借景にした借景回遊式山水庭園・獅子吼の庭(ししくのにわ)・玄関門などにイロハモミジ・ヤマモミジなどが植えられ、紅葉と岩や苔などの獅子吼の庭との光景が美しいと言われています。
宝厳院紅葉見ごろ
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2024(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【宝厳院 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-861-0091
【宝厳院 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
嵐山花灯路
*京都バスの場合、京都駅からは72系統、最寄りのバス停は京福嵐山駅前(徒歩約5分)
京都バス・アクセスダイヤ
【宝厳院 おすすめ散策ルート】
宝厳院からのおすすめ散策ルートは天龍寺・竹林の道(竹林の小径)・野宮神社・二尊院を経由し、化野野念仏寺に向かうルートです。40分ほど散策すれば嵯峨の自然を感じながら化野野念仏寺に行くことができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお宝厳院のすぐ南側には渡月橋・嵐山がある為、それらを散策するのもいいかもしれません。特に春や秋はおすすめです。