妙心寺見どころ-修学旅行・観光ポイントまとめ

妙心寺見どころ

妙心寺見どころ

妙心寺見どころを解説しています。修学旅行・観光に役立つ簡単まとめを提供。妙心寺で見逃せない法堂(重文)と雲龍図・仏殿(重文)・塔頭などを解説しています。妙心寺有数の見どころである法堂には雲龍図が描かれ、角度によって表情や動きが変化し、八方にらみの龍とも言われています。(妙心寺見どころ下記参照)

【妙心寺 歴史・簡単概要】
妙心寺(みょうしんじ)とは花園上皇(第95代・花園天皇(はなぞのてんのう)))の花園御所(離宮・萩原殿(はぎわらどの))があった場所です。妙心寺は南北朝時代の1335年(建武2年)に妙心寺開基・花園上皇が落飾して法皇になり、花園御所を禅寺に改めることを発願したのが起源です。ただ1337年(建武4年)に花園法皇の禅の師である大燈国師(だいとうこくし)・宗峰妙超(しゅうほうみょうちょう)が亡くなった為、1342年(興国3年)に宗峰妙超が推挙した高弟で、妙心寺開山・関山慧玄(かんざんえげん)が美濃から京に戻ってから開山になりました。1398年(応永5年)に室町幕府3代将軍・足利義満(あしかがよしみつ)の祈願所(きがんじょ)になったが、応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))の兵火で伽藍(がらん)の多くが焼失しました。
妙心寺歴史(起源・・・)

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【妙心寺-梵鐘・見どころ】
梵鐘(ぼんしょう)は国宝です。梵鐘は高さ約1.5メートルです。梵鐘には「戊戌年四月十三日壬寅収 筑前糠屋評造春米連広国鋳鐘」と刻まれ、明日香時代後期の698年(第42代・文武天皇2年)に鋳造されて紀年銘文(きねんめいぶん)のある梵鐘としては日本最古と言われています。梵鐘は九州・筑紫(つくし)で鋳造され、大宰府(だざいふ)・観世音寺(かんぜおんじ)の梵鐘と兄弟鐘とも言われています。
(梵鐘・ポイント)
●梵鐘はかつて江戸時代中期の1696年(元禄9年)に建立された鐘楼(旧重要文化財)に釣られていたが、1962年(昭和37年)の放火によって鐘楼が焼失し、現在は法堂(重要文化財)に移されています。
●梵鐘は音色が雅楽(ががく)の黄鐘調(おうじきちょう)に合う為、古来から黄鐘調の鐘として有名です。梵鐘は鎌倉時代末期から南北朝時代の随筆家・吉田兼好(よしだけんこう)の「徒然草(つれづれぐさ)・鎌倉時代後期」にも記されています。
梵鐘(歴史概略・特徴・・・)

【妙心寺-法堂・見どころ】 ★★★修学旅行
法堂(はっとう)は見逃せない重要文化財です。法堂は禅宗様(ぜんしゅうよう・唐様(からよう))です。法堂は中央に須弥壇(しゅみだん)があり、住職が法を説いたり、法要を行ったりします。法堂には鏡天井(かがみてんじょう)に江戸時代前期の絵師・狩野探幽(かのうたんゆう)が描いた雲龍図(うんりゅうず)があります。法堂は江戸時代前期の1656年(明暦2年)に建立されました。なお法堂は本瓦葺(ほんがわらぶき)の入母屋造(いりもやづくり)です。法堂は一重もこし(裳階)付きです。
(法堂・ポイント)
●法堂は桁行五間・梁間四間です。
●法堂は妙心寺山内の最大の建物です。ケヤキの柱は原木を四つ割にして丸く削られ、高さ約8メートル・周囲約2メートルあります。ケヤキは富士山山麓から海路で運ばれてきたとも言われています。
法堂(歴史概略・特徴・・・)

