一休寺涅槃会2025/3/15(日程時間・・・)
一休寺涅槃会
一休寺涅槃会(日程・時間・・・)を紹介しています。涅槃会は例年3月15日に行われています。涅槃会では方丈にお釈迦様がインドのクシナガラで病に倒れ、沙羅双樹のもとで生涯を終える場面を描いた涅槃図が掲げられ、一般に公開されます。一休寺の涅槃図には南北朝時代・室町時代・江戸時代に制作された3幅の涅槃図が保存されています。(詳細下記参照)
【一休寺涅槃会2025 日程時間(要確認)】
一休寺涅槃会2025は2025年(令和7年)3月15日(土曜日)に行われます。(現在確認中・要注意)
*参考・・・一休寺ホームページ
【一休寺涅槃会 アクセス・マップ】
場所・・・京都府京田辺市薪里ノ内102
最寄り駅・バス停・・・一休寺(徒歩約3分)
アクセス路線は次の通りです。(最終更新2014年末・変更の場合あり)
*近鉄京都線・新田辺駅から京阪バス・66系統(4番乗り場)
*京都駅・八条口からダイレクトエクスプレス直Q京都号の場合、一休寺(徒歩すぐ)
路線・時刻表・運賃チェック
【一休寺涅槃会 歴史・簡単概要】
一休寺涅槃会(ねはんえ)は仏教の開祖・お釈迦様(おしゃかさま)の遺徳追慕と報恩の為に行われる法要です。涅槃には最高の悟りという意味があり、お釈迦様の肉体が滅んでも、残した教えは人類救済の最高の真理として、永遠不滅であることを表しているそうです。なお涅槃会は例年3月15日に行われています。
涅槃会では方丈にお釈迦様がインドのクシナガラ(クシナーラ)で病に倒れ、沙羅双樹(さらそうじゅ)のもとで生涯を終える場面を描いた涅槃図(ねはんず)が掲げられ、一般に公開されます。一休寺の涅槃図には南北朝時代・室町時代・江戸時代に制作された3幅の涅槃図が保存されています。2幅の涅槃図は京都府登録有形文化財に指定されています。
涅槃会ではお釈迦様が娑羅双樹の下で、頭を北にして西を向き、右脇を下にした姿で横たわり、十大弟子から獣畜・虫類までが嘆き悲しむ様子を描いた涅槃図が掲げられます。涅槃会はお釈迦様が入滅した日が陰暦の2月15日とされ、新暦の2月15日または3月15日を中心に行われています。涅槃会はお釈迦様が生まれたことを祝う灌仏会・お釈迦様が悟りを開いたこと喜ぶ成道会とともに釈迦の三大法会と言われています。
お釈迦様(ゴータマ・シッダッタ)は約2,500年前の旧暦の4月8日、インド国境に近いネパールのルンビニーの花園で、シャカ族の国王・浄飯王(シュッドーダナ)と摩耶夫人(マーヤー)との間に生まれました。29歳で出家し、35歳の旧暦の12月8日の夜明け前、明星出現と同時にブッダガヤの菩提樹の下で、悪魔の誘惑に負けずに悟りを開きました。その後約45年間に渡り、インド各地を回って教えを説き、クシナーラで亡くなりました。お釈迦様の遺骸は火葬され、遺骨は各地の舎利塔(仏塔)に分けて祀られたそうです。
方丈は江戸時代前期の1650年(慶安3年)に加賀藩第2代藩主・前田利常が再建しました。前田利常は1615年(元和元年)の大阪夏の陣で大阪に向かう際に一休寺に参詣し、一休さんへの崇敬の念を起こすとともに荒廃した一休寺を嘆いて再興に乗り出したと言われています。
【一休寺・酬恩庵 歴史・簡単概要】
一休寺(いっきゅうじ)・酬恩庵(しゅうおんあん)は正応年間(1288年~1293年)に臨済宗の高僧である大応国師(だいおうこくし)・南浦紹明(なんぽしょうみょう)が宋(中国)の禅僧・虚堂智愚(きどうちぐ)に禅を学び、帰国後に禅の道場として妙勝寺(みょうしょうじ)を創建したのが起源と言われています。その後鎌倉幕府の倒幕運動である1331年(元弘元年)の元弘の乱(げんこうのらん)によって焼失して荒廃し、康正年間(1455年~1456年)に一休さん(一休宗純(いっきゅうそうじゅん))が宗祖の遺風を慕って堂宇を再建し、師恩に報いる意味で酬恩庵と命名しました。一休さんは81歳で臨済宗(りんざいしゅう)大徳寺派大本山・大徳寺(だいとくじ)の住職となったが、その時も一休寺から通い、1481年(文明13年)11月21日に88歳で亡くなり、遺骨は一休寺に葬られました。酬恩庵は一休さんが晩年を過ごされたことから一休寺と言われるようになりました。1650年(慶安3年)に加賀前田家3代で、加賀藩第2代藩主・前田利常(まえだとしつね)が伽藍を再建し、絵師・狩野探幽(かのうたんゆう)が障壁画43面を描きました。なお一休寺は本尊・釈迦如来(しゃかにょらい)を安置しています。
*参考・・・酬恩庵・一休寺(アクセス・歴史・・・)
【一休寺涅槃会 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
一休寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)情報