退蔵院(アクセス・見どころ・・・)妙心寺
退蔵院
退蔵院(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。退蔵院の瓢鮎図(国宝)は室町幕府4代将軍・足利義持の命により、水墨画の祖と言われる相国寺僧・如拙(じょせつ)が描いたと確証がある数少ない作品のひとつです。なお宮本武蔵は退蔵院と縁があり、刀剣の鍔には瓢箪と鯰がデザインされています。
【退蔵院 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京都市右京区花園妙心寺町35
最寄り駅・バス停・・・妙心寺前(徒歩約5分)、妙心寺北門前(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*京都駅から退蔵院は26系統(D3乗り場)北
*四条烏丸からは26系統北、91系統前
*四条河原町からは10系統北
*河原町丸太町からは10系統北、93系統前
路線・時刻表・運賃チェック
*JR嵯峨野線の場合、最寄り駅は花園駅(徒歩約5分)
*嵐電(京福電鉄)北野線の場合、最寄り駅は妙心寺駅(徒歩約3分)
【退蔵院 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~17:00
年中無休
【退蔵院 拝観料金・料金(要確認)】
個人
大人・大学生・高校生500円、中学生・小人300円
団体(30名以上)
大人・大学生・高校生450円、中学生・小人270円
【退蔵院 歴史・簡単概要】
退蔵院(たいぞういん)は1404年(応永11年)に越前の豪族・波多野出雲守重通(はたのいずものかみしげみち)が妙心寺第3世・無因宗因(むいんそういん)を開山として千本通松原に創建したのが起源です。その後妙心寺4世・日峰宗舜(にっぽうそうしゅん)が妙心寺内の霊雲院の東に移したと言われているが、応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))の兵火によって妙心寺とともに焼失しました。1597年(慶長2年)に妙心寺34世で、中興の祖・亀年禅愉(きねんぜんゆ)が現在の場所に再建し、1602年(慶長7年)に現在の方丈が建立されと言われています。1966年(昭和41年)に庭園・余香苑(よこうえん)が作庭されました。なお退蔵には「価値あるものをしまっておく」という意味があり、陰徳を積み重ね、内に秘めながら布教することを示しているそうです。
退蔵院は臨済宗妙心寺派大本山・妙心寺の塔頭です。
*参考・・・退蔵院(アクセス・マップ・歴史・見どころ・・・)ホームページ
【退蔵院 見どころ・文化財(非公開の場合あり)】
退蔵院の見どころは国宝である紙本墨画淡彩瓢鮎図です。ただ紙本墨画淡彩瓢鮎図は京都国立博物館に寄託され、寺で見られるのは模写です。また狩野元信作庭と言われる枯山水の庭園も見どころです。なお退蔵院は桜や紅葉の名所の為、春や秋に訪れてもいいかもしれません。
国宝・・・紙本墨画淡彩瓢鮎図
重要文化財・・・本堂、花園天皇宸翰消息、後奈良天皇宸翰徽号勅書、後奈良天皇宸翰消息
妙心寺見どころ(法堂・仏殿など)
【退蔵院 行事・イベント(要確認)】
●観月茶会は例年9月頃に行われています。観月茶会では通常非公開の書院でのお茶席の後、秋の味覚を取り入れた特別な精進料理を堪能することができます。食事中には邦楽生演奏も予定されています。
退蔵院観月茶会
【退蔵院 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●桜見ごろは例年4月上旬頃です。八重紅枝垂桜が約10本植えられ、桜と池泉回遊式庭園である余香苑・枯山水庭園である陰陽の庭(陽の庭・陰の庭)などの光景が美しいと言われています。
退蔵院桜見ごろ
●紅葉見ごろは例年11月下旬頃から12月上旬頃です。池泉回遊式庭園・余香苑などにモミジ・ノムラモミジ・ドウダンツツジなどが植えられ、紅葉と余香苑などの光景が美しいと言われています。抹茶を味わいながら景色を楽しむことができます。
退蔵院紅葉見ごろ
*京都には多くの桜名所があり、その桜見ごろを下記リンクから確認できます。
京都桜見ごろ2025(清水寺・哲学の道・原谷苑・・・)
*京都には多くの紅葉名所があり、その紅葉見ごろを下記リンクから確認できます。
京都紅葉見ごろ2024(清水寺・東福寺・永観堂・・・)
【退蔵院 連絡先(現在確認中)】*電話は控えて下さい。迷惑になります。
電話番号・・・+81-75-463-2855
【退蔵院 備考(アクセス・御朱印・駐車場・・・)】
*京都バスの場合、三条京阪からは61系統、62系統、63系統、65系統、最寄りのバス停は妙心寺前(徒歩約3分)
京都バス・アクセスダイヤ
【退蔵院 おすすめ散策ルート】
退蔵院からのおすすめ散策ルートは「きぬかけの道」沿いにあり、いすれも世界遺産である仁和寺・龍安寺・金閣寺(鹿苑寺)を散策するルートです。1時間半ほど散策すれば、3か所の世界遺産を回ることができ、京都観光・旅行を楽しむことができます。なお退蔵院周辺には妙心寺だけでなく、養源院・玉鳳院・大心院・大雄院などもあり、それらを散策するのもいいかもしれない。