【妙心寺-雲龍図・見どころ】
雲龍図・八方にらみの龍は法堂の鏡天井にあります。雲龍図は見る角度により、表情や動きに変化が現れることから「八方にらみの龍」とも言われています。雲龍図は絵師・狩野探幽が55歳の時に8年の歳月を掛けて描いたと言われています。なお雲龍図は直径約12メートルあります。

【妙心寺-仏殿・見どころ】 ★★★修学旅行
仏殿は見逃せない重要文化財です。仏殿は正面に「祈祷(きとう)」と書かれた扁額(へんがく)が掲げられます。仏殿には須弥檀があり、その背後に祖師堂(そしどう)・土地堂(どちどう)・祠堂(しどう)があります。仏殿は江戸時代後期の1827年(文政10年)に再建されました。なお仏殿は本瓦葺の入母屋造です。仏殿は一重もこし(裳階)付きです。
(仏殿・ポイント)
●仏殿は桁行三間・梁間三間です。
●仏殿は須弥檀に妙心寺の本尊・釈迦如来(しゃかにょらい)像(拈華(ねんげ)の釈迦像)、脇侍(きょうじ)は摩訶迦葉(まかかしょう)・阿難尊者(あなんそんじゃ)を安置しています。
●仏殿は4本の大梁(はり)の内、仁和寺(にんなじ)から2本・宇治から1本・中国江州(こうしゅう)から1本が運ばれたとも言われています。

【妙心寺-大方丈・見どころ】 ★★★修学旅行
大方丈は重要文化財です。大方丈には北側3室・南側3室の6室があります。北側3室には江戸時代前期の絵師・狩野洞雲(かのうどうしゅん)、南側3室には絵師・狩野探幽(かのうたんゆう)が描いた障壁画(しょうへきが)があります。大方丈は江戸時代前期の1654年(承応3年)に建立されました。なお大方丈はこけら葺(こけらぶき)の入母屋造です。
(大方丈・ポイント)
●大方丈は桁行約29.5メートル・梁行約21.7メートルです。
●大方丈は石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)・奥の院から勧請された阿弥陀如来(あみだにょらい)・観音菩薩(かんのんぼさつ)・勢至菩薩(せいしぼさつ)を安置しています。

【妙心寺-小方丈・見どころ】
小方丈は重要文化財です。小方丈には江戸時代前期から中期の絵師・片山尚景(かたやまなおかげ)が描いたとも言われる水墨画(すいぼくが)の襖絵(ふすまえ)があります。小方丈は江戸時代前期の1603年(年慶長8年)に塔頭(たちゅう)・玉鳳院(ぎょくほういん)の御殿として建立され、1656年(明暦2年)に移されました。なお小方丈はこけら葺の入母屋造です。
(小方丈・ポイント)
●小方丈は桁行約15.9メートル・梁行約10メートルです。
●小方丈は麒麟閣(きりんかく)とも言われています。

【妙心寺-寝堂・見どころ】
寝堂(しんどう)は重要文化財です。寝堂は法堂と廊下で繋がり、法堂の控室になっています。寝堂はかつて住持(じゅうじ・住職)が接客に使ったそうです。寝堂は江戸時代前期の1656年(明暦2年)に建立されたと言われています。なお寝堂は本瓦葺の入母屋造です。
(寝堂・ポイント)
●寝堂は桁行三間・梁間三間です。
●寝堂は前方丈・礼(らい)の間とも言われています。

【妙心寺-経蔵・見どころ】
経蔵は重要文化財です。経蔵には内部に八角輪蔵(はっかくりんぞう)があります。八角輪蔵には一切経(いっさいきょう)6,527巻の経巻が納められています。経蔵は江戸時代前期の1673年(寛文13年)または1674年(延宝2年)に大坂・淀屋辰五郎(よどやたつごろう)の寄進によって建立されました。なお経蔵は本瓦葺の宝形造(ほうぎょうづくり)です。経蔵は一重もこし(裳階)付きです。
(経蔵・ポイント)
●経蔵は桁行一間・梁間一間です。
●経蔵は八角輪蔵の上に八天推輪の像が置かれています。
●八角輪蔵を回転させると経文を全て読誦した功徳を得られます。

