真如堂(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)紅葉名所
真如堂
真如堂(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。真如堂は紅葉が有名ですが、三井家の菩提寺としても有名です。境内には三井高利ら三井一族の墓石が並んでいます。なお真如堂は浄土宗の重要な仏教行事であるお十夜(10日間の昼夜をひとつの区切りとして行われる念仏会)は真如堂が発祥です。
【真如堂 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市左京区浄土寺真如町82
最寄り駅・バス停・・・真如堂前(徒歩約8分)、錦林車庫前(徒歩約8分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から真如堂は5系統(A1乗り場)
*四条河原町からは5系統、32系統、203系統
*四条烏丸からは5系統、203系統
*河原町丸太町からは204系統
路線・時刻表・運賃チェック
【真如堂 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~16:00 受付15:45終了
【真如堂 拝観料金・料金(要確認)】
大人500円、高校生300円、中学生200円、小学生無料
15名以上は1割引です。
【真如堂 歴史・簡単概要】
真如堂(しんにょどう)・真正極楽寺(しんしょうごくらくじ)は984年(永観2年)に比叡山の僧・戒算上人(かいさんしょうにん)が夢告により、比叡山・常行堂の本尊・阿弥陀如来(第3代天台座主の慈覚大師・円仁作)を第64代・円融天皇の女御で、第66代・一条天皇の生母である藤原詮子(東三条院)の女院離宮があった現在の場所に安置したのが起源と言われています。真如堂は一条天皇の勅願寺となり、不断念仏の道場として、浄土宗の開祖・法然上人(ほうねんしょうにん)や浄土真宗の開祖・親鸞聖人(しんらんしょうにん)などの念仏行者や民衆から信仰されました。特に女性から深く信仰されたそうです。その後応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))の兵火や度重なる火災によって焼失したり、足利将軍家や関白・豊臣秀吉の命によって度々移ったりしたが、1693年(元禄6年)に第113代・東山天皇の勅により、現在の場所に再建されました。
真如堂は天台宗の寺院です。
*参考・・・真如堂(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【真如堂 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
真如堂の見どころは紅葉です。紅葉の見頃は年によって多少前後するが、11月末~12月初旬が見頃です。また比叡山を借景にした枯山水の涅槃の庭も見どころです。なお真如堂は桜の名所でもあり、見どころです。
国宝・・・法華経 自巻第二至巻第七
重要文化財・・・本堂、紙本著色真如堂縁起・下巻、絹本著色普賢菩薩像、紙本著色真如堂縁、紙本墨画淡彩寒山拾得図、木造阿弥陀如来立像、慈円僧正消息
【真如堂 行事・イベント(要確認)】
●精霊送り灯ろう供養会は例年8月16日に行われています。六字名号「南無阿弥陀仏」と書かれた灯ろうが本堂前に「大」の字型に並べられて灯され、本堂で先祖の戒名などを読み上げる精霊送りの法要が行われます。
真如堂精霊送り灯ろう供養会
●引声阿弥陀経会は例年10月14日から16日まで行われます。引声阿弥陀経会ではお経に節を付けて長々と唱えます。慈覚大師・円仁が五台山で生身の文殊菩薩から極楽世界八功徳池の波の音に唱和する引声阿弥陀経を伝授されたことに由来します。
真如堂引声阿弥陀経会
●お十夜は例年11月5日から15日まで行われています。お十夜は阿弥陀如来の法恩に対する感謝の為の法要です。お十夜は5日の開闢法要に始まり、6日から14日までは夜に法要が行われ、15日は結願法要・閉帳法要が行われます。
真如堂十日十夜別時念仏会
【真如堂 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●桜見ごろは例年4月上旬頃です。春日局のお手植えとも言われる縦皮桜や染井吉野・山桜など約70本の桜の木が植えられ、縦皮桜・高さ約30メートルの三重塔横の枝垂桜・鐘楼の周りの八重桜などが美しいと言われています。
真如堂桜見ごろ
●紅葉見ごろは例年11月中旬頃です。参道の両側などにモミジ・イチョウなどが植えられ、紅葉と高さ約30メートルの三重塔・本堂などの光景が美しいと言われています。散りモミジも見どころです。
真如堂紅葉見ごろ
【真如堂 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-771-0915
【真如堂 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
【真如堂 おすすめ散策ルート】
真如堂からのおすすめ散策ルートは東側にある哲学の道を北に進み、銀閣寺(東山慈照寺)に向かうルートです。20分ほど哲学の道を散策すれば、世界遺産である銀閣寺まで行け、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお銀閣寺とは逆に哲学の道を南に進むと紅葉(もみじ)が有名な永観堂(禅林寺)や水路閣が有名な南禅寺があり、それらを散策するのもいいかもしれません。