【妙心寺-庫裏・見どころ】 ★★★修学旅行
庫裏(くり・庫裡)は重要文化財です。庫裏は本来台所です。庫裏は土間(どま)・大庫裏・小庫裏に分かれています。大庫裏には櫓煙出し(ろうけむりだし)があります。庫裏は白壁(しらかべ)に垂直・水平の木組みによる格子模様(こうしもよう)になっています。庫裏は江戸時代前期の1653年(承応2年)に建立されたとも言われています。なお庫裏はこけら葺の切妻造です。
(庫裏・ポイント)
●大庫裏は桁行約25.8メートル・梁行約18メートルです。
●大庫裏は韋駄天(いだてん)像を安置しています。

【妙心寺-玄関・見どころ】
玄関は重要文化財です。玄関は大方丈に繋がっています。玄関は江戸時代前期の1654年(承応3年)に建立されました。なお玄関は檜皮葺(ひわだぶき)の唐破風造(からはふづくり)です。
(玄関・ポイント)
●玄関は桁行五間・梁間一間です。

【妙心寺-浴室・見どころ】 ★修学旅行
浴室は見逃せない重要文化財です。浴室は蒸風呂と洗い場になっています。浴室はかつて安土桃山時代の1587年(天正15年)に明智光秀(あけちみつひで)の叔父・密宗和尚(みっそうおしょう)が明智光秀の追善菩提の為に建立したと言われています。浴室は江戸時代前期の1656年(明暦2年)に再建されました。なお浴室には江戸幕府3代将軍・徳川家光(とくがわいえみつ)の乳母・春日局(かすがのつぼね)が造った合図の鐘があったが、焼失しました。現在は信行寺(しんぎょうじ)の鐘楼を譲り受けて付けています。
(浴室・ポイント)
●浴室は桁行五間・梁間正面五間・背面三間です。
●浴室は明智風呂とも言われています。

【妙心寺-三門・見どころ】 ★★★修学旅行
三門(山門)は見逃せない重要文化財です。三門は五間三戸二階二重門(ごけんさんこにかいにじゅうもん)で、山廊(さんろう)付きです。三門は柱などに飛天(ひてん)・鳳凰(ほうおう)などが描かれています。三門は安土桃山時代の1599年(慶長4年)に建立されました。三門は京都では東福寺(とうふくじ)の三門・大徳寺(だいとくじ)の山門に次いで古い山門建築とも言われています。なお三門は本瓦葺の入母屋造です。
(三門・ポイント)
●三門は高さ約16メートルです。
●三門は上層に円通大士(えんずうだいし)坐像(観音菩薩(かんのんぼさつ))・十六羅漢(じゅうろくらかん)像を安置しています。
三門(歴史概略・特徴・・・)

【妙心寺-勅使門・見どころ】 ★修学旅行
勅使門は重要文化財です。勅使門は四脚門です。勅使門はかつての総門で、南大門・南四足門とも言われました。勅使門は現在妙心寺住持の入山などに限って使われます。勅使門は1610年(慶長15年)に建立されました。なお勅使門は檜皮葺の切妻造です。

【妙心寺-北門・見どころ】
北門(北総門)は重要文化財です。北門は薬医門です。北門の右手に潜り通用門があります。北門は1610年(慶長15年)に建立されました。北門は大工・宗知と吉次が建てたとも言われています。なお北門は本瓦葺の切妻造です。

【妙心寺-南門・見どころ】
南門は重要文化財です。南門は勅使門の東にあります。南門には右手に片開きの通用門があります。南門は1610年(慶長15年)に建立されました。なお南門は本瓦葺の切妻造です。

【妙心寺-開山堂・見どころ】 ★修学旅行
開山堂(微笑庵)は塔頭・玉鳳院(ぎょくほういん)の境内にあります。開山堂は山内で最も神聖な場所とされています。開山堂は常に常夜灯が灯され、常に常香盤でお香が焚かれているそうです。開山堂は1537年(天文6年)に東福寺から移されたと言われています。開山堂は妙心寺山内最古の建物と言われています。なお開山堂は本瓦葺の入母屋造です。
(開山堂・ポイント)
●開山堂には妙心寺開山である関山慧玄・無相大師の木造が安置されています。

【妙心寺-庭園・見どころ】 ★★★修学旅行
庭園は見逃せない国の名勝・史跡です。庭園は前庭・大方丈庭園・小方丈庭園に分かれています。前庭は勅使門と三門の間にある放生池(ほうじょうち)を中心とした庭園です。大方丈庭園は白砂のみで構成された庭園です。小方丈庭園は枯山水式庭園です。なお小方丈庭園には樹齢200年の馬酔木が植えられています。

【妙心寺-四派の松・見どころ】 ★修学旅行
四派の松は仏殿と三門の間にある4本の松です。四派の松は室町時代に妙心寺を運営した四派四本庵(しはしほんあん)を表しています。四派の松が表す四派四本庵には龍泉派(龍泉庵)・東海派(東海庵)・霊雲派(霊雲院)・聖澤派(聖澤院)があります。

【妙心寺-放生池・見どころ】 ★修学旅行
放生池(ほうじょうち)は三門と勅使門の間にあります。放生池はほぼ正方形の形をした池で、中央に石橋が架けられ、左右相対になっています。なお放生池は捕らえた魚などを殺さずに放す放生会(ほうじょうえ)を行う為の池です。

【妙心寺-山門懺法会・見どころ】
毎年6月18日に山門懺法会(さんもんざんほうえ)が行われています。山門懺法会では日頃知らず知らずの内に犯している自らの過ちを懺悔します。山門懺法会では山内の全僧侶が山門の楼上に集まって法要を行います。なお山門懺法会では普段非公開の山門内部が特別拝観できます。
妙心寺山門懺法会

【妙心寺-玉鳳院・見どころ】
玉鳳院(ぎょくほういん)は妙心寺山内最古の塔頭です。玉鳳院は1337年(建武4年)に妙心寺が創建されると1342年(興国3年)に妙心寺開基・花園法皇(第95代・花園天皇)が起居する禅宮御殿として建てられ、1348年(正平3年)の花園法皇の没後には塔所になりました。なお玉鳳院は発祥の地で、山内で最も神聖な場所とされ、玉鳳禅宮とも言われています。
塔頭・玉鳳院(アクセス・・・)

【妙心寺-龍安寺・見どころ】
龍安寺(りょうあんじ)は妙心寺の山外塔頭で、世界遺産です。塔頭(たっちゅう)は祖師や高僧の死後、その弟子が祖師・高僧を慕って寄り沿うように創建した小さな寺院です。なお龍安寺は1450年(宝徳2年)に細川勝元が徳大寺公有から山荘を譲り受け、妙心寺第5世・義天玄詔を開山、妙心寺第4世・日峰宗舜を勧請開山として創建しました。
山外塔頭・龍安寺(アクセス・・・)

【妙心寺-塔頭・見どころ】 ★修学旅行
妙心寺山内には龍泉庵(りゅうせんあん)・東海庵(とうかいあん)・霊雲院(れいうんいん)・聖澤院(しょうたくいん)など38の山内塔頭、妙心寺山外には龍安寺など10の山外塔頭を合わせた合計48もの塔頭があります。なお龍泉庵は1481年(文明13年)に妙心寺10世・景川宗隆が妙心寺9世・雪江宗深から土地を与えられ、小庵・龍泉庵を結んだのが起源です。

【妙心寺見どころ 備考(参考リンク)】
*参考・・・京都・妙心寺(アクセス・見どころ・・・)ホームページ